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前から疑問なのですが、なぜ、中東地域の国は、圧倒的な資源があるのに国際政治の場で名を連ねることができないのでしょうか?やはりいろいろな圧力があるのでしょうか?ご指導ください。

A 回答 (12件中1~10件)

単純に、裏方にってしているんだと思います。



つまり発言より影響力をとったと
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「圧倒的な資源」といっても石油だけです。


国民総生産高からいっても先進国の比ではありません。それにこれらの国々は政情が不安定で、民主主義も発達していません。専制国家で、国民の多くは貧しい暮らしを強いられています。
そんな国々が世界のリーダーになれるわけありません。
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イスラム教においては、西洋文明のいう進歩・発展は、かならずしも善ではないということです。


改善することは、昔にもどることと考えてもいいようで、西洋文明とは考えがちがうようです。
石油権益以外の一般生活は、古い教えを東陶と守って生きているので、生活水準は、西洋文明からみると低いままになっているのでしょう。
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民主主義国でないからです。

それにつきます。

ただし、中東諸国は国によっては生活水準はかなり高いですよ。それこそ石油のおかげですが。カタール、UAE、クウェートなど。まさに砂漠に浮かぶ未来都市といった感じで。
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おおざっぱに歴史的に見るとイスラム帝国~オスマントルコまで中東はずっと超大国でした。


これはその当時としてはイスラム教が非常に先進的な宗教だったためです。しかし、近代に入るにつれて西洋合理主義に押されて大国の座から転落してしまって、今もそのツケを払わされている状態です。
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中東諸国は現在大国と呼べる国はないと思います。



昔から大国は殆ど中東にあり、また現在でも流通資金の中心です。石油によるものですが、世界的な資金の中心は中東にあるのです。

と上記は昔、先生から聞きました。

現在、アメリカが大国と言われていますが、既にアメリカ経済は失速しており、世界の警察としての役割を担えるだけの資金も底を付きかけています。
近い将来、アメリカは失速していくでしょう。

次の大国は、中国?
確かに大国ですが、アメリカ程にはならないと思います。というのも人件費の安さを売っている国にそれほど魅力があるとも思えません。金持ち国家にはなるでしょうが。

世界経済は産油国に握られていると言っても過言ではないと思います。ですので、世界経済の中心は中東でしょう。
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石油先物市場があるでしょう。


先進国で価格支配を可能としているのがこの先物市場です。
先物市場を使って価格操作をしていますから.いつまでたっても原料供給者は植民地支配を受けます。
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 国家の富の根源は労働であるという、経済理論をご存知ですか?



 16世紀のスペインは、アメリカ大陸を植民地とし、そこで生産される銀(当時の世界通貨は銀でした。)による富を背景に、世界最強の国になりました。

 ところが、宗教改革をきっかけに、カトリック(旧教=王権は神から与えられたとする王権神授説を支持)を信奉する国王が、「労働は祈りである。」という新教徒(商工業者中心。商品生産による富の蓄積は、神の心に従っているとの教えを歓迎。)を国から追い出しました。「銀」そのものが富であり、商工業者の生産が富とは考えなかったのです。

 その結果、経済は衰退し、スペイン無敵艦隊の敗北によって、世界の覇権はイギリス・オランダの争う所となりました。

 スペインから追い出された商工業者の行き先が、イギリス・オランダだったのです。

 国民の労働こそが、強国の力の源泉です。
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富の源泉が労働にあるというのは、労働価値説という共産主義者が唱えた19世紀の発想ですね。


20世紀の歴史は、労働価値説に基づく国家建設を行った共産主義国は、ことごとく経済運営に失敗したことを、私たちに教えています。

まあ遠い未来のことはわかりませんが、現代において経済的な豊かさを達成しているのは民主主義の国です。
政治が民主主義で経済は資本主義の国が、豊かさを実現し、かつ国際社会で優位な立場を占めています。


では、なぜ欧米を中心とする国々が民主主義と資本主義を取り入れて繁栄し、中東諸国やアジア諸国が繁栄できなかったのか。
これは実は、No.8の方が触れているプロテスタンティズムが大きな役割を果たしています。

