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タイトルにもあるように、油彩制作の中でモチーフを写真(他者が撮影)に求めた場合、これは著作権侵害、盗作にあたりますでしょうか?
 ここでは部分的ではなく殆ど同じ構図、色使いでという場合で教えて頂きたいのですが。
 絵自体もスーパーリアリズムまででは行かないですが、具象画と考えてくださって良いのですが。
 また、人物の(姿勢)の構図の切り取り方なんかをアイデアとしてこちらがソースとして描くことも不味いのでしょうか?
 法律に抵触ということだけでなく倫理的にも本来どう考えられるのでしょうか? 

A 回答 (9件)

公募に・・・とのことですがもし「著作権侵害」に抵触してしまった場合、入選・入賞・公の場で展示等されるとzztop66さんだけでなくその公募の主催者にも法的責任を問われる場合があります。


たとえそれが「著作権侵害」に抵触している作品だと主催者側が気づかずに見逃してしまった「単なる不注意」でも、です。

また、ここの最後の2行がzztop66さんのご質問の回答になるかと思います。もとの写真がわかるようなものは許可を得ないとアウトということです。
http://www.askaccs.ne.jp/kategorie/ans/ca543.html

話の細部は違いますが「卒業制作のレリーフ」の例もあります。
http://www.houtal.com/ls/qa/ip/copy5.html

ちなみに写真の著作物の著作権保護期間は著作者の死後50年です。
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まだ締め切られてはイナイので一言付け加えますが、



審査する側からはっきり言いますとNO5で述べた程度の事であれば、問題となりませんヨ!!

問題となるとすれば、写真自体の撮り方に由来する(写真自体に美術的価値がある)様な場合であり
構図色彩明暗ピント等により最高の表現が引き出されると言った時なのです。貴方が其れをそのまま具象画として写し、描いたと言う時以外の場合には
法律的であれ倫理的であれ、貴方がどれほど写真の人物に崇高さを感じたとしてもスーパーリアリズムでは無いのでそれ程問題にならないと言っているのです。

倫理的にも問題となる時と言うのは和田氏の様な時で作品の構図が其の作品の重要な要素を構成している時に、殆ど模写の様な絵ばかりを自分の作品としていると言う事です。

もう一つ余計な事かも知れませんが
一般的に国内の美術公募展では、似顔絵を目的とする場合以外の有名人、芸能人の肖像画に付いては余程の強烈な表現力がない限りXです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
きっちり論理的に考えるとNo7,8の方のご回答に
尽きるのかなと今は考えております。

>一般的に国内の美術公募展では、似顔絵を目的とする場合以外の有名人、芸能人の肖像画に付いては余程の強烈な表現力がない限りXです。

私も余談として、公募展を単に描くリズムの一環として(箔を付けるとか、賞金稼ぎとかの意でない意)
描いていますので、そりゃ飾られれば嬉しいですが
、人物画を描ききるほどの腕前はとてもありませんし。
 ”人間の崇高な感じ”というテーマでごく
個人的に描きはしますが、実際に会ったことも見た事
もないので(人間の身体として置き換える技量もなく)明暗追いに終始しやはりポスターの域を出ませんわ。あくまでも余談ですよ。笑
 
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/21 09:49

追記




>"しっかりと「出典」を記しておけば大丈夫”

これは「引用」する場合ですね。
どこが引用部分なのか明記することの他に、“自分の創作が「主」で引用部分が「従」でなければならない”という条件がついてきます。


>殆ど同じ構図、色使いで

この場合「引用」にはあたらないと思うのですが。(それって、その写真が「主」じゃないですか?)

