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お世話になります。

借金のある父が、くも膜下出血で倒れました。後遺症で高次脳機能障害が発生しており、社会生活に支障がある状況です。
現在はリハビリ中ですが、医師からは仕事への復帰は難しいと言われております。

父は事業によって借りた借金があり、発病前までは収入を増やしながら
毎月返済をおこなっていましたが、現在は返済の目途が出来ていません。

家は、父 (世帯主), 母, 私(本人)の家族構成です。
母は定職に就いており、私も社員として企業に勤めております。
父の借金は住宅ローンや、消費者金融、銀行系の多重債務であり、毎月の返済額は70万にも及びます。

自営業の売上げが昨年から今年になって伸びたために、何とか支払いができている状態でしたが、
父が病気で働けなくなり、復帰の目途も分からないため、残念ですが廃業をする予定でいます。
実際に使えるお金ではないですが所得は高額なために、所得税の支払い金額も高額になると考えられます。

よって借金と税金をどのように処理していけば良いのか、色々と調べながら悩んでおります。

最悪は、破産も覚悟しておりますが、
その場合は父名義の家や20万以上の資産が無くなるため、本当に最後の方法だと考えています。
この場合は破産が適当という事でしたら、併せて成年後見制度や小規模個人再生、
自己破産などについてもご教示頂けますと幸いです。

A 回答 (3件)

こんにちは。

お父様がそのような急病とは…本当に、大変ですね…。以前、法律事務所に勤めていましたので、少しでもお役に立てればと思うのですが。

まず、会社を廃業の方向で進められるのでしたら、会社には今、従業員の方はいらっしゃいませんか?もしいらっしゃるのでしたら、廃業する1ヶ月前には従業員の方にそれを伝えておく必要があります。

あと、お父様の会社を経営するにあたって、ご家族の方は会社の借金の「連帯保証人」や「保証人」になっていませんか?もし、これらの立場になっていらっしゃるのであれば、お父様や会社が債務整理を行うと、その分の請求が保証人の方に行く可能性は非常に高いので、心苦しいですが、お父様と一緒に債務整理を行うようにしましょう。

また、会社の整理のお話ですが、様々な借金をあわせて毎月70万円の返済ということですが、会社の整理の方法にはまず「任意整理」という方法があります。これは、弁護士が債権者と直接交渉をして(裁判所を介さずに)借金の整理をする方法ですので、弁護士にかかる費用は他の手続きよりも安く済みます。また、住宅を残したまま借金を整理することもできます。

しかし、任意整理は債権者が「どう出るか」によって、結果は大きく左右されますので、そのデメリットは覚悟する必要があります。また、基本的には借金を3年程度で返済する計画で和解することになりますので、借金の総額がこの期間で支払える額でなければならないということになります。

次に、民事再生は、最大で借金の額が5分の1まで圧縮することができます。この手続きでも住宅を手放す必要はありません。それ以外の借金を裁判所に申し立てて圧縮してもらうのです。任意整理に比べると、相当借金の額は少なくすることができる可能性があるといえます。この圧縮によって、借金が支払える額にまでなればいいのですが…。

しかし、民事再生は手続きにとても時間がかかりますし、集める書類も多く、弁護士費用もかなり高くなってしまいます。ただ、家を残せるというメリットは大きいと思います…。

最後に、自己破産ですが、これは本当にご質問者の方がおっしゃるとおり、「最終手段」だと思います。お持ちの家は、ご両親共有名義ではなくて、お父様個人の名義のものですよね?そうなると、お父様が自己破産なさることになると確実に差し押さえられるとおもいます。

ただ、自己破産をしたとしても、社会的に生きていく上でのデメリットは思っているほど存在しません。(こちらに自己破産について色々と書かれていました→http://www.shakkinkaiketsu.com/sub_jikohasan.php

とにかく、ご自身で「どの手続きをしようか」とお考えになるのもひとつの手ですが、やはり現在の状況を全て(債務整理の経験のある)弁護士等の専門家に話して、一番良い方法を見つけることをおすすめします。ここで言うのもおかしいですが、やはり、文章に書かれている情報と、実際ところは違いがあるとおもいます。

ご質問者様もお母様も、突然のことから大変なお気持ちでいらっしゃるでしょうし、そんな中で、債権者からご質問者様やお母様に督促等が来るともっと苦しくなる可能性がありますから、代理人を立てて全て処理をしてもらうのが、正直、一番だと思います。

中小企業の破産やそれ以外の選択肢について掲載されているサイトを見つけましたので、下記に紹介しておきます。結構有名な事務所さんですし、無料相談も行っているようですので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
http://www.kaishahasan.com/
http://www.saimuseiri.com/

心から応援しています!がんばってください!

この回答への補足

ご回答、誠に有り難うございます。
まるで自分の事のように親身に考えて下さって、本当に有り難うございます。
突然の出来事で、母に出来る限り負担をかけないようにと、分からない、見えない借金をどうにかしようと悩んでいたため、本当に嬉しいです。有り難うございます。

補足説明をさせて頂きます。
会社は個人事業主の形態であり、従業員は父1名となります。

連帯保証人、保証人についてですが、母が連帯保証人となっている銀行ローンがありました。
また、父の事業のために母のクレジットカードで借入れした借金もありました。
父の破産が成立した場合、母と私の収入で、母は破産せずに支払っていけないものかと考えております。

