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8年ほど前に離婚した父親が過去に銀行から借りた借金660万を支払わず先日自己破産したようで、
その借金が整理回収機構に渡り、連帯保証人となっていた母親に通告の手紙が届きました。
この借金は父と母がまだ離婚する前にやっていた事業を行う際に借りたもので、父が「事業で得た利益で
返却する」と話していたため母親はすでに返金済みだと思っていたようです。
(銀行へ返却するためのお金はどうやら父が使い込んでいたようです)
ちなみに父が支払いを滞りだしたのが6年前で、こちらへこの件で連絡が入ったのは今回が初めてです。
そのため寝耳に水の状態で母も私も大変混乱しております。

整理回収機構へ連絡を取って話を聞いたところ、父がお金を返したのは最初の数ヶ月分のみで
あとは一切返却していないとのことです。
こちらのサイトで色々と調べて、民事再生手続きを取ることができないかと弁護士の方に相談したのですが、
整理回収機構が相手の場合、民事再生手続きは適用されないと言われてしまいました。
また、通告書に「期限の利益の喪失」と書かれているので一括返金を求められる可能性もあると言われました。
そうなった場合、とても私と母では支払えませんので、抵当になっている自宅を競売にかけられるかもしれないとのことです。
ちなみに自宅のローンはまだ半分ほど残っています。

そこでみなさまにご相談なのですが、

・本当に整理回収機構からの催促の場合、民事再生手続きは使えないのでしょうか?

・一括返金を求められた場合、長期の支払いなどを交渉する余地はありますでしょうか?
(母はパートをしており、私も働いておりますので長い目で見れば返却できると思います)

・上記のほかになにか良い対応策がございましたらぜひご教授ください

以上、長文で大変申し訳ございませんが、本当に困ってますのでお力を貸してください!

A 回答 (6件)

交渉事なので、後は状況と先方対応を見ながらということになりますが、一般的な留意点だけ書いておきます。

但し、全体状況が分かりかねますので、あくまでも参考意見として受取って下さい。

1.6/1の時点では結論を出さず、申し出事項を持ち帰って1週間程度の検討期間は取るべきでしょう。
2.連帯保証人は母親だけなので、質問者の負担を含めて返済しようとしている点はこちら側で留めておく方が良さそう。
3.(失礼な言い方ですが)先方担当者としては、7百万円程度の債権額というのは事務処理の感覚です。
4.なので、「誠意を見せる」という感覚よりは、「母親の収入 ―住宅ローン返済 -ギリギリの生活費」=返済可能額、という説明の方が先方が納得しそうです。(質問者の収入を最初から言う必要は無いと考えます)
5.特に融資した時点ではなく、債権譲渡で買い取った時点が先方担当者の債権管理のスタート時点なので、自社ルールに収まれば手間をかけずにそれで決着したい筈です。
6.「自社ルール」については良く分かりませんが、何とか生活している保証人から家屋敷を奪い取って回収にあてる、という発想にはなり難いと考えられそうです。
7.金利面については、回収機構のままでも「分割返済+一般金利」になるのであれば、敢えて銀行ローンに切り替える必然性は無い、とも考えられます。

この回答への補足

本日母親が聞いてきました。
最初は一括返済を要求されたようですが、こちらに必ず支払う意思がある旨といままで放置していた期間があればなにかしらの手を打てた旨、そして自宅が無くなった場合、今後の生活がかなり困難になる旨を正直に伝えました。
その結果、母親の支払能力には期待してないようで、
・10万×5年間での完済
・最低5万(約10年?)の返済計画
のどちらかが最低条件だと言われたようです。
なぜ二通りの選択肢があるのか良く分かりませんが月10万なんてとても無理なので後者を前提に明日電話をしてみます。
余裕を見て月4万程度が理想なのですがそれでは完済までに15年(42歳!)もかかってしまいますので、最終的には月5万でお願いすることになりそうです。

新規質問を立てましたので、宜しければそちらをご覧頂き、ぜひご意見の程、お願いいたします。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2189769

補足日時:2006/06/01 22:37
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この回答へのお礼

