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 どうやら冥王星が惑星ではなくなるとのことですね。ただ、個人的には「惑星の定義は云々、、、」とか「冥王星が惑星か否か」といったことにどのような意味があるのかよくわかりません。冥王星が惑星であろうがなかろうが、日常生活にあまり変化があるとは思えません。水金地火木土天海冥の冥がなくなると逆になんだか違和感さえあります。

 今回、何のために惑星の定義を新たにし、冥王星を惑星からはずすようにしたのでしょうか?

A 回答 (5件)

こんにちは。


天文学界に、新惑星を加える「12個案」が浮上したからですよね。それ以前より、「第十惑星(仮名)」の発見辺りから、惑星の定義に就いての議論が盛んになっていましたし、また、多くの科学者が冥王星の取り扱いには疑問を投げ掛けていました。我々には急な話に思えますが、このような議論は繰り返されており、ことが起こるまで誰も声を上げなかったというわけではないんです。
惑星を12個とするには新たな定義が必要です。言い換えれば定義を変更すれば定説は変わってしまうということです。このようなことがしばしば起こるのでは困ります。そこで、厳格な定義を設け、科学的には何が正しいかを論議した結果、一転して冥王星を除く「8個案」に収まってしまいました。

では、世界中でこんなに多くの科学者が冥王星は惑星としてふさわしくないという意見を持っていたにも拘わらず、そもそもどうして「12個案」なんてものが浮上してしまったのでしょうか。近年の相次ぐ新惑星の発見は、誰の目にも天文学の業績、人類の科学の進歩として写ったはずです。発見者や、冥王星の生みの親であるアメリカにも威信というものがあるでしょう。
ですが、このようなものに目を奪われていてはいけません。科学としてどちらが正しいのか、それに対して結論を出すのが学者の役割です。科学の最先端にいながら尚、科学に対して冷静でいなければならない。私は、今回の学者さんたちの態度はたいへん立派だったと思います。
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この回答へのお礼

名声とか、プライドとかよりも、科学的なこと・実際の事象がどうなっているか、をありのままに反映したのが今回のこの議論だった、とおもっていいのでしょうかね。私はただただ日常を生きているだけですけど、世の中ではいろいろとあるのですねぇ。

どうもご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/25 17:59

今回の問題は冥王星より外に冥王星クラスの星が見つかったことにあります。


単に大きさだけで判断するとそれも惑星にしなければならない。また、今後探査の進歩により複数見つかることも予想されるため、「惑星とは?」という定義を作りたかったんです。(もともとは惑星の定義は無いようなものです)
ここまでが惑星の定義を作る簡単な理由です。次に冥王星が外されたのは、この惑星(旧)の大きさが月より少し小さいくらいの微妙なものだからです。これを外せば、まず、大きさの面だけでは惑星と考えたくなるような星が出る確率が大幅に減ります。(ほぼ無いと同じくらいです) つまり、今後このような問題は起こる可能性が無に近くなるということです。
 
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この回答へのお礼

冥王星の外側には、冥王星と大きさにして同じような星がたくさんある(冥王星より大きなものはほぼない)。→冥王星を惑星のままにしておくと、これから見つかるかもしれない冥王星と同サイズの星も惑星にしなければいけない→そりゃ面倒だ→それなら冥王星を惑星でなくしてしまえば!!  ・・・と、言うことですかね。

今ここで、この問題に決着をつけておけばこれから先に同じことは起こらない、となると冥王星を惑星からはずすのも納得ですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/25 17:56

冥王星が惑星とされた時代と事情が大きく変わったのです。



1.冥王星が最初に推定された時よりも大きさが非常に小さいことがわかった。
2.冥王星よりも大きい惑星候補が次々と見つかっている。
3.冥王星は他の惑星と多くの点で違う性質を持っている。

そこで、再度惑星の定義を見直した結果、冥王星を惑星から除くのが最も治まりがいいと
言うことになったようです。

因みに冥王星は太陽系起源ではないらしいということで惑星から除くべきだと言う
議論は前からくすぶっていましたが今回の第10?惑星発見で決着をつけざるを得なくなったのです。
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この回答へのお礼

No.2の方も書かれていたように、やはり技術の進歩でどうやら惑星とは違うようだ、ということが次第にわかってきたので今回検討した、ということのようですね。

だいぶ、納得いきました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/08/25 17:52

冥王星は一番最近発見された惑星です。


発見された当時は惑星としていましたが、探査衛星や、宇宙望遠鏡など科学技術の進歩によって、惑星なのか?という疑問がわいてきました。
そこで、惑星の定義をはっきりしようというとしているわけです。8個になるか12個になるわかりませんが。
日常生活に変化がないというよりも、科学技術の進歩を実感するべきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

発見されたときにはとりあえず「惑星かな?」、のような感じだったのでしょうか?最近になって技術向上の成果で冥王星が惑星であることに疑問符がつけられたわけですね。その結果、「実は惑星ではありませんでした」という結論になったから惑星からはずした、という素人解釈でもいいのでしょうかね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/25 17:50

今の定義では、これも惑星といえるじゃないかというものが複数発見されていることが今回議論になった理由です。



冥王星だけは仲間はずれというか、とても小さく(つきより小さい)軌道がほかの惑星とずれているのです。
だから冥王星を仲間に入れると、カロンとか冥王星より大きい星も惑星と数えなくてはいけなくなってしまい、きりがなくなってしまうかもしれないからです。

日常生活に差支えがなくても学問的には問題があるのでしょう。定義でこういってるのに、定義に当てはまるものがある。だけど惑星と呼ばれていない。なぜだ。矛盾している とね。
水金地火木土天海冥の冥が消えるのが違和感ならほかになにか増えたりするのも違和感として感じるでしょう。だったら、減ったほうがこれから覚える子供たちにも楽だろうし(じっさいはプルートンズというカテゴリーに分類されほかにも星が加わるから多いんですけど)いいじゃないか。これからまた星が発見されたときにもよいだろう。
もともと冥王星だけちょっと変わった星だったからこういう結果になったのでしょう。
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この回答へのお礼

私自身は天文学に博識ではないので、今回の件があまりピンとはきていませんが、もともと冥王星という星は太陽系のほかの惑星とはすこし違うようですね。

また、自然法則などとは異なり、惑星の定義は人が決めてそれについて論議をしているだけでは?とやや否定的な考えを持っていたので、このような否定的な質問をしたのだと思います。

他の方も幾つか回答を寄せていただいているのでそれらも読んで、もう少し、自分の興味が薄い分野にも目を向けてみようと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/25 17:47

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