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患者さんに『この薬は抗ヒスタミン薬ですか?抗アレルギー薬ですか?』と、質問されたんですが、本を見てみると両方ともに書いてある薬があったり、片方にしか書いてない薬があったりと、明確な見分け方がわかりません。どなたか詳しく教えてもらいたいんですが・・・。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

masapion さん こんにちは



●抗ヒスタミン薬:ヒスタミン受容体をブロックする薬、ヒスタミンのみに特化している。

●抗アレルギー薬:この手の薬の総称です。抗ヒスタミン薬も抗アレルギー剤の一つです。そのほかヒスタミンのみならず、ロイコトリエン他の受容体拮抗薬もそうでしょうし、ケミカルメディエーター遊離抑制薬もそうでしょうし、トロンボキサンA2阻害薬もそうでしょう。

このように答えられては如何でしょうか?

「抗アレルギー薬は、アレルギー症状を緩和する薬剤の総称で、その中の一つが抗ヒスタミン薬です」←厳密に言えば違いますけどね。

それでは by クアアイナ

この回答への補足

ごめんなさい。説明が足りなかったですね。例を挙げると、セレスタミンやペリアクチンなどは抗ヒスタミン薬に分類されるんですが、抗アレルギー薬の所には書かれてないんです。対して、ニポラジン・アレグラ・ジルテック・ザジテンなどは抗ヒスタミン薬の所にも抗アレルギー薬のところにも書かれているんです。それで、何か分類のしかたがあるのかと思って投稿させてもらったんですが・・・。回答よろしくお願いします。

補足日時:2002/02/15 15:03
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masapion さん 再びこんにちは



通常、第一世代抗ヒスタミン薬(ポララミン、ペリアクチンなど)と第二世代抗ヒスタミン薬(ザジデン、アゼプチン、セルテクト、アレロック、エバステル、ジルテックなど)ありますが、厳密に言うと、この二世代の抗ヒスタミン薬は通常抗アレルギー薬と呼ばれます。

厳密に言うと抗ヒスタミン薬はこの第一世代、第二世代両方を指します。この第二世代中、抗ヒスタミン作用を有する薬剤(ザジテン、アレグラ、ジルテックなど)は抗アレルギー薬でもあり、抗ヒスタミン薬ですので両方に記載されているのでしょう。

ちなみに、リザベン、アレギサール、タザレストなどの抗ヒスタミン作用を有しない薬剤は抗ヒスタミンの分類に入っていないのでは?

それでは by クアアイナ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。第二世代の抗ヒスタミン薬は、抗アレルギー薬とも言われるんですね。勉強になりました。

お礼日時:2002/02/15 16:26

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