>絵を発表するのか、発表するとしてその規模はどの程度のものかなどもありますが、
>おそらく「悪いことだ」という認識は必要だと思います。

発表の規模や悪いことだとい認識とは関係なく、著作権というのは守られなければならない権利だと思います。


>このことを悪いことなのかなあという思考の中で
>唯一「許されるのかな」と考えてはいたのですが
>撮影者までのコネはもちろんのこと、
>まったくの一般人なので公の発表はしては不味い
>と先にアドバイスしてくださった方の内容
>から思いました。

コネがあろうとなかろうと、著作権者の了解を得る必要があります。
たとえどんなに捜しても著作権者が不明な作品でも、著作権は発生しているので(その場合は)文化庁長官の「裁定」を受けて「補償金の供託」を行わなければなりません。
http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-l/index.html


個人的には、著作権者に許可をとらなければならないような内容のものを自分の作品として「公募展に応募する」意義があるのかというと「?」ですが。
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この回答へのお礼

No7,8でおしゃってる内容が論理的な
解答に尽きるのだと思います。
事後の質問だったら断罪的な意見を言われて
も仕様が無いですが、自身でもどうかと思うから
ご意見を募集したわけで、結構ショック
受けてます。
 

お礼日時:2006/07/21 09:26

とても難しい問題なのですよね。


美術作品の場合、通例として
普通に他人の写真をコラージュして、自分の作品にしている作家もたくさんいますし、それは盗作とはいいません。
モナリザをまったくそのまま模写して、ひげをかいただけの作品も、盗作とはされません。
大切な事は写真を使っても、そこに新たな作品としての意味合いや、価値がつくり出されているか、なのだと考えます。どのくらい使ったらアウトだとか、構図だけならいいとか、そういうわりきり方はできないと思います。
このあたり、他の方の回答にあったマンガの業界とは、ちょっと違っているかもしれませんね。

さて、そういう意味ではまったく同じ構図で、写真をリアルに模写しただけの作品というのは、盗作だといわれる可能性はあると思います。
ただ、それを売って利益を得るとかでなければ、タイトルに模写としておけば、まず問題は起こりえないでしょう。
以上私見ですが
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この回答へのお礼

"大切な事は写真を使っても、そこに新たな作品としての意味合いや、価値がつくり出されているか、なのだと考えます。"

おっしゃるとおりだと思います。
皆さんからご意見を頂いた上で、描き掛けの(個人的に)ものを見ると、自分が実際に見ていないものだけに写真を元に描く、表現するのはオリジナルモチーフを描くことより早い段階に障壁にぶつかるないしは、まったく描きたいものが表せられていないと思いました。よくよく考えてみれば特段技術があるわけでもない中当然ではあるのですが。
 私個人及び周りの者の意見だけでは多分に
”とても難しい問題”を含んでいるように思い、
ご意見を頂戴したいと考えました。
 他の方同様今後の参考にさせて頂きます。
 どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/15 11:39

no.4ですが



質問者の回答に対するお礼の文面から察するに、NO4の回答で述べたほどの事では無いような気がしてきました。
一般の人のポートレートをもとにある著名人の肖像画を誰だかわかる程度の具象画で描き、其れを公募展に出品する事に迷っている.......

このような状態だと考えられますが?

多分、地方の公募展程度であれば問題ないと思われますが、中央であれば少なくともモデル本人への許可なり、承諾なり必要と考えます。写真を取られた方にはスーパーリアリズムの絵画で無い限り対象が著名人であるならばそれ程問題にならないと私は思います。

中央の公募展では、誰なのか直ぐ推察できるような著名人の具象画はイロイロな思惑もあり可也難しいのではないかと考えます。勿論誰とも利害関係が生じない人であれば良いのですが!!!
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この回答へのお礼

No4さんですよね。
ご意見自体は昼ごろ拝見したのですが、どう応答
して良いのか思案しかねていたので、こちらの
本意(ニュアンス)を改めてお察しいただき
助かりました。
 yes,no的なご回答も方もですが、辛辣なご意見を頂けたことは非常に有意義なことだと感謝いたしております。(客観的に深く考える術すら思いつかなかったもので)
 現実(オフライン)での周りにどう思うか?ともちろん尋ねた上での質問ではあったのですが、こちらは
学術的な観点からもご意見を頂けると考えたものですから、倫理的なことを含めていろいろな視点でアドバイス頂けlisanakano様にも感謝申し上げます。
 ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/14 19:37

