フィガロの結婚、原作とモーツァルトのオペラで別物?
モーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』ではケルビーのは伯爵夫人ロジーナに恋をし憧れはしますが契りを持つまでの関係には至らなかったと思います。しかし原作ではケルビーノは戦場へ赴く前にロジーナと関係し子を孕ませたそうです。
モーツァルトのフィガロと原作のフィガロはどれだけ違った内容なのでしょうか?
回答(3件)
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No.1です。
元の芝居の「フィガロ」には続編があることがすっぽり抜け落ちていました。
質問者様、たいへん失礼しました。
また、間違いの箇所を指摘をしてくださったNo.2様、ありがとうございました。勉強になりました。
No.2ベストアンサー20pt
ボーマルシェの原作は、「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」「罪ある母」の三部作になっています。そして、「罪ある母」で、伯爵夫人がシェリュバン(ケルビーノ)の子を孕んでしまうという意外な展開になっているのです。白水社の「マリヴォー・ボーマルシェ名作集」に入っています。
この回答へのお礼
西風さん、トントンさん、興味深い素描をありがとうございました。
No.1ベストアンサー10pt
ロジーナ(伯爵夫人)と云々。
まず、そういう事実はありません(笑)
伯爵夫人の小物を欲しがったり、シュザンヌにキスしたがったりに終始します。
(岩波文庫版「フィガロの結婚」ボオマルシェエ作 辰野隆訳 1952年第1刷)
芝居のほうは観たことがなく読んだだけで、しかも記憶もおぼろ。
読みかえす元気もないので記憶で行きますが、筋自体は芝居もオペラも大差なかったと思います。
フランス革命前夜にあって、ボーマルシェの芝居は力をつけてきた庶民のバイタリティーを代弁しており、さぞ観客の喝采を浴びたことでしょう。
オペラのリブレット(歌劇の脚本)はダ・ポンテ。「ドン・ジョヴァンニ」や「コジ・ファン・トゥッテ」も彼の台本です。
オペラ用に作り変えるとき、ボーマルシェの毒気は大幅に減じられました。
レビューなどにたいていそう書いてあるし、事実読んでみてそうだという印象でした。
これが一つ。
で、もう一つ。
芝居のほう(原作)のケルビーノ(元の名)はシェリュバンです。
なかなかしたたかなところがあって、オペラのケルビーノのようなさながらキューピッドではありません。
オペラではモーツァルトの素晴しい(素晴しいとしか言いようがない神がかりの)音楽があって
あのオペラを象徴するような存在ですが、違うといえばそこが一番違います。
つまり、芝居で映えるシェリュバンはオペラに最もふさわしいケルビーノに変身しています!
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