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山の分水嶺に立つ高圧電力線鉄塔は、40年ほど前にはもう珍しくないものになりました。

私の父の年代の知り合いに山登りが趣味だった人がいるのですが、その人が数十年の昔、山また山を越えたある山の頂上に「1952年 竣工」と打たれた立派な高圧線鉄塔を見つけたそうです。そこでふと思ったのは、これをどうやって建設したのだろうということです。材料・部品運搬手段で考えられるのはヘリコプタですが、確かに1952年にヘリ自体は存在したものの、鉄骨を山頂に運搬するほどお手軽に汎用はされるものではなかったということです。次に考えたのは強力(ごうりき)でした。しかし、その山頂へは道と呼べるような電力会社メンテナンス人員の登山のための小道すら見当たらず、しかも山の中に山があるような場所で、少なくともその山のふもとには車両すら入れる道などありませんでした。強力は車両が入れる最も近い十数キロ先の道の行き止まりから鉄骨資材を担いで往復したのか・・・

どうやって建設したのでしょう。

知人は頭や文書に記録するのが好きな性格で、いい加減な記憶ではありません。

A 回答 (6件)

策道を仮説で設置したのではないでしょうか。

建設完成後は撤去します。

2本のワイヤーを張ります。1本は固定してガイドワイヤーとします。もう一本をウインチで送り出し、または巻き取りますがそれに荷を吊り下げます。
いわばロープウエーの至極簡単版ですね。人は乗れません。山から木を下ろすのにも使うのではないでしょうか。

参考URL:http://www.urban.ne.jp/home/daido/sonota.htm

この回答への補足

なるほどと思ったのですが、新たな疑問として経路にはじめてケーブルを張る方法はどんなでしょうか。障害物がないどころか木々が生い茂っているわけですので、ケーブルを人が引っ張っていくという方法は使えないと思います。

補足日時:2006/07/08 06:58
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#1の方の回答に加えてヘリコプタもよく用いられますね。

ヘリコプタはケーブルや電線を塔から塔へ渡すのにも使われます。
 余談になりますが、索道用ケーブルや電線を渡すのに火薬を使って山から山へ飛ばすという乱暴な方法を用いることもあるそうです。これは実際に見たわけではないのですが・・・。

この回答への補足

現在の方法ではありませんので、ヘリについては質問文を前提でお願いします。

補足日時:2006/07/08 07:01
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#1です


最初は細く軽いロープを人間がひっぱって、通ったらウインチで次次に丈夫なワイヤーロープにしてゆくんだろうと思います

工事現場ではよくやる手法です。高い200mもある煙突に物をあげるのもおなじやりかたです。
港で船の接岸で使う太いロープも最初は細いロープを人間が投げますよ。その細いロープに太いロープを結んでいますね。

経路は障害物の少ないところ 安全なところで。 
障害となる樹木は伐採することもあるでしょう
荷が通る経路を確保しなければなりませんね。

この回答への補足

木が生い茂っている云々というのは、最初は人間が引っ張っていくのはよいとしても、いつかはある一定の高さにしないといけないわけですよね。荷の障害になる以前に、ケーブルを上に上げる時点で、経路にかかるすべての膨大な数の木枝が障害になると思うのです。どのようにそれを克服したのでしょうか。

補足日時:2006/07/08 08:25
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電源開発なら


道を作る、鉄道を作る、橋を作るのに比べれば
ロープウェイを作るのは簡単
ミカン山でさえ、ロープウェイやモノレールが
作られている
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ヘリ自体はあったでしょうし工事の工程の搬入だけであれば使用は可能であったかと思います。


作業員は、ウインチなど組み合わせれば組み立てなどは行えたと思いますし
未だに山奥に普通の電柱なら人が何人かで担いで立てることもあります
(無論建柱車どころか歩くのも困難な場所で)
電力会社の工事はかなり予算も大きく使えますから使えたのなら
搬入にヘリも使ったと考えるのが自然かと思います。

場所と鉄塔についてるナンバーで工事の詳細も記録されていると思いますので
管轄の電力会社に記録が残っていると思います
(一般に閲覧させてくれるかは別として)
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#1です


送電ルートを決めるにあたっては、建設コスト 環境問題 法律 ランニングコスト 他にもあると思いますが、
最善のもので決めるはずですから・・・。

つまるところ山越えで建設するということは、他のルートよりもメリットがあるという結論だったのでしょう 
障害となる樹木の対策は建設コストの一部ですね
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