No.1
- 回答日時:
学問として研究されてるかたはいるようです。
哲学的アプローチと理論物理学的アプローチに二分されてたように思います。どちらの説明がいいでしょうか?
ちなみに平行宇宙はあってもなくても一緒ということです。まじわることはないそうですから。
この回答への補足
回答をいただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。
できれば、両方説明いただければ、と思っています。
ただ、余り難しい公式とかを出されても、残念ながら私には理解できないと思いますので、できるだけわかりやすくお願いいたします。
無理を言ってすみません。
No.2
- 回答日時:
解りやすくというのが難しいので、まず哲学的なのを簡単にいきます。
結論、ないものいものはない、あるものはある。・・・です。
ないものはないのですが、存在してても認識できなければない。
認識できなくてもあるものは、あるということです。
ちがったら、ごめんなさい。
理論物理学ですと、すべての事象において可能性の数だけ世界がつくられる
ということです、ユークリットなんたら(ごめんなさい、おもいだせない)
という数学の理論体系での数式みたいなのがあったはずです。
又、現実にパラレルワールドは、ある意味で実現されてます。
それは量子コンピューターです。
それ以外に関しましては、次のワードで検索するといいと思います。
エバレト、ステーブホーキング、佐藤勝彦、ステーブンワインバーグ
多世界解釈、量子力学、シュレーディンガー
昔、興味があっていろいろ本をあさったんですが、いざ説明しようと
おもったら難しいです、ごめんなさい。
文才がないもんで(笑)。
それから、ちがってたらごめんなさい。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
パラレル・ワールド(平行世界)は、人間の想像で古くから構想されていたものです。従って、哲学的に考察されて来ましたし、当然、物理学でも、そのようなものが問題になります。
古代のギリシア・ローマの哲学者のなかには、世界が基本となる粒子でできていて、その並び方や組み合わせが、この現在の世界なら、「時間」が「永遠」であれば、遙か未来には、粒子が、現在の配置や組み合わせとまったく同じ世界ができるであろうということを考えました。世界は幾らでも永遠の時間のなかで再現され、無限に再現されるのだという考えです。ニーチェの「永劫回帰」は、或る程度古典学者だったニーチェにこの古代の考えに連関しています。(時間が永遠であれば、というのは、インド哲学・仏教哲学でも、考えられ、インドにも平行世界の考えがあります)。
しかし、キリスト教では、この世界は神が創造し、開始があり終末があるとされます。しかし、ここから、では神が意志すれば、この世界とまったく同じ世界があるのではないかという考えが出てきます。また終末の後にできる世界は、この世界とどう違うのか、確かに違うかも知れませんが、それも平行世界だと云えないこともありません。
この神が世界を存在させているという考えには、「瞬間瞬間」の世界の創造という考えがあり、これだと、世界の創造は、瞬間瞬間に行われていることになり、無限の数の世界があることになります。ただ、一つの世界系列だけを神は造っているということになりますが、本当にそうかどうか分かりません。つまり、瞬間瞬間に世界が新しく成立しているなら、別の可能性の未来へと分岐して行く世界があってもおかしくないのではないかという考えが出てきます。
インド哲学では、「時間の最小単位」というものが古代から考えられていて、仏教ではこれを「刹那」と言います。この刹那と刹那のあいだに飛躍があり、世界と世界のあいだが刹那で、修業して刹那に入り込むことができれば、分からないことは何もなくなり、また、何かを自由に生み出すこともでき、また刹那から、別の世界に行くことも可能であると、インド古代の古典ヨーガ派の基本教典『ヨーガ根本聖典』に記されていますが、わたしは、修行が足りないので、そんな段階までは知りません。
理論物理学の「多世界分岐」とか、漁師力学的な世界の分岐と拡散は、このキリスト教の神による世界の瞬間瞬間の創造に似ています。世界が、複数の(または無限の)可能な未来があれば、その可能性の数だけ未来が実現し分岐して行くという話で、わたしたちは、一つの世界のわたしたちであるので、他の世界は分からないのです。また、理論物理で考えられている世界の分岐や平行世界は、互いに、影響関係がないものとされていますが、それは影響関係のある平行分岐世界の理論を造れば、理論構成は可能であると思いますし、そういう影響関係にある世界が分岐して造られるというのが、「ない」とは云えません。
「ない」とは云えないので、「ある」のではなく、少なくとも「構想」できる、ということです。また、「時間」とか空間とか、世界とは何かという問題を、哲学でも物理学でも考えて行くと、平行世界がある方が自然だという考えになります。
物理学だと、唱えられているのは、量子力学的な「多世界分岐」と、宇宙論での「多世界解釈」になりますが、両方とも関係があると云えますし、今後の物理学の展開で、もっと色々なものが出てくる可能性もあります。
なお、あまり真面目に書くと、空想・妄想だと考えられますので、かなり控えめにしているのですが、それでもかなり、空想と紛らわしいことを書いてしまっているように見える、以下のような質問の回答があります。これらの質問のわたしの「回答」を参照してください。
>No.189866 質問:もう一つの地球
>http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=189866
>No.208052 質問:タイムマシーンに乗って
>http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=208052
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=189866,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=208052
とても詳しい説明、ありがとうございました。
なかなか難しくてよくわからない部分もありましたが・・・・・・でも、このような質問に親切に答えてくださってありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
特に詳しいって訳じゃありませんが。
量子力学に必然的に現れる確率。これがどう実現するかによって宇宙が分岐していく、という意味での多世界解釈は昔からありましたね。ファインマンの経路積分法もそのバリエーションと考えることもできそうです。
近頃考えられているのは、それとはまた違うものです。超弦理論(これを拡張したDブレーン理論、さらに今ではM理論というものの方が注目されてますが)において、この宇宙(10次元と考えられています)が11次元空間の中の膜の表面である、という風に捉える考え方があります。すぐ「隣」に別の膜があって、膜の間で相互作用がある。つまり幾つかの世界が微かながら力を及ぼし合うのです。もっと野心的なものでは、「複数の宇宙(つまり膜ですが)同士がぶつかった時にビッグバンが発生する」というアイデアも検討されています。
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