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重複で質問してすいません。
大学で哲学(美学、日本的なもの)を学びたいと思っているんですが、質問履歴を見ていると、大学の哲学科では、ほぼ語学と哲学史で終わるというのが多いでした。
そして哲学を勉強したいんなら自分で哲学書を読んだほうがいいというのもありました。
いろんな大学のパンフレットを見たりしますがうわべだけの感じがします。
(志望は早稲田か学習院ですが)どこの大学も語学と哲学史で終わりなんでしょうか

A 回答 (4件)

#3です。



>やはり確率的にいって哲学が優れている大学がいい先生がいると思う

そのとおりです。そう考えると最後には、レベルの高い、ランク上位の大学を選べばいい、ということになります。良い先生が集まっているはずですから。

でもあなたにとってどこがいいか、となると難しいです。あなたの興味がある「美学や禅、日本的なもの」はあなたにしかわかりません。いくら良い先生が揃っていたとしても、あなたの興味とはズレがあって授業が面白くない場合も考えられます。

>いろんな大学のパンフレットを見たりしますがうわべだけの感じが

する、ということは人に聞いてもやっぱり同じだと思います。結局自分で探すしかないのです。

私はこの前「まずは色々な授業に出てみましょう」と書いてしまいましたが、入らなければ出られませんよね・・・。

私が言いたかったのは、教授から大学を選ぶ方法もあるということです。一つの方法として、気になる教授の著作を読んでみる、というのはいかがでしょう?

あなたの志望校ですので既にご覧になったかと思いますが・・・

早稲田
http://www.littera.waseda.ac.jp/littera/st/navi. …
http://www.littera.waseda.ac.jp/littera/li/major …

学習院
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/phil/staff.h …

このように現在どんな先生がいるのか今は簡単に調べられますよね。

そして教授名をGoogleで検索すれば著作やHP等、色々な情報を集める事ができます。
新聞をよく読むのもいいでしょう。どの新聞も教授の記事は多いです。
面白そうな本を探して読んでみる、この人の授業を受けたい、という教授が見つかればいいのですが。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:日本の哲学者
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私は哲学科でした。

何科にも言えることですが、大学ではただ授業を受けているだけでは「ほぼ語学と哲学史で終わる」可能性大です。

自分の教授、つまり「師匠」を見つけるのが良いのではないでしょうか。べつに哲学科の教授である必要はないと思います。例えば日本文学や日本史の授業にあなたが求めている教授がいるかもしれません。まずは色々な授業に出てみましょう。

受身にならず自ら研究するという気持ちを持っていればきっと大丈夫です。

この回答への補足

哲学科卒ということで聞きたいのですが。
>「師匠」を見つけるのが良い
やはり確率的にいって哲学が優れている大学がいい先生がいると思うんですが、哲学(美学や禅)を学ぶとしたら東京の私立ではどこがいいと思いますか

補足日時:2006/06/09 22:49
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私は哲学専攻ではなかったのですが、文学部に在籍していましたので、答えというわけではなく、あくまで参考ということで、お願いいたします。

友人のひとりが哲学専攻でしたし、また私自身も興味から哲学史講義や哲学特殊講義などを受講していました。

大学は総合的に見て哲学を学ぶ環境にあるとはいえそうです。以下、6点に分けて。

(1) 哲学専攻のカリキュラム内容
語学と哲学史“だけ”ということはないと思います。そもそも語学は、一般的には一般教養で学ぶ英語や第2外国語を指すことが多いので、ここでburdon様がおっしゃっている語学というのは、哲学にかかわるギリシア語ないしラテン語を指しているのでしょうか。語学ではなく、原書を読む授業であれば、講読と呼ばれていました。

講読や哲学史の授業はもちろんありますが、哲学の総論となる講義や、テーマごとの講義もあります。哲学史ではなく哲学を専攻とするなら、こちらがメインの授業となっていました。また、研究の中間発表などをするゼミもあります。大学が開講しているゼミ以外にも、研究室や仲間内で開かれる講読ゼミなどもありました(『存在と時間』とか、ちまちま読んでいくものがあったように思います)。

(2) 語学
美学で日本的なものを学ぶというのであれば、どこまで外国語が必要になるかは私にはわかりませんけれども、日本の美術に関する欧語文献を読んだりする機会もあるかと思いますし、語学堪能で損はありません。また、とくに学問である以上、それぞれの分野に特有の言葉づかいがあるので、大学の専門科目ではそれも学ぶことができます。

