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大学院M2の院生です。指導教官に修士論文の指導を拒否され、論文を進めることができず困っています。
原因は、私の専攻が芸術系であることから、教官は実技が得意なのであり、論文を書くことに慣れていないことが考えられます。今までに教官から、机を足で蹴られたり、大声で怒鳴られたり、頭を続けて数回叩かれたこともあり、その恐怖から今学校に行けずにいます。
同専攻の他の教官や院生は、このような状況を見てみぬふりしています。恐らく、私が他大出身であり、また(自分で言うのもおこがましいのですが)下から上がった院生より学力・実技共に勝っているため、疎まれているのでしょう。また、指導教官は立場が上の方なので、そのことも関係していると思われます。
入学の時、教官に自分の研究室に入るよう誘われ、この教官に就いたのですが、やりたかった研究はできず、でも指導はしてもらえず…散々です。
自力で書こうにも、特殊な分野だけに研究の進め方や、書き方について書かれている参考図書もありません。
相談できる教官・院生はいません。下手に相談すれば、それをいいように利用されてしまいます。どうしたら良いのでしょうか?
アドバイス宜しくお願いいたします。

A 回答 (9件)

大学に関わりの多い者です。


事実とすれば非常に悪質なアカデミック・ハラスメントのケースで、ほんらいは当然問題にされるべきものです。大嫌いな人間をいじめるケースだけでなく、自分の子分扱いしたい院生に権力的にふるまうというケースは珍しくなく、論文指導以外では親しくしてくれるというのも、よくわかります。

筋論としては、大学のしかるべき部署に相談して公式に対処してもらうべきなのですが、芸術系の小規模な大学・学部の場合こうした部署が整備されていないことがありうることと、仮に相談して筋論で問題が解決しても質問者さんの研究生命との関わりでは結局は致命的な結果になりかねないのも確かで、非常に難しい事態かと思います。仮に当該教官を追放できても、かわりに指導してくれる人がいなければ同じコトなのですよね。

研究をぜひとも続けたいということであれば、一つには方向を転換してしまうことがありえるかと思います。芸術関連で実技ではなく研究をしようとするのなら、たとえば文化学部や文学部などの「美術論」「芸術論」「比較文化論」「文化史」などの教員でも指導可能なケースはありうると思います。もしそうなら、あと数ヶ月をなんとかしのいで、とりあえず博士前期課程単位取得修了だけはしてしまい(論文がなければ修士号は無理でしょうが)、あらためて別な大学・学部のそうした教員に「芸術系の大学院で2年間がんばってみたが、自分の研究はそういうところでするものではないことがわかった、改めて出直したいのでぜひお願いしたい」と頼み込むというものです。もちろん、頼めそうな人を探すのもたいへんですし、博士前期課程からもう一度やり直すことになるでしょうが、今のところで大学にも行けない状態を続けるよりはましでしょう。

あるいは、しばらくがんばってお金をためて、かつ外国語を研鑽し、外国の大学にチャレンジするのもありえるかと思います。自分の実力に自信がおありなら、日本研究でさえなければむしろそのほうがもともとよいかもしれません。

お役にたつかどうかわかりませんが、あくまで参考意見としてお読みください。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございました。
おっしゃる通り、大学のしかるべき部署に相談したくても、研究者としての将来がなくなるかもしれないと考えると、それができないでいました。

ところで、質問が2つあるのですが、
(1)「博士前期課程単位取得修了」というのは具体的にはどういうことなのでしょうか?本学では、修論の単位が修士課程修了の条件に含まれているのですが、その単位を取得できなくても、「博士前期課程単位取得修了」となるのでしょうか?
(2)卒論を修論として提出することは可能なのでしょうか?(本当はあまりしたくない手段なのですが。今現在では卒論の方がはるかに質の高い内容になっています。)

外国の大学で学ぶという発想、参考になりました。研究者なら語学力は必須条件でしょうから、いっそのこと外国で…という手段もあるのですね。経済的にかなり難しいのですが、なぜか少し気持ちがラクになりました。

お礼日時:2006/11/06 19:08

No.7の回答をしたものです。


私の知っている大学では博士前期課程が学部同様の単位制で、修士論文を書いて学位をとらないまま、基準の単位を満たして退学するケースがありうるので「単位取得修了」と書いたのですが、その場合の公式の表現がなんなのかは確かに確かめないといけないですし、そうした制度が一般的とはいえないかもしれません。あいまいな回答をおわびします。
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とある大学の教員です.



