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PtoPってなんですか?無料ってききましたけど本当ですか?

A 回答 (2件)

お礼いただき、ありがとうございます(^^)



>>同じカテゴリーの質問に対する回答で、File Rogueはそれ自体で利益を求めていないということですが、ほかの無料交換PtoPはどうやって利益を得ているのでしょうか、利益を求めないのでしょうか。

なるほど。そのような疑問をお持ちになるのはごもっともですね。
以前の質問と回答において、「ファイルローグは今後リリースする別のソフトによって利益を得るつもりであって、現在のファイルローグはその技術的なノウハウを得るためだ」ということが書かれていたのは私も読んでいました。

○File Rogue以外のPtoPサービスでは利益は追求していないのか?
私の知る限り、収益をあげることを目的としてサービスを提供しているところは少ないようです。

・Audio Galaxy
公式サイトにもバナー広告は見当たりませんし、クライアントソフトもかなりシンプルなものでこちらにも広告はありません。もちろんね無料で利用できます。
しかし、人気楽曲についてはCDの販売をしていたりしますし、なんと"公式Tシャツ"なるものの通販まであります(笑)

・Napster
これはかなり利益を追求したスタイルでした。
クライアントソフトにはCSやミュージックに関する情報サイトのようなに感じで情報を得られるタブ(というかページ)があり、そこから通販でCDを買ったりもできました。広告も表示されていたように思います。
しかし、現在はその運営がほとんど停止しています。
今は詳述を避けますが、"違法性のある音楽ファイルの交換を助長(黙認?)している"として、アメリカの複数の音楽・著作権関連団体から訴えられ、「違法ファイルの交換は遮断するように」という裁判所の命令が下ったためです。
現在は、有料サービスに移行しており、たしか月10ドル程度で契約を結んだレーベルの楽曲であれば入手可能なはずです。(ユーザー同士がファイル交換する、というスタイルには変わりありません)

・WinMX
こちらは事情が少々複雑です。
元々、WinMXは前述のNapsterの"クローンソフト"でした。つまり、Napster社以外で作ったソフトでありながら、Napsterサーバーを利用できるようにしたソフトです。(これについて違法性などの問題はありません)
また、世界中には「OpenNap」と呼ばれる、Napsterサーバーと同様のプロトコルを採用したサーバーが存在し、それらにもアクセスできました。
しかし、昨年6月以降、NapsterサーバーはNapster社の純正クライアント意外は利用できなくなり、WinMXもその用途はOpenNapサーバーへのアクセスに限られることとなりました。(OpenNapサーバーは小規模なものなので、以前のような規模でのりようは難しかった)
しかし、その前後にWinMXを開発しているFrontcode Technologies社は"WPNP"という独自プロトコルを開発し、それをWinMXに搭載することによりNapsterサーバーの利用不可という窮地を切り抜け、いまやシェアNo.1のPtoPソフトとなりました。(つまり、WniMXはソフト名でありサービスの名前ではないのです) (現在でもOpenNapサーバーは利用可能です)

かなり話はずれましたが、以上のような経緯により、WinMX単体により利益を得る、ということは考えられていないと思います。WinMX本体にも広告は表示されません。(OpenNapはそれこそ収入を得る術はありません(^^;)


各々このような感じです。
ファイルローグ以外は海外製のソフトなため私も事情は良く分からないのですが、やはり元来無料なソフト(サービス)であるだけに利益を得る、というのはなかなか難しいのだと思います。
しかし、PtoPという技術はこれからのネットワークコンピューティングの発展に大きく貢献するものである、とよく言われます。この先主流になるであろうストリーミングビデオなども一ヶ所のサーバーに多数のユーザーが集中するのでなく、お互いに大域の空いている人がそのビデオを流してあげれば、過負荷によりそのビデオが見れなかった、ということもかなり緩和されるはずです。

かなり長くなってしまいしまたが、これにて。
また何かありましたらご質問ください(^-^)
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この回答へのお礼

RIK_2さん、またまた丁寧な回答ありがとうございます。
お礼が遅れてしまい、失礼しました。それにしても、かなり事情に詳しいですね。RIK_2のおかげで、大分疑問に対する理解が深まった気がします。個人的に、PtoPはいろいろ問題がありそうですが、概念的にはネット上の音楽産業を考える上で、大変便利なツールだと感覚的に思います。特に、インディーズ等、メジャーのプロモーション能力、営業力を利用できないアーティストにとっては。もちろん、著作権、原版権等の権利関係をしっかりサポートできるシステムが確立されること前提だとは思います。今後の動きも興味をもってみていきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/04 09:21

PtoPとは Pear to Pear の略で、MIASSさんのご質問の意図からしますと、「Pear to Pear でファイルの交換を行うサービス(ソフト)」のことではないでしょうか。


Pear to Pear とは、2台のパソコン間で直接相手を指定して通信する方法で、LAN(イーサネット)でも小規模なシステムの場合はサーバーを置かずに同様の方法で直接通信をする場合があります。

ファイル交換を行うPear to Pearの代表的なものに、Napster、WinMX、File Rogue、Audio Galaxy、Gnutellaなどがあります。

しかし、決して勘違いして頂きたくないのですが、これらのファイル交換サービスで「(おおよそ)無料で音楽(データ)を始めとしたソフトが入手できる」というのは事実ですが、それによって市販されているCD(楽曲:流行曲、J-POP、演歌など)などの曲のデータを交換、入手することはいけません。

他人に著作権のある楽曲(音楽データ)やソフトウェアなどを交換、入手した場合、「著作権法およびその他の法令、国際条約」によって罰っせれます

●他人に著作権のあるデータ(で配布について無許可のもの)は決して交換・入手してはいけません。

自作のデータ、ソフトウェアや配布の許可されているオンラインソフトなどは構いません。

決して間違った使い方をされぬよう、ご留意ください。

この回答への補足

RIK_2さん、ありがとうございました。やっとイメージがみえたような気がします。最近話題になっているのは、著作権のあるデータを交換している(可能である)という理由なんですね。そこで新たな疑問が出てきました。同じカテゴリーの質問に対する回答で、File Rogueはそれ自体で利益を求めていないということですが、ほかの無料交換PtoPはどうやって利益を得ているのでしょうか、利益を求めないのでしょうか。もし、お分かりになれば、教えてください。

補足日時:2002/02/18 09:26
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