細かなアドバイス本当に助かります。
頂いた内容を参考に本日、別の弁護士さんに母が相談致しました。
それによると、
・家屋+土地(ここが重要)の評価額が回収額をはるかに上回ると判断された場合、抵当権に関係なく売却の
勧告を出される可能性が高い。が、今回のケースを見る限りでは整理機構も10年も保証人に連絡をしなかった
という落ち度があるし、土地自体の価値も急いでどうこうしなければならないような値段ではないと思われる。
・また、交渉に関しては、まずはこちらの財政の現状を正直に伝え、可能な額を必ず毎月支払うので長期的に
見て欲しいと頼んでみた方がよい。
・その際、10年間放置されていたためについた利息はカットしてもらうよう話すべきである。
・民事再生は母親の収入から考えるに交渉が難しい。
・現段階では弁護士が介入すると余計に交渉がこじれる恐れがあるのでまずは直面談で内容を把握すること。
とのアドバイスを貰いました。
ほとんどがmahopieさんに教えて頂いた内容でしたので話を整理しやすく大変助かりました。
明日の午後、母親が回収機構に行きますので、その結果をまた新たな質問という形でご相談させて下さい。
それまでポイント発行に関してはお待ち頂けましたら幸いです。

お礼日時:2006/05/31 23:42

1.時効の件は、一応相手方もプロですので債権譲渡の時点それなりの対応がされている筈なので大きな期待はしない方が良いですが、専門家を交えて請求根拠を確認する事はした方が良い、というトーンで受取って下さい。



2.銀行側への相談については、通常ローン規定だと返済比率の所で制約がでそうです。やるだけやって見る価値が有るのか、それとも現在のローン取引に影響が出るかですが、第一順位の担保で返済がされている状況なら銀行側が追加ローンはNOでも、既存ローンを何とかしろ(今までの条件以上に返済しろ)ということにはならないと考えますが、ローン取扱後の名義移転の点を含めてこの場では断定的な判断はできません。

3.整理回収機構との交渉では、金利の扱いを含めて交渉して下さい。実際の例では、「今後○年間に渡り元本だけを毎月××支払う。何時までの間返済が履行されれば、金利及び残債務を機構側が放棄する。」という内容で弁済契約を交わした例もあります。機構側にも案件毎に回収期待値があり、そこまでの回収できれば管理終了、という考え方をすることもありますので、「できる事はするがこの水準以上はできない」、というラインをぶつけることになりそうです。
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この回答へのお礼

たびたびのご回答本当にありがとうございます。
6月1日に母が整理回収機構に伺うことになりました。

アドバイス通り時効の件は確認程度で留めておきます。
銀行への相談も一度弁護士さんに相談してみます。
母親に確認したところ1800万のスタート時から現在の900万まで過去に返済の滞りは一度も無いようですので可能性のひとつとして確認してみたいと思います。
ちなみに現在は父との離婚の際に銀行に相談して月10万から月5万の分割に変更してもらっています。

交渉の件もアドバイスありがとうございます。
父が支払わなくなった年から現在までの期間も利息(延滞金?)がかかっているようなのでそこもあわせて聞いてみたいと思います。
(その間にこちらに一度でも連絡があればなにかしらのアクションを起こせた可能性もありますので)

今日も色々計算してみたのですが、月5万の10年払いならなんとか生活に無理が出ないレベルで返済ができそうです。
これを正直に相手方に話してなんとか了承してもらえればと考えているのですが、このラインは期限の喪失まで陥った600万強の債務に対する交渉としては誠意が足りないでしょうか?

お礼日時:2006/05/30 20:25

1.消滅時効の件は、銀行から回収機構への債権譲渡の時点で、通常実務では債務者である父親と回収機構側の担当者が面談して何らかの債務承諾書を取っているのと債務者破産時の債権届けでの中断の両面で、大きな期待をかけるのは無理かと考えます。

時効の当否判断の仕方は相手に対して、請求の根拠となる全資料のコピーを要求した上で客観的な視点で判断した上で時効の主張することになりそうです。(ワンチャンスなので弁護士を交えて慎重に)

2.個人民事再生で債権者の属性が問題になるのは考えにくいのですが、当初の借入銀行が自宅への担保付で債権譲渡をしている場合には、当然民事再生が認められません。(住宅ローン以外の担保設定は民事再生不可理由です)現時点での自宅名義は母親でローンも母親、ローン担保の後順位で父親の借入の担保がある状況でしょうか? パートの母親で住宅ローンというのも若干の疑問点ではあります。

3.整理回収機構側は、時限立法的な組織ですのでより短期での回収決着を求める傾向がります。無担保債権であれば極めて僅少な譲渡価格で譲渡されているので「債権譲渡額+負担経費」を超える金額の一括返済があれば即決することもあります。有担保借入の場合は、「土地評価―先順位債権金額」が譲渡額の根拠になりますので、不動産担保処分で期待できる回収額よりも、分割返済で期待できる回収値が大きいことが、回収機構側の待つ理由のなります。期間が5~10年なら分割返済を認めても、こちら側が示せる分割期間が10年を越えるのなら、物件売却(任意売却・競売)で一括返済を求める可能性が高いと考えます。

