No.2
- 回答日時:
takaさんの意見でおおよそ正しいと思います。
効果がずっと続く農薬ができた場合のことですが、Takaさんの意見のとおり
人体への影響も考えられます。なぜなら、病害虫を根絶する薬剤が人体に影響を及ぼさないとは限らないからです。(農薬は他の生物に対しても影響を及ぼしているためです例 魚毒性、ほ乳類に対するLD値等)
他に考えられるのは例えば薬剤の成分が植物体に吸収されない農薬(例 忌避剤やフェロモン剤)の場合、人体に対して効果はあまり考えなくて良いのですが、生物の食物連鎖を破壊してしまう可能性が考えられます。
また経済的な影響としては、そのような農薬をメーカーとしては開発しないからです。なぜなら1回販売してしまえば2度販売できないからです。そのような薬剤を販売した場合、将来的に農薬メーカーはつぶれてしまうでしょう。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
長年、無農薬・有機野菜栽培をしています。
aikosさんのレポート作成の参考になるかどうかはわかりませんが、実践家としてaikosさんの問題を考えてみました。まず、最近の市場やユーザーの需要の傾向が野菜のみならず米までが無農薬(低農薬)・有機栽培に完全に移ってしまっていることです。インターネットで無農薬・有機栽培を検索したら一万数千件の通信販売のホームページが検出されるほどです。近代農業では、化成肥料や農薬は農機具とともに欠かす事のできぬものであったはずですが、世の中の健康志向、良品志向の傾向によって農薬はいつのまにか農業において日陰者のような存在になりつつあります。農薬の使用はやむをえないとしても、収穫時には完全に農薬の影響がなくなっていることが最低要求されています。農薬の効果がずっと継続している田畑で作られた米や野菜は正直に公表すれば誰も買わないでしょう。たとえそれが国が認めた許容範囲内のものであっても、農業経営上、大変重要なものであっても、、aikosさんの設問の技術は世の中にはでまわらないのではないでしょうか。
それともう一つ、環境問題も関係があると思います。私のところは農村地帯ですが、あちこちの農業用水路では水は美しく澄んでいるのですが、魚の影も見受けられません。なにか大変大切なものを失ったような気持ちになります。昔、私がaikosさんの年齢の頃は(浦島太郎の時代?)水田の小川でもフナやドジョウ、エビガ二などがいっぱいいたのを覚えています。少なくともこのあたりでは、ドジョウやエビガ二は絶滅したようです。勿論、工場廃水や家庭排水などの影響も大いに考えられ、農薬だけが犯人と言うわけではありません。しかし、近年行われている農薬の一斉空中散布などをみているといつまでこんな事をしているのかと考えてしまいます。以上のことを考えますと近代農業にとって農薬の効用は、効果の永続性よろもむしろ一過性で後に残らなくて効果が強い農薬の方が望ましく、市場や社会的事情にも合致しているとaikosさんとは全く逆の結論になってしまいました。なお、技術的には解決されているのに社会的には認知されないというものは、結構あるように思います。新聞のファクシミリもそのひとつでしょう。(新聞販売店による宅配制度の存在)実践家のたわごとが学生さんのお役に立ちますかどうかは自信がありません。
No.4
- 回答日時:
BHC(?最近使わないので忘却)・水銀系農薬・砒素系農薬の登録廃止の内容を調べれば良いでしょう。
沈黙の春なんて.小説を読んでも良いかも。
No.5
- 回答日時:
こんばんは
皆さんのご指摘の通り、効果が長続きすると言うことは、そのために生息できなくなる害虫や微生物がずーと生育出来なくなることで、ひいては人類にも少なからず影響を与えるからと言う事です。すなわち、環境に対する影響が大きと言うことです。安定なことは以前は材料に求められる最大の要素でしたが、反面、廃棄されたプラスチックがいつまでも分解されず、レジンペレットとして海洋をさまよい、魚介類や鳥類へ影響を与えたりします。現在生分解性プラスチックが研究されており、分解されることが求められています。回答的にはそのようなことでしょうね。
農薬は目の敵にされていますが、農薬は農業生産物に対する薬です。我々が風邪を引いたときに風邪薬を飲むのと同じ様なものです。
問題は、健康管理もせずにすぐに薬に頼ろうとする心構え。(反省)
農家の高齢化や農産物の自由化による競争の激化、ひいては生産額だけで過度の連作、もともと農薬漬けにしないと育たない原種とは大きくかけ離れてしまった果樹栽培が背景にあると思います。
No.6
- 回答日時:
率直に言うと、手間がかかるから、速効性がないからです。
効果がずっと続く農薬としては、生物農薬があげられます。
1、害虫の天敵を用いる。
害虫にも、天敵はいます。それを畑に導入することで天敵を倒してくれるというわけです。
導入した天敵は子孫を生んで次々と続いていくので効果が長続きします。
しかし、その土地に本来はいなかった昆虫を持ち込むわけですから生態学的にはバランスの崩れが生じかねなくて危険です。
この危険性については、まだはっきりとした答えが出ていないため使用に戸惑いが生じるのは無理もありません。
2、害虫の病原菌を用いる。
幼虫(いも虫)の時期に感染して、その虫を殺してしまう菌がいます。菌の種類によっては、虫の皮膚を溶かしてドロドロにしてしまうので身体の中で増殖して次に感染していくものもいます。
どちらも、被害が出てから農場に散布(?)するとそれから、害虫を倒したり、感染したりと時間がいくらかかかってしまします。その間に、作物は被害をうけてしまうわけです。
従来より使用されている化学農薬は、害虫の代謝系とか呼吸器系とかに障害を及ぼすので速効性があります。これに慣れている農家の人々としては、のんきに待っていられないと思ったりするわけで・・・。
後々の事を考えるとどちらが良いかは明らかなんですけどね。
こんな感じでいかがでしょうか?
他にも、いろいろあると思います。
レポートがんばってくださいね。
No.7
- 回答日時:
「ずっと」というのが「永続的」ということであるなら、「生物農薬」(ウィルスもふくめ)は該当すると思います。
ただし、化学薬品であるなら、「効果がある」というのは「化学変化によって動植物を殺す」ということだから、そのあいだに確実に成分としたら減っていくはずですね。(環境を汚染する、ということは環境中に出て行っている、ということになります)
それなら「ずっと」とはいえなくなる。
昔、しろあり駆除剤として使われたクロルデンというやつは、10年持つ(もっと残留するけど効果を維持できるレベルで)、といわれましたが、これは屋内の雨風直射日光にさらされない環境です。畑とはわけが違う。
「その技術があるにもかかわらず」というのは本当なのか?という疑問があります。
・・と考えると、本当にあるかどうかはともかくとして、
「そんなものを売ったら農薬メーカーがつぶれる」という答えを期待しているんじゃないか、と思います。
(フィラメントが切れない電球、というのが売り出されないみたいなもの)
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