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ランニングしていると、横っ腹が痛くなる経験をされたことがあるはずです。
大体、食事した後とかに起こり易い現象ですが、そもそも何故痛くなるのか?
医学的に説明してください。

A 回答 (2件)

 「脾臓」という臓器がぎゅーっと収縮しているからです。

その収縮が過剰に起こるため、ひきつって痛むんだそうです。
 参考URLをどうぞ。
 大昔、ギリシアでしたか?脾臓を「いらない臓器」といって、猟犬などは取り除くとよいなどと言っていたそうですね。

参考URL:http://www.with-a-cat.net/saku/study/sports-06.h …
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★食事の直後、胃や小腸はがんばっている!



 まず、口から入った食べ物は…

口⇒ 食道⇒ 胃⇒ 小腸⇒ 大腸(消化吸収)⇒ (一部)便 ⇒(一部)血液中

という具合に通過していきます。
そして飲み込んだ食べ物は、各場所で時間をかけて通過していきます。

食事の直後、

●胃:入ってきた食べ物を細かく砕く
●腸:胃で砕かれたものを血液中に送る

といったように一生懸命処理しよう!!(消化吸収作用)と活発に働きます。
実はこのときだけ、一時的に、た~くさんの血液がこの胃腸たちに集まってくるのです。
普段、筋肉に流れている血液の一部も胃腸を助けなきゃ!!
…ってなわけで集合してくるのです。
その量ははかりしれません!

よく昔から、
「食事の後はちょっと横になるくらいがいいんだよ」というのは
こういった背景からきているようです。
「親が死んでも食休み」ということわざも
おそらくここからきているのでしょう。


★食後、「すぐ」の運動は×。必ずお腹が痛くなる。

食後に走るととたんに痛くなるのは左側上部のお腹のあたり。

ここは「脾臓(ひぞう)」といって、血液の貯蔵庫なのであります。
みぞおちの左側、胃&肝臓よりも深~い部分に存在しています。
また、血液中にある「赤血球・リンパ球」を新しくつくったり、
年老いた血球の破壊を行ったりしているのです。

身体のどこかが大量に出血してしまった!という場合や、
激しい運動をしてカラダのある部分に大量の血液を送らなくてはならない!
といった時などに、
この脾臓はぎゅ~っと縮んで、
蓄えていた血液をグングンお送り出す役目を果たさなければなりません。

食後の運動は…
胃や腸に集まっていた血液が一気に脚や腕の筋肉へと移動してしまいますから、
当然、脾臓は懸命に懸命に働いてグーッと血液を送り出します。
そして脾臓は、
いつも以上に縮まろう!そして血液をあちこちへおくりださなくては!!
と余計に働かなければならないのです。


このぎゅーっと縮む現象」=「脾臓のひきつり」=「左わき腹痛い痛い!」が
横っ腹の痛みの原因だったのですね。

脾臓は、2分の1~3分の1くらい、
時にひどいときは6分の1にまでギュィ~ンと縮んでしまうのです。
これは、「消化吸収の邪魔になるよ!運動やめましょう!」
という内臓からのサイン!なのかもしれません。

 
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