質問者の方の指導教員の言動は,真実であるならば,他の方も指摘していらっしゃるように,今日ではアカデミック・ハラスメントに相当しますので,大学当局に申し出て(大学によっては,相談窓口があると思います),対処を求めるのが当然といっても過言ではないでしょう.
 
No.7の方が書いていらっしゃる「博士前期課程単位取得修了」は,誤解か勘違いで,質問者が書いていらっしゃるように,前期課程にはそういう制度はありません.
博士後期課程では,単位を取得し,論文を提出していない場合,「博士後期課程単位取得満期修了(満期退学)」ということはあり得ます.

以上,補足です.
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この回答へのお礼

わかりやすい御回答を、ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/07 18:39

追追記



誤解のないように再度投稿いたしました。
別に人間関係の状態をあなたのせいにして責めているわけではありません。ただ、今は、誰が悪いかという水掛け論ではなくて、あなたの修了をどうするかということではありませんか?

あなたにつくか、教授につくか、といった二元論的な対応を他の院生に求めずに、もう少し寛容にみんながなれたらいいのだと思います。
そして、おそらくは院生を取りまとめている院生で教授に近しい人がいるのでしょうから、その人に少し仲介をお願いしてみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

私の学校では寛容な気持ちを持っている方や、院生を取りまとめている院生はいません。残念です。

お礼日時:2006/11/06 19:19

追記



ちなみにボクはずいぶんと長く大学院にいたせいか、そういう環境にもう麻痺してしまっているので、参考になるかどうかわかりませんが、ボクの指導教授もこれをやれ、あれで論文を書けといろいろと言ってきますが、ボクはそういうものだと思って、そのままやりくりしてしまいました。
もちろん自分のやりたい研究をしていくことが望ましいことなのでしょうが、研究者という地平に立ったとき、30前の院生など、所詮、まだ初心者も初心者、スタート地点にさえ立っていないと言えるのではないでしょうか?
人間関係がうまくいかないことは残念です。それは先ほども書きました。が、しかし、もう一度考えて話し合ってほしいと思うのは、本当の意味であなたが教授にとって興味のない人間であれば、入学を許可しないでしょうし、研究室には誘わないでしょうし、あれを書けこれを書けと言うことは言わないでしょう。
もう一度、人間関係を修復しようと試みてはいかがでしょうか?それとあなたと先輩との関係もあまりよくないようです。後輩はいいのでしょうか?それは果たして学部だからというただそれだけの理由でしょうか?そのあたりの関係から修復していってはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

先生は私のことが嫌いなのではないと思います。「近年珍しく可愛がられている」と他の教授方からも驚かれています。私の指導教官は、”論文指導をしたくない”だけなのです。論文については、私と口を交わしたくないようです。他の話題では楽しく話をしてくださいます。
私が入学できたのは、国の補助金との関係から、先生が自分の研究室に誘って下さったは、指導費の関係や他の先生への体裁からだと思います。
大変古い体質の学校ですので、教授だけでなく、院生も皆長いものに巻かれようとします。長年大学院で指導していらした大学教授と、他大出身の院生、どちらにくっついた方が得か、一目瞭然でしょう。
今まで人間関係で苦労したことはありません。それでも私に原因があるのでしょうか?

