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スタインベック「怒りの葡萄」読みました。
面白かったんですが、どうやら聖書と関連の深い作品らしいですね。でも読んでいる時はそれをあまり意識しませんでした。
私は聖書、特に旧約聖書はさっぱりなんです(だって分厚すぎて・・・)。

そこで質問なのですが、この作品のどういったところに旧約聖書と通じる部分があるのか教えていただけませんか?すごく気になります。

A 回答 (1件)

まず「怒りの葡萄」という題名が新約聖書の「ヨハネの黙示録」からの引用です。

ここでの葡萄というのは“不正”を表しています。
そして舞台となるカリフォルニアは、旧約聖書で神がアブラハムとその子孫の理想卿である約束の地「カナン」を表していると思われます。
また、登場人物たちの、少し知恵の遅れたトム、ジョン、ジム(ケーシー)らは聖書中の十二使徒の名前の略称です。
そしてジョード家の脱出劇は、指導者モーゼがイスラエル人を率いて、エジプトを脱出した旧約聖書の「出エジプト記」を元にしていると思われます。

以上、大雑把ではありますが、いかがでしょうか。
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