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毎度お世話になっております。


           (未達事項含まれず)
本店:帳簿棚卸高620   支店:帳簿棚卸高245
   実地棚卸高610      実地棚卸高205

未達事項の整理
(借)本店より仕入33(貸)本店33

棚卸減耗費(620-610)+(245-205)-内部利益1=49



帳簿棚卸高から実地棚卸高を引いて棚卸減耗費を求めるときになぜ、未達事項を帳簿棚卸高に加えない
でよいのでしょうか?

あと合併貸借対照表の商品を求めるときには
帳簿棚卸高の支店と本店の合計には未達事項を足して求めるのはどうしてでしょうか?
620+245+33-内部利益15=883

商品=期末帳簿棚卸高883-棚卸減耗費49=834

未達事項を帳簿棚卸高に加えたら実地棚卸高が増えるような気がするのですが

A 回答 (1件)

 この場合の未達事項とは



  ( 商 品 の 流 れ )
本店→→→→→→→→→→→→→→支店
  ( 商品はこの間にある )

本店は支店にむけて確かに商品を発送しているのですが
支店はその商品を受けとっていない、または支店に
到着していても支店はその事実を知らない。
ということですので、未達商品の実地検品は不可能であります。
棚卸減耗は帳簿上の商品有高と実際の商品有高を比較して
把握しますので支店において、実際に認識していない未達商品
(商品有高帳にも載せていないし、実際現物を確認していない)
からは棚卸減耗は発生しない(言い換えれば把握できない)と
考えます。

 本支店合併の貸借対照表・商品は未達であっても支店が知らないだけで
その商品が存在することは本店側で把握していますので
本店帳簿棚卸+支店帳簿棚卸(未達商品含まない)+未達商品になります。

>未達事項を帳簿棚卸高に加えたら実地棚卸高が増えるような気がするのですが

 未達事項を加えるのは本支店合併財務諸表上であって、
実際の商品は増えません。実際の商品が増えるのは
支店が本店からの商品の到着を確認する時で、
この時点で、実際有高が増えると同時に、
支店にある商品有高帳に記帳され、支店の帳簿有高も増えます。
(支店の会計帳簿に反映されます。)

本支店会計は難しいですね。私も苦手です。

ポイントは『本支店合併財務諸表作成は
本店の個別財務諸表と支店の個別財務諸表の
データを元に作られるのだけであって、
その作られた本支店合併財務諸表は
本店や支店の個別会計帳簿・個別財務諸表には影響しない。
(もともとある本店・支店の個別財務諸表の中身を
書き換えるものではない。)』ということです。

本店個別会計帳簿→本店個別財務諸表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・⇒本支店合併財務諸表
支店個別会計帳簿→支店個別財務諸表

長くなりましたので、このへんで失礼します。
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