平安時代の後宮について
先日、映画「千年の恋」を観に行ったときにあった場面で気になった部分があったのですが・・・。
帝が後宮の女性を選ぶ場面なんですが、廊下に面して御簾がかかったたくさんの小部屋のようなものが並んでいて、それぞれの小部屋に女性が廊下を向いて座り、その前を帝が通りながら品定め(?)する、というものでした。
今まで私は、帝が女性を選ぶ時は、それぞれの女性が暮らす局に足を運ぶ、というイメージを持っていたのですが、実際はどうだったのでしょう?
(何となく映画の場面を見た時は「遊郭」のようなイメージを持ってしまったのですが・・・。)
歴史に詳しい方、教えてください。
よろしくお願いいたします。
回答(1件)
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No.1ベストアンサー20pt
源氏物語やその他の平安時代の物語を読むと、帝が後宮の女性と過ごす場合、その女性が帝のいる場所へ行くように表現されていますね。
つまり、清涼殿など帝のいる内裏の中の一つの殿舎へ、お付きの女房達に姿を隠してもらいながら、殿舎から殿舎へと女性が移動して行くわけです。
ただ、よほどお気に入りの女御やその他の位の女性がいた場合は、その女性のいる局に帝自身がお渡りになる場合もあったようです。
あの映画は私も見ましたが、多分、後宮の女性を選ぶ帝を表現し、見る人に分かりやすいよう設定されたシーンだったのではないかと思います。
でもそれを言い出したら、朧月夜の君と源氏の君の逢瀬のシーンなんてとんでもないですよ。
現実の平安時代の様式では、身分ある女性は一人で外へは出ないし、まして男性と直接口を聞くなんてことはありません。
夜ひそかに会うにしても、女房が局に手引きして男性を引き入れ、女性自身は部屋で待つようになっていたはずです。
やっぱり映画は映画でしかないということでしょう。
時代考証がめちゃくちゃですからね(^^)。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
なるほど、普段は女性の方が帝のところへ行っていたのですね。
今までは「帝がお渡りになる」という部分しか知らなかったので、大変勉強になりました。
やはり映画は映画ですね・・・(特にあの映画は?かもしれませんが…)
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