お礼日時:2006/11/05 22:46

とても残念な環境にいらっしゃることはよくわかりました。


しかし、と同時に、大学院を受験する際に、なぜよく調べなかったのかという疑問も浮かびます。大学院の指導教授と院生の関係は意外とまだ封建的で徒弟制度のような印象さえ受けます。それはおそらく専門性というものが、教授から学んだり盗んだりするということ大きく関連があるような気がします。
あなたの場合、はっきり言えば、院生のあなたと教授との方向性の不一致が大きな問題としてあります。
この場合、教授に論文を書くように促すことは出来ないわけですから、あなたが実技を修了制作として発表したらいいのではないでしょうか?
また「自力で書こうにも、特殊な分野だけに研究の進め方や、書き方について書かれている参考図書」もないような研究が、修士課程の院生がするべきことなのかどうかも疑問です。そういうところにもまた教授の意図があるとも考えられるのです。
善悪のほどはわかりません。まずは、よくよく先生と話し合われることを願います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
論文を書きたくて、研究がしたくて大学院進学を目指しましたので、当然院試の際は、情報収集に力を入れました。また、教官に自分の研究室に入るよう誘われた時も、他の教官や下から進学した院生にどんな様子か伺ってみました。しかし、どなたも教えてはくれませんでした。古い体質の学校であること、またそこそこ名門といわれている学校であることから、臭いものには蓋をするような側面が、今思えばあったのです。どうも過去にも私の指導教官は院生とうまくいかないことが多々あったようです。このことも、皆口をつぐんでしまいますので、真実は闇の中なのですが…。
研究テーマは、私がやりたかったものは全て却下され、結局先生から与えられたものです。そこに教授の意図があったのかもしれない、と考えられるのですね。思いもよりませんでした。
本学の場合、院終了の条件は論文のみです。先生と話し合いをする必要があるとは思うのですが、またパワハラを受けるのでは?と思うと怖くて言い出せないでいます。

お礼日時:2006/11/05 21:34

これ普通にアカハラどころか傷害事件もんなんですが。


教官が論文になれていないとかそういう問題じゃないですよ。
大体、大学教授にもなっている人が専門的な文章に不慣れというのが分かりませんが・・・実技の人であっても、評論などはするものでは?

これまでのお二方もおっしゃているように、早急に大学の相談窓口に行ってください。
あなたが金払って通っているわけですから、泣き寝入りしたんじゃ金をどぶに捨てるようなもんですよ。

なお、自力で書いても、結局のところ修士号の主査は指導教官なので、この展開だとはねられて終了してしまうと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
よくわかりませんが、実技の先生はその方面での活動が、そのまま先生の研究(論文)として評価されているようです。一芸に秀でていればそれで良し、ということなのでしょうか。芸術系の世界では、論文指導のできない教授が大勢いらっしゃることは、先生方の中で、公然と認められているようにみえます。
「自力で書いても、結局のところ修士号の主査は指導教官なので、この展開だとはねられてしまう」とのこと、考えてもみませんでした。
大学の相談窓口へ相談することは当然考えているのですが、将来のことを考えますと、二の足を踏んでしまいます。四面楚歌の状態です。

お礼日時:2006/11/05 21:54

> 原因は、私の専攻が芸術系であることから、教官は実技が得意なので


> あり、論文を書くことに慣れていないことが考えられます。

↑これと

>今までに教官から、机を足で蹴られたり、大声で怒鳴られたり、頭を
> 続けて数回叩かれたこともあり、その恐怖から今学校に行けずにいます。

↑これのつながりがさっぱり分かりません。
明確にアカハラおよび傷害事件(怪我があれば)なので、すみやかに出るとこに出ましょう。しかし、何故に「いいように利用されてしまいます」ということになるのでしょう。すでに何か行動を起こされたのですか?
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
指導教官は論文作成に慣れていらっしゃらないため、論文指導中に私が先生のお考えと違うこと(それが一般常識であれ)を申し上げると、機嫌が悪くおなりになるようです。そして頭を叩かれたりするわけです。怪我はしませんでしたが、痛かったのを覚えています。それでもアカハラになるのでしょうか?
「いいように利用されてしまう」というのは、どの先生方も、普通は受け持ちの院生が最も可愛いですから、他の院生の外部評価を下げるための都合の良いネタになってしまう、ということです。うまく言えなくてすみません。
異常なまでに、足の引っ張り合い、わなの掛け合いが氾濫しています。
困ったことに、人が信じられなくなってきています。

お礼日時:2006/11/06 18:35

学校に相談窓口があるはずです。

アカデミック・ハラスメントにあたると思うので、対処してくれるよう強力に要請すればいいと思います。

うやむやにするべきことではありません。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
学校の相談窓口はあるのですが、相談員の多くは教授方が担当されており、裏でつながっているのでは?という懸念があります。相談しても、私のことを理解していただけるのか、情報収集だけされて終わることなく、本当に私のために動いて頂けるのか、そして、問題解決した後のフォローまで適切にしていただけるのか不安です。
人間不信に陥っているのかもしれませんが、相談したくてもその勇気を持つことができずにいます。

お礼日時:2006/11/06 18:12

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