家ですが、名義は共有名義ではなく父個人の名義のものになります。
住宅金融公庫一つで住宅ローンを組んでおります。

今朝、法テラスへ問合せをしたところ最寄の弁護士事務所を紹介して頂きましたので、早い内に相談へ行こうと思っております。

掲載サイトなどもしっかり読ませて頂きます。
突然の出来事で、夢かと思う事がしばしばありますが、母と協力して父のリハビリと負債処理を頑張りたいと思います。

応援して頂いて本当に嬉しく思っています。
覚悟を決めて進めていくようにします。有り難うございます。

補足日時:2008/12/12 18:14
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補足します。



任意整理した場合ですが、弁護士報酬が自己破産したときよりも少なくなるとは限りません。借入先が多ければそれだけ費用がかかってしまうので。また、自己破産した場合は債権者への支払いはないのですから、弁護士費用も含めた総支払額は、任意整理よりも少ないことが多いです。

また、借入先の比率が、消費者金融が大きければ、かなり債務が減る可能性がありますが、あなたのお父さんのケースでは、おそらく銀行系が一番多いので、債務は減らないでしょう。となれば、任意整理をしても、毎月数十万の支払いが残るため、それは現実的には難しいと思います。お父さんの収入が見込めない以上民事再生は無理です(民事再生は間に裁判所が入るので、任意整理みたいにお父さんに代わりに、妻(お母さん)やあなたが払うということはできません。)。従って、残念ながら自己破産の方向になると思います。

そしてその場合、あなたのご自宅は、(抵当権者である)住宅ローンの借り入れ先から競売にかけられて、いずれ引越しを余儀なくされることとなります。ただ、この手続きは自己破産とは別に進みます(弁護士さんに確認してください)。

また、ご家族への影響ですが、お父さんが弁護士に依頼して、その弁護士が借入先に通知を出した時点で、まずお母さんが連帯保証人となっている銀行ローンの借入先から借金残高の一括請求がくるでしょう。その上、お父さんの事業目的で借り入れたカードローンの支払いもしなくてはなりません(お母さん名義での借り入れのため)。私が心配なのは、住宅ローンです。お母さんが連帯保証人または連帯債務者等になっている可能性があると思います。もし、そうなっていれば、お母さんも任意整理または自己破産を考えなくてはなりませんので、弁護士さんへの相談はお父さんだけでなく、お母さんも一緒に行ってください。

なお、自己破産しても税金はなくなりませんし、(原則的には)減額もありません。これも相談してください。

あまりいいお話ではありませんが、弁護士さんのところへ行けば、たぶん同じことを言われると思います。相談へ行く前に、お父さんの借入先及び連帯保証人について、よく調べて、簡単な一覧表を作っておくと、相談がスムーズに進むかと思います。

最後に、自己破産することは決して悪いことではありません。誰だって、うまくいかないことはあるのですから。貸し手もそれを計算して貸しています。お父さんの健康が戻ることを祈っております。

この回答への補足

ご回答、誠に有難うございます。
大変参考になりました。補足させて頂きます。

民事再生についてですが、父親が高次脳機能障害により「判断能力を欠く」状態なため、そもそも弁護士への相談等一切を私と母で行う事になります。
あわよくば成年後見制度を利用して、圧縮された負債を、私や母の収入で支払えないかと考えましたが回答者さんの仰るように、こういった事は認められないのでしょうか。

また、近くに住む祖父母が農家をやっており、収入を得ております。
これは民事再生の言う、父が復帰した場合の収入のあてにならないのかと、考えております。

母が連帯保証人となっている負債は事業用の制度資金のみのようですが、一括請求がくるのであれば慎重に行動を進めるように致します。
ただし、銀行に相談したところ6ヶ月後に父が復帰した場合の事を考えて、当面は利息のみの支払いで良いと言ってくれたそうです。
これでまた、6ヵ月後の支払いで一括請求をされた場合は対処できなくなりますが、それも含めて考えていきたいと思います。

母の借入の支払いですが、私と母は安定した収入を得ているため、父の負債が処理できれば、今までと同じ支払いであればやっていけると考えております。

住宅ローンですが、連帯保証人や保証人はおりません。父のみで住宅金融公庫1社よりローンをしている状況になります。

税金については、他の回答者様のいうように優先度が高いとのことです。分割もできそうなので母と私の収入で支払う予定でおります。

判断能力を欠く状態におかれた、父の負債がどのように影響するのかが分からないので、弁護士に相談へ行く予定でおります。

ご心配頂きまして、本当に有難うございます。
大変参考になりました。引き続き、どのような措置があるのかを調べながら弁護士への相談も早急に進めていきたいと思います。有難うございます。

補足日時:2008/12/13 09:15
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> 成年後見制度


財産の処分などは難しい面もあるし、この場合は意味無しと思う。

> 個人再生
収入がないのであれば、再生計画の建てようがない。
よってこの場合は意味がないと思う。

> 所得税の支払い金額も高額
破産しても税金の支払い義務は関係ない。
税金の支払いを最優先。

> 20万以上の資産が無くなるため
法改正がなされて、この部分の規定は変更されている。
まずは破産法を一度読むことを勧める。
その上で、弁護士等の助言を受ける。
市町村等で無料法律相談を行っていないか確認して、相談する。
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この回答へのお礼

早速のご回答、誠に有り難うございます。
法律に疎いため、見当違いの発言を致しており、申し訳ございません。

所得税の支払いが最優先との事承知致しました。
このまま父が高次脳機能障害として認定された場合に、
所得税の優遇措置などがないものかと考えておりましたが、関係ないようですね。

20万以上の資産が無くなる事については法改正がされたのですね。
ネットからの情報で判断をしておりました。破産法について書店で調べようと思います。

また、manno1966さんの仰る、市町村等の無料相談や法テラスなどの弁護士からの助言も同時に進めていこうと思います。

参考にさせて頂きます。
ご回答頂きまして有り難うございます。

お礼日時:2008/12/11 20:33

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