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夏目漱石「こころ」について6つの質問です。
皆さんのご意見を聞かせていただければ幸いです(*学校の課題等のものではないです。個人的な質問です。)
(1)私はなぜ先生を人生の師とまで尊敬しているのか
(2)なぜ死の迫る父を置いてまで自殺した先生のもとへ向かったのか
(3)Kはなぜ自殺したのか
(4)先生はなぜ自殺したのか
(5)なぜ心という題名なのか
(6)先生はなぜ私に遺書を残したのか

特に急がないので、もしお時間があるかたはお答えください。よろしくおねがいします

A 回答 (5件)

(3)Kの第一心情は「道のためにはすべてを犠牲にすべきだ」と言うものでした。


ですから、欲を離れた恋そのものでも道の妨げとなります。
Kはお嬢さんに恋をした自分が、道から外れてしまったことを先生の発言から悟り、自殺を覚悟したのではないでしょうか?
自分の信念を失ってしまったのですから。

(5)まさしく先生が自分の「こころ」を遺書という形で親しかったただひとりの青年に書き残したからでは…

この2つの意見は私の高校生時代、「こころ」を習ったときのものですが、これが一般的に文学者達にとられている解釈だと言われました。
一人の意見としてお受け取り下さい。
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六つの質問の答えは



読者に疑問(6?)を抱かせる為だと思います。
自分で考え悩む事も、他人に尋ねる事も良いと思います。

ココへ質問を提示されたという事で、漱石の目論見は
達成された訳です。
アシカラズm(_ _)m.
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専門家でもなんでもない単なる一読者としての考えなのですが……とりあえず自分なりに分かるとこだけ。



(3)様々な要因が複雑に絡み合っていると思います。
まず#1の方が言うように自らの主義に反しており、自分の精神的弱さを自覚してしまったこと。
次に単なる失恋のショック。
あとは先生に裏切られたことによる人間不信。
などなど。

(4)Kを自殺へ追いやったことへの自責の念。
及び奥さんへ隠していることとか、それらが崩御を機に発露。みたいな感じかな?

どちらの質問にしろ、明確に「これだ」と答えられることではないでしょう。文学全般にいえることですが、単純には表せない人間心理の複雑さなんかを描いているわけでそんな簡単に説明できたら意味がありません。上に記したのもひとつの「解釈」にすぎませんから。夏目漱石のみぞ知る、ということもできるし、逆に夏目漱石が想定していない解釈でも、それで説明できるのならそれは正解でもあります。
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大変、的を得た質問だと思いますが、、、、


文学の本質を理解していないと思います。

あなたの質問に短い文章で簡単に答えられるならば、文学の存在意義はないわけです。

漱石は、当時の日本では東大にその人ありといわれた人物です。
あなたの質問(万人が疑問に思うこと)に対する答えを、その天才が優秀な頭脳を駆使して判り易く物語りに表現したのが、”こころ”や”それから”の全文なのです。

回答ではなくてすみません。
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(1)???。



(2)人生の師とまで尊敬した人だからでは?

(3)Kは自他共に認める論理的人間である。お嬢さんに恋をしたことで、お嬢さんを諦めきれないことは心情的なことで、不断に精進をするKにとって、弱い人間であることを明言してしまったことに変わらない。つまり、自分自身の存在を否定したことにも取れる。
『私』が「精神的に向上心のないものは馬鹿だ。」と言う発言がKに自殺を決断させてしまったのでしょう。

(4)Kに謝罪する前にKが自殺したことに対する自責の念が先生の生涯に渡って付きまとう『黒い光』が原因ですね。

(5)理由はわかりません。
確か漱石は最初は遺書の部分の短編で終わらせるつもりだったそうです。それを漱石自身が短編では終わらないと感じたため、長編になってしまいました。
そこでつけた題が『こころ』です。
強いて言えば、私とKとの間の心情の変化・優劣関係の複雑な交錯が主な理由でしょうか?

(6)???。。
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