メモのコツを教えてください!

例えば、こどもに、ばあばが来たよ~と言いますが、ばばあが来たよ~と言ったら、え・・・て感じがします。

一文字場所を入れ替えるだけで、片方は品の無い言葉、片方は赤ちゃん言葉?
なぜでしょう。

A 回答 (2件)

 日本語の人称代名詞として用いられる言葉には、どんな人をさすかという「指示的意味」と、話し手がどのような感情・意識をこめてそう呼ぶかという「付随的意味」との両方が含まれます。


 そして、長年にわたって多くの人の口に上った言葉は、徐々に「付随的意味」の価値が下がり、はじめ敬称あるいは上品な言い方であったものも、だんだん蔑称あるいは下品な言い方として用いられるようになる、という傾向にあります。たとえば、「お前」「貴様」などは、は、それぞれ「目の前にいらっしゃるあなた様」「貴いあなた様」ということで、かつては非常に高い敬意をこめて相手を呼ぶ言葉であったのです。
 「じじい」「ばばあ」はかなり古くからある、よく知られた言い方であることは言うまでもありません。付随的意味に着目すると、中立的な言葉であったものが、だんだんと相手を馬鹿にした品のない言い方だというように人々の意識が変化してきたものでしょう。「じいじ」「ばあば」は私の知る限り比較的新しい言い方で、そこまでの意識の低下がまだ起こっていないのだと推察します。数十年~百年後にはこれも下品な言い方というふうになっているかもしれません。
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  「ぢぢ」「ばば」は、「父」「母」から派生した言葉かと思ひます。

「ぢぢ」「ばば」が「ぢさま」「ばさま」と丁寧な表現になる一方、「ぢぢい」「ばばあ」と少し砕けた表現になります。「ぢぢ」「ばば」の發音がおぼつかない状態の「ぢいぢ」「ばあば」が幼児言葉になります。「ぢいぢ」と「ぢぢい」、「ばあば」と「ばばあ」は、母音の位置を入れ替へたのではなく、成り立ちが違ふと觀るべきでせう。
  なほ、「ぢぢい」「ばばあ」は、「ぢぢ」「ばば」と、發音を止めるべきところで、母音を引きずることで、だらしのない感じを與へるのだと思ひます。
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