哲学というより、大学全般として:一般教養の語学は成績の材料という側面が強いですが、専門科目の言語関係の科目(講読など)で学ぶ言語は、研究やコミュニケーションの道具という側面が強いと思います。英語程度なら、シンポなどでも通訳はつきません(一般の人が来場する公開シンポでないかぎり)。本当に必要なら慣れで身につくと思うので、いまから身構えることでもないと思いますが。いずれにしても“哲学すること”自体に語学が必要であるかどうかにかかわらず、現実に見聞を広げるのに必須なのはいえることだと思います。

(3) 大学で哲学を専攻することのメリット
まず、専門雑誌の利用が挙げられると思います。専門書が書店でも購入できるのに比べると、大学外では手に入れづらいです。雑誌だけではなく、書籍についても、絶版などで購入が難しい本や稀覯本も見ることができます。また、読むだけではなく、専門雑誌への投稿なども有益です(雑誌投稿までするのは院生になってのことでしょうが)。大学間で文献の複写や取寄せもしてもらえるので、大学に在籍していれば、必要な文献が手に入らないということはないと思います。

さらに、ひとりで行きづまったときに教員のアドバイスがもらえること、シンポジウムを聴講できること、海外から招聘された著名な哲学者の話を聴講できること、教員や研究者仲間と議論できることが挙げられます。学会発表なども含まれます。シンポや学会など、そういった情報が入ってくること自体が貴重なことです。

(4) 大学で学ぶメリット
大学に入ると、さまざまな学問分野に接することができます。高校までの科目も細分化されているし、まったく学んでこなかったような分野も増えています。ひょっとしたらいま専攻したいこととは別に興味のもてる分野が出てくることもありえるので、それだけでも大学で学ぶことにメリットがあると思います。

哲学専攻はたいてい文学部(に類する学部)に設置されていると思いますが、文学部は言語学や心理学、社会学など主要な人文科学が集まっているので、そういった講義を聴くこともたいへん刺激的だと思います。

(5) 講義と大学で学べること
burdon様の質問文からは「哲学専攻では語学と哲学史とだけを勉強していて、哲学書を自分ではそれほど読まない」と読みとれてしまうのですが(邪推ならば申しわけありません)、もしそうならちがうと思います。私自身ではなく友人の話になってしまい恐縮ですが、原著(17世紀の英語でした)を数百ページもなめるようにメモしつつ読んでいました。

専門書を読むことにかぎりませんが、カリキュラムに載っている講義が大学での勉強のすべてではありません。学ぶべきことが科目としてすべてカリキュラムに載っていて、指導教員から宿題として課されるわけではなく、自主的に捜していかないといけません。専門書の参考文献から読みたいものを見つけて、それを読んでみたり。東京ならほかの大学でも多く催し物があったりすると思いますが、それをチェックしたり。もちろん指導教員や先輩が、何を読んだらよいかなど、いろいろとアドバイスをしてくれますし、メールやウェブサイト、掲示などの情報も手がかりになります。私個人についていえば(哲学でなくてすみませんが)、指導教員と話をしたりとかゼミで発表してみんなの意見を聴いたりしたときに、いちばん研究が進んだように思います。

(6) その研究室の研究内容
大学入学前に知ることが難しいのが、その研究室の研究内容です。知ること自体が難しいうえに、知っても専門的で何のことかさっぱりわからなかったりします。オープンキャンパスなどで大学に行く機会があれば、行ってみるとよいと思います。教員や院生が何をやっているのか紹介があったりすれば、だいたいどのようなことを研究しているかわかったりしますし、質問などもできます。オマケとして、入学へのモチベーションも上がります。

大学の入学後でも、ゼミに参加できそうな学年になったら(大学や学部によってちがうと思います)ゼミに参加してみて、どんなことをしている研究室なのかつかむことは大事だと思います。

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(1)、(2)、……と番号をふっておきながら、とりとめもない感じになってしまいました。内容が重複したりしているし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>現実に見聞を広げるのに必須
こう考えたほうがいいですね。
>指導教員と話をしたりとかゼミで発表してみんなの意見を聴いたり
これができるのは大学にいないとできないですよね

お礼日時:2006/06/09 22:49

哲学はどこでもできると思います。


紙とペンがあればできるでしょう。

大学は哲学の技法を教えてくれるところです。
ただ何を哲学すればいいかは教えられないと思います。あなたが興味のあることをやればいいのですから。

語学も哲学史も、哲学にそれほど必要でないと思います。

私は千葉大学で少し哲学講座にいたのですが、とても面白かったです。特に作文の授業がよかったです。
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この回答へのお礼

>大学は哲学の技法を教えてくれるところです。ただ何を哲学すればいいかは教えられないと思います。あなたが興味のあることをやればいいのですから
素晴らしいですね、ますます哲学科に入りたくなりました

お礼日時:2006/06/02 22:44

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