国画の和田氏の事が念頭にあるようですが、


彼の作品は普通どのように言い訳しても模写(オマージュなどと言った言葉で誤魔化しても!)であり、模写として発表してはいない事からそしりを免れぬ作品である事は、芸術的表現を志す者にとっては<恥ずかしい!>の言葉に尽きます。

そもそも模写をすると言うことは、筆のタッチなり構図なり自分の技術が其の作品のレベルに無い事を自覚している時に、技術の習得のためにする事であり、其れを公に出品するなどと言う事は、修復などの場合を除いて普通しない事だと心得ていますが!!!


さて、質問者が自分以外の作家(作者)の作品に美を感じ其れをそのまま自分の作品として発表したいと言う設定ですが、普通アートを志す者であればそのような事はしないと考えますが??
何故なら貴方が美に対し、其の作家と同じ感情同じ感性、感覚を持ち得ない、つまり其の表現がいかに優れ完成された物と貴方が感じたとしても彼と同じ位置には立っていないし、
作品を発表しようとする行為は、
其れを超えようとする貴方の芸術的表現を他人に問う行為であるために同じ構図、同じ色合いなどと言う事は有り得ないし、有るとすれば其れは模写に過ぎません。

現代の芸術に求められる物は、オリジナリティー(独創性)と完全なる自己表現ですが模写を発表すると言う行為は、其の表現の素晴らしさを普及する事が目的であるならいざ知らず、貴方の目的とは異なると考えますが????

和田氏の作品についても確かに、筆のタッチとか色合い構図についても多少は違うでしょうし、自分なりの表現もしているでしょう。
しかし彼は、最初は模写として描いた物が誰かの目に触れたまたま評価されてしまい彼に其の作家以上の才能がなかった為に<自分の才能に自信が無かった。この点ははっきり言えますが>延々と続ける羽目になってしまった様に思います。。彼に才能が有れば構図にしろ、タッチにしろ絵から受ける印象にしろ自分独自のものに昇華出来たはずですが彼は其れを選ばなかった。つまり才能が無かったと言う事です。

有名なミケランジェロ<アダムの創造>で指と指がイマに触れんとしたあの不思議な空間表現は、古今彫刻にしろ絵画にしろ可成りの人があの表現を試みていますが其れを其れなりに自分の作品の一部であの不思議な空間表現を試みています。ミケランジェロ<アダムの創造>をそのまま絵画とか彫刻にした物で模写としては有りますが、芸術作品として残っているものは有りません。つまり自分なりの解釈であの指と指が触れ合う瞬間のあの最高の表現は、自分の解釈と意味の位置づけの中で借りているのであって、それぞれの作品の一部に過ぎません。

以上の事から、貴方がどんなに素晴らしい最高の表現と感じたとしても原画(写真)の作家、鑑賞者とは心も感情も違う訳ですから同じ構図、同じ色合いで描くという事は、それ程意味が在るとは思えません。表現を借りる事はあっても
自分なりの方法で描くべきです。勿論写真を絵画に写しなおすと言う技術のみを発表したいとの事であれば別ですが!!!