この回答への補足

それと、母は住宅ローンの借入をしている銀行にお願いして、父の借金分を追加融資してもらい債務を銀行に
一本化できれば一番助かると考えているようなのですが、そのような相談は可能でしょうか?
もしくは銀行に別の債務の話はしない方がいいのでしょうか?
この件も非常に悩んでおりますのでアドバイスの程、お願い致します。
私と母の考えは共通で、支払える限りお金は返したいし、なんとしても家は守りたいです。

補足日時:2006/05/30 13:40
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この回答へのお礼

具体的なご回答ありがとうございます。

1.に関しましては期待せずに、返済を前提に話を進めるように致します。

2.についてですが、当該借入の担保も自宅になっていますので、そういった意味で民事再生ができないと言われたんですね。
自宅名義は母親でローンも母親、住宅ローンの次に父親の借入の抵当権が設定されています
(住宅ローンを組んだ時は父親との共同名義でした)。
住宅ローンは現在、私の給料を含めて返済しております。

3.の件、大変参考になりました。
一応、相手方が分割を認めてくれるのであれば毎月払いの10年計画で支払いする考えを持っております。
月6万程度の返済となりますので、住宅ローン(月5万)を含めると現在の私と母の給料ではちょっと
厳しいですが、もしそれが叶うのなら現在の仕事の他に
アルバイトをして支払おうと思っています。
(会社の規則には反しますが、特例で認めてもらっている人もいるようなので)
ちなみに現在の住宅ローンの残債は約900万(あと半分)です。

お礼日時:2006/05/30 13:39

時効の開始日は、


1.平成12年3月
2.平成17年4月
のいずれかです。
破産した時点で債権者リストに載せていると、債務の追認が認められる可能性があり、平成17年4月時点で時効期間が経過していたとしても時効の中断が成立する可能性があります。
債務整理や破産に強い弁護士でなければわからないと思いますので、専門家に相談してください。
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この回答へのお礼

たびたびのご返答ありがとうございます。
回収機構もプロですので教えて頂いた内容からすると平成17年で時効中断されているような気がしますが一度弁護士の方に聞いてみます。

もうひとつ教えていただきたいのですが、このような内容(時効の適応について)は回収機構に直接聞くのは当然よくないですよね?

お礼日時:2006/05/29 21:44

お母様が給与所得者でしたら、給与所得者等再生の手続きが可能


かもしれませんので、債務整理が専門の弁護士にセカンドオピニ
オンを求められることをお薦めします。

参考URL:http://ichigo-law.com/html6/saimuseiriindex.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

民事再生の件、弁護士さんに相談してみます。
URLの内容も勉強させていただきます。
先祖代々の土地と両親が苦労して建てた家なのでなんとか守りたいんです。

お礼日時:2006/05/29 20:34

取りあえず、消滅時効の可能性を調べて下さい。


時効は5年で成立(消滅時効の援用をすれば)しますので、質問に書かれていることが事実なら、時効期間が経過していると思われます。
時効が成立しない条件は、以下の通りです。

1.裁判により判決を受ける。
2.支払をする。
3.借用書を書きなおす。
4.債務を認める文書の作成。

以上のことを父親に聞いて、弁護士に相談してください。
また、民事再生は可能だと思います。
弁護士を変えれば違った対応になると思いますので、民事再生に強い弁護士を探してください。

この回答への補足

いま時事系列を確認してきました。

返済が滞ったのが平成12年3月
債権譲渡されたのが平成13年11月
父親が自己破産を申請したのが平成17年4月
と、通告書には書かれておりました。

この場合、時効の開始日は13年11月になるのでしょうか?

補足日時:2006/05/29 20:44
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
民事再生、可能なんですね。
とりあえずホッしました。

父親は自己破産後姿をくらましており、現在捜索中なのですが、父親の友人などに聞いても居場所を教えてくれず困り果てております。
実は父親の自己破産も上記の通達書で初めて知りました。

消滅時効、適応されれば非常にうれしいのですが、なにぶん父親と連絡が取れないため確認が取れません・・・。
適応されるかどうかは弁護士さんに相談すれば調べてもらえるのでしょうか?
もしそうであれば民事再生の件と含めてぜひ相談してみたいです。

お礼日時:2006/05/29 20:33

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