dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

タイトルにも書かせて頂いたのですが
蘇我馬子氏の冠位が判りません。
冠位十二階の どの位でしょうか?

ご存知の方 お願い致します。

A 回答 (4件)

皆さんの回答通りです。

    直木孝次郎著の「日本の歴史」より引用した、下記の一文をお読みください。
 天皇や皇族は別として、馬子のほかに冠位の制から超越していた者がどれだけあったか明らかではないが、少なくとも馬子は冠位を持っていない。 ということは、馬子は冠位をもらう側ではなく授ける側であったことを暗示するようである。 
 ただし馬子すなわち大臣(おおきみ)が冠の側からまったく無縁であったかというと、そうでもない。 643年に馬子の子蝦夷がかってに紫冠を子の入鹿に授けて大臣の位をゆずったことが「書紀」にみえ、大臣が紫冠をいただいていたことがわかる。そしてこの冠は十二階冠位の前からあり、大臣の地位にあるものが、これをかぶることを天皇によって認められていたのであろう。 大連(おおむらじ)にもたぶん特定の冠があり、大臣.大連以下の官人には定まった冠の制度がなかったので、推古朝にいたって十二の冠位がつくられたのであろう。 
    • good
    • 3
この回答へのお礼

こんばんは ご回答ありがとうございます。
大変判りやすい文を引用して頂き 感謝致します。
こちらの説明は本当に判りやすいです!
やっと納得する事ができました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/07 22:24

蘇我馬子は大臣(おおおみ)という位があったので、こちらの方が冠位十二階より上だったのでは?

    • good
    • 2
この回答へのお礼

こんばんは ご回答ありがとうございます。
成る程・・・様々な見方があるのですね。
大変奥深くて 軽い気持ちで質問してしまった自分が恥ずかしいです(汗)
moritan2さんのおっしゃる“大臣”の事も調べてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/07 22:21

 冠位十二階の最高位の大徳でも、律令制では正四位上・正四位下に過ぎません。

即ち、律令制の位階の第7位以下なのです(上に正・従一位、正・従二位、正・従三位がある)。律令制では、太政大臣が一位、左右大臣が二位、大納言が正三位、大宰帥が従三位です。これで、蘇我馬子が冠位をもらっていない理由が分かるでしょう。
 冠位十二階で序列できたのは、中級以下の豪族であって、上級の者を冠位で序列するには至らなかったのです。

 なお「蘇我馬子氏」という表現は変です。当時の「氏」とは、先祖を同じくする(とされている)一族の呼称で、天皇(大王)からそれが認められたものを
いい、「蘇我」が「氏」の名称に当たります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは ご回答ありがとうございます。
大変詳しく説明して頂き、知識の無い私でも理解することができました(^^)

蘇我馬子さんに“氏”をつけたのは
私が普段から使っている癖のようなもので
そこまで深い意味はありません。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/07 22:19

聖徳大使らと同様に、冠位を授与する立場にあり、自らは


冠位を受けていないようです。

参考URL:http://asuka.paslog.jp/article/98716.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こんばんは 大変お早いご回答をありがとうございます!
冠位を受けていらっしゃらないとは・・・
納得いたしました。
参考アドレスも拝見させて頂きました(^^)
ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/07 22:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!