よく模写であるのに作品の一部のみを誇張なり変更してある作品がありますが、其れは其の部分にメッセージがあるのであって、他の部分を完全に模写することによりより強調されます。<森村泰昌の作品などは彼は彼なりの作風であり、一種のオリジナリティーだと考えます。他人の有名な絵画を模写し其の一部を誇張OR変更するような仕事は可也の作家がしていますが(ダリ等)、大抵は皮肉を込めたユーモアで、彼ほど徹底はしていないし、そもそも作品の中から作品を眺める鑑賞者を見ると言う設定ですから!!>


又、スーパーリアリズムの作家は作家で夫々の題材なり構図で自分独自の作品を創るのであって、如何に写真の様であっても自分独自の表現形式を模索しています。<可也、スーパーリアリズムの作家が増えている為区別は難しくなっていますし余り善い事だとは思いませんが!!>
同じ大罪構図色合いで描くことなど多分有りませんし、もし描くとすれば其れは多分皮肉を込めた作品にしかならないと考えますが!!!
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その作品をどこかへ発表して評価を得ようとするならば、


しっかりと「出典」を記しておけば大丈夫だと思います。

もちろん、その写真を撮って発表されている方から、
先に了承を得ることは必要だと思いますが・・・・。
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この回答へのお礼

"しっかりと「出典」を記しておけば大丈夫”

このことを悪いことなのかなあという思考の中で
、唯一「許されるのかな」と考えてはいたのですが
、撮影者までのコネはもちろんのこと、
まったくの一般人なので公の発表はしては不味い
と先にアドバイスしてくださった方の内容
から思いました。
 敬愛する著名人なのですが、その姿(写真)
があまりにも人間の崇高さを表しているようで
個人的に描いていたのですが、公募展の出品時期
と重なったもので周りにも意見を聞いた上で
お尋ねしてみた次第です。
 クイックなご回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/13 20:19

むかし、かわぐちかいじ先生(漫画家)が「沈黙の艦隊」のなかに使われている絵が写真のトレースだとして訴えられたことがあります。

かわぐち先生側が謝罪してこの一件は和解ということになりました(アシスタントさんが勝手に描いちゃったらしいですが)。この一件は写真撮影した(著作権を持っている人間)本人が訴えなければ何もおもりません親告罪というやつです。

>法律に抵触ということだけでなく倫理的にも本来どう考えられるのでしょうか?

最近ニュースで話題になった油絵の方なんかは訴えられてはいないはずですが社会的に事実上抹殺されたようなものです。

それより少し古いですが少女漫画家が他の漫画からトレースする事件もありました。トレースされた漫画家さんは訴えたりはしませんでしたが(訴えたら勝ったと思います)引退することになり漫画自体も回収されたはずです。

絵を発表するのか、発表するとしてその規模はどの程度のものかなどもありますが、おそらく「悪いことだ」という認識は必要だと思います。
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この回答へのお礼

”絵を発表するのか、発表するとしてその規模はどの程度のものかなどもありますが、おそらく「悪いことだ」という認識は必要だと思います。”

事情と言うか切っ掛けというか、そういうことを書くとどうしても私的な優位そうに受け取られかねないので敢えて削いだ形で質問してみました。
 文にしてみると、言い訳聞かないなあ、と思ったのも正直なところです。
 オリジナルのモチーフを大事にしていきます。
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/13 20:11

ある漫画家がバスケットボールのシーンにある有名な写真家の作品の構図をそのまま盗用したという事件があり、


著書のすべてが絶版となるということがありました。
見比べてみると単純にトレースしたのではないのですが、
それでもプロとしてはやはり問題だったのでしょうね。

素人の場合は、自分の趣味の範囲内で写真の構図を模倣して絵を描く
ということぐらいまでは許されると思いますが、
それを展覧会に出展したりすると素人でも問題となるでしょう。
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この回答へのお礼

”素人の場合は、自分の趣味の範囲内で写真の構図を模倣して絵を描く
ということぐらいまでは許されると思いますが、
それを展覧会に出展したりすると素人でも問題となるでしょう。 ”

そうですね。ネットでなんぼでもそういうソースが目に入る中、描くまでは行かないまでも(デザイン画になってしまうので)、ある対象への敬愛が高じてという(会えるような対象ではないこともあり)写真を元に描いてる→公募展への描き溜め作品が無かったもので法律上、倫理上どうなのかと思案していたんですが、やはり不味いですわね。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/07/13 20:07

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