プロテスタント、特にカルヴァン派では「勤労」が美徳であると教えました。
なぜそう教えたかについては、宗教的な説明が入るので省きますが、人間は生活のため、金儲けのためだけに働くんじゃないと教えたのです。

カルヴァンの教えを受け入れた人たちは、ガンガン働くようになりました。
しかも、彼は清貧な生活をするように説いたので、信者の生活は極めて質素です。
その結果、カルヴァン派の信者には自然と金持ちになり、経済学でいう資本の蓄積がされるようになりました。

しかも、彼らはさらに働くために、貯めた金で別の産業を興します。
こういう循環が繰り返された結果、プロテスタントの教えが広まった国で資本主義が定着するようになりました。


ちなみに共産主義が失敗したのは、制度だけ作って、労働者が進んで労働する精神が定着できなかったことです。
正に、仏作って魂入れず、といったところですね。

カルヴァン派のプロテスタントは、来世の救いがかかってますからリターンが無くても進んで働きます。
しかし、働いても収入は全て仲間に分配され、精神的な満足感もない共産主義国の労働者は、自然とやる気を失っていきました。

中東諸国では、こういう価値観が定着しなかったために、石油資源は豊富であっても、そこから別産業を興すことができずにいます。
しかし、同じイスラム教国家であっても、マレーシアのように資本主義を導入している国は、順調に経済発展を続けているわけです。

もちろん、日本もそうです。
日本人には二宮金次郎に見られるように、労働そのものが尊いという価値観がありました。
さらに明治維新以降、日本は資本主義を取り入れることによって、技術的・制度的にも経済発展が可能となるわけです。

この辺の詳しい説明は、マックス・ウェーバーという人の本に詳しく書かれていますが、かなり難しいので、入門編として小室直樹さんの本をオススメします。

<参考>
『日本人のための憲法原論』(著者:小室直樹)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797671459/sr …

もしくは『痛快!憲法学』(著者:小室直樹、内容は上記書籍と同じです。絵が多い分、読みやすい)
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797670312/re …

余力があれば、マックス・ウェーバーも目を通した方がいいでしょう。
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4003420934/re …
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大国の定義が、様々あるのですが、一応ここでは、国際社会における、政治的なパワーが強い国としておきますね。



じゃ、大国って言われる国には、どんな要素があるか。
経済力・軍事力・人口・面積など。

現実の政治におけるパワーなので、その要素は、時々により様々ですが、中東諸国に当は何が欠けているのかを考えると。
経済力…確かに石油など天然資源は豊富で、GNIは高い。であるが、一次産品なので、買い手次第で状況が変わる。また、工業製品など、やはり輸入に頼らざるを得ない点がある。加えて、一国が市場を独占しているわけではない。(同地域のライバルも降り、他地域も採れる旧ソ連・南米・東南アジア) 石油危機は、中東地域の発言力を高めたかのよう見えるが、一方で、経済の相互依存性を露呈したといわれます。石油頼みの経済では、脆弱であるということです。
軍事力…予算規模を見ても、大国に比べ明らかに劣ります。その能力もやはり、世界中の国に移行を光らすほどではないでしょう。まぁ、イスラエルは特殊ですが。
人口・面積…巨大な面積を持つ国もあるのですが、そこは砂漠。利用できる土地の面積を見れば、やはり大国というほど広くはない。それに関係して、住める人口も限られてくる。人口の多い少ないは、経済力・軍事力に関係していきますからね。

と見てみると、やはり安保理常任理事国と肩を並べるような、パワーを持つ国が現れるとは、考えにくいのが現状です。
ですが、状況によっては、大国と違わない政治的パワーを持つことがあります。(石油危機や他の途上国と連携したG77など)もちろん、一時的ですが。
仮に、中東諸国が一致団結して、EUのように磐石な政治的まとまりを持てば、大国のような、政治的パワーを発揮しえるかもしれませんが、それは現状では考えにくいでしょう。
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