【お題】王手、そして

夏目漱石の代表作の1つに「我輩は猫である」という作品がありますよね。この作品は英訳のタイトルでは “I am a cat.”となっていました。そして、仏訳のタイトルも同様に“Je suis un chat”となっていました。しかし、疑問が生じました。というのは、suisはのetreの直説法一人称単数現在ですが、suivreも偶然同じ形になってしまうんですよね。そうすると、“Je suis un chat”というのは英語にすると “I am a cat”とも“I follow a cat.”とも取れますよね。
そこで質問です。 この二つをフランス語で明確化するには どのように書き換えたらいいでしょうか?

A 回答 (5件)

“I follow a cat.”の方が簡単ですね。

ちょっと意味が変わるというか強くなりますが、poursuivreを使えばいいですね。他には courir apresとか使えます。

“I am a cat”の方は少し厄介ですね。trgovecさんが仰る “Moi, c'est~”は自己紹介する時に使われますが、「~」には普通 名前が来ますので どうかなあとも思います。あと、これは日常会話では殆ど使われず、物語の文章で使われることがありますが、“Je suis de l'espece felin”という表現です。でも、これだと 虎や豹も含まれることがあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>“Je suis de l'espece felin”という表現です。
それでは “I am a black cat.”という場合はどうしますか?

お礼日時:2006/12/07 11:15

>それでは “I am a black cat.”という場合はどうしますか?


“Je suis de l'espece felin et j'ai la fourrure noire.”とするしかないでしょう。しかし、それはあくまで意味を明確にするためであって、不自然な感じは否めません。・・・黒い猫って個人的には大好きですね。

anapaultoleさんはsuivreを深読みされて、se conformer aの意味で解釈されていますが、元の定義は aller derriereで、se laisser conduireの意味合いを含みます。ですから、“Les touristes suivent le guide.”のように使います。ご存知のように “Je suis un chat”のsuisをsuivreと解しても文法上は全く問題がありません。ただ、、、Je suis・・・と来れば suisはetreの確率の方がはるかに高いですからね。しかし、“Je suis le cochon pour trouver des truffes.”という表現は聞いたことがあるので、可能性から言えば この場合のsuisはsuivreの方が高いかなとも思います。
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補足致します。



Je suis un chat のsuisをetreと看做したさいの
主語のJeは猫です。人ではありません。
猫が、わたしは猫ですと言っているのです。
猫に人格ならぬ猫格を認めているわけです。

勿論、人間が私は猫ですと言えば、猫のような
性格、性質や運動神経などを持っていることを
言っていることになります。
コレにはなんらの新規さはありえません。

このjeがどちらの場合も
この文型がS+V+Oはありえないと
申し上げたかったのです。
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同音異綴の問題は興味深く、疑問をお持ちになるのは最もだと思います。



でも、暫し立ち止まってお考えになれば
ご質問の《Je suis un chat》は、『わたしは猫です』
以外ありえないと、お分かりになると思います。

それは、動詞suivreの意義からです。
この動詞は空間や時間の前後を明確にして、あるもの、ある方向への
運動を表します。そして人を目的語に取った場合には
その人物につき従うとの意味が含まれます。

そこからsuivre qn au tombeau との言い回しが生まれています。
(江藤淳が妻の後を追って自殺をしたなどをあらわすのにぴったりです)

したがって、話者たるjeが人間なら、人間が猫の後につき従うことは
ありえません。(サルの惑星ならぬ、猫の惑星の話ならokですが)

猫の可愛らしい姿をカメラに収めたいと人間が自分の意思で追いかけるなら
回答者#2のmyrtille55さんが既にお示しになっている通り
動詞poursuivre・courir apresとかがぴったりです。

次に、je suis un chat 以外の表現です。

●C'est que je suis un chat.

これなどは、物語の語り初めには面白いと思います。
『だって、わたしって猫なんだもん、にゃぅ~』とかの訳になり
なんで『だって』なのかと読者は興味を持ち、先へと読んでみたくなるのでは。。。

●Le chat, c'est moi!

子供同士の遊びで、各人が役割分担をしているときに
どうしても、猫の役を取りたいとき、このように叫びます。
これも、語りの最初にもってくれば、ナンだナンだ
ずいぶんとテンションが高いなぁ~と今後の展開が気になります。

●Je suis un chat,moi!

これは、単純に、強調しているだけです。

でも猫の後の『,』が重要です。この一呼吸が無いと
 je suis un chat moi ⇒ je suis un chamois と耳では混同される懸念があります。
同じようなこの同音異綴では、性別は違いますが
je suis une chataigne ⇔je suis un chat-teigne があります。

まだこのsuisに関しては逸話がありますが、底冷えが厳しいので
ここで、筆を擱きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ご質問の《Je suis un chat》は、『わたしは猫です』
以外ありえないと、お分かりになると思います。
しかし、人間が「私は猫です。」と言うのはもっと考えられないし、猫が人の言葉を話すのは現実的には尚更ありえないと思うんですが。

お礼日時:2006/12/07 11:20

全く自信はありませんが、



Moi, c'est un chat.「吾輩、それは猫である」

自己紹介の文を借用したものですが、このようなときに使っていいかは分かりません。ちなみにドイツ語では、Ich, der Kater. となるのですが、これを借用して、Moi, un chat. とするのが現代のフランス語(もちろん一般的な語法ではなく、タイトルとして)許されるものであるか分かりませんが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、Moi,c'estという表現がありましたね。

お礼日時:2006/12/07 11:12

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