プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。
今更、人に聞けずにこちらで質問させていただきます。

人時売上高・人時生産性とはどんな物なのでしょうか?
その計算方法やその基準と言いますか、この位の売上なら
このくらいの数字がベストみないなのがあるのでしょうか?
また、これらと同じでこれは知ってた方が良いよ。などありましたら
教えて下さい。
お手数ですが、どなたかよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

人時間売上高(にんじうりあげだか)


 売上÷総労働時間

人時間生産性(にんじせいさんせい)
 粗利÷総労働時間

飲食業界では主に人時売上高を注視します。
人時生産性については小売業界では利用するのでしょうが、その辺はあまり詳しくありません。

飲食業界における人時売上高ですが
目安は4500円~5000円程度はないと健全な経営とはいえません。

理由
飲食業界の一般的な利益構造として

  売上高         100%として
  固定費         15%(減価償却費+地代家賃等)
  食材原価(フードコスト)30~35%→
  人件費(レイバーコスト)25~30%→(両コストの合計をF/Lコストといいます。55%~60%が望ましい)
  その他変動費      10~15%(F/Lコスト以外の変動費、消耗品費・水道光熱費・支払利息等)
  利益          10~15%

仮に適正人件費が売上に対して25%とすると、
 時給1000円のアルバイトが4500円売ると(人時売上高4500円)
 1000+α(福利厚生費+交通費)÷4500≒25%

という計算が成り立ちます。

飲食業界ではP/L上で適正比率を算出した上、人件費予算を立て、
時間もしくは、一日ごとの人時売上高をチェックし、シフト調整を行うのが人時売上高の見方になるかと思います。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。
非常に判り易い説明でした。
助かりました。

お礼日時:2006/12/20 23:09

「人時売上高」、「人時生産性」とは、聞き慣れない言葉ですが何を意味するのかの見当はつきます。

経営効率を表す指標だと思います。

単位の投下資本に対する経営成果を生産性と言います。以下、経営効率を表す代表的指標として(1)売上高生産性と(2)付加価値生産性について簡単に書きます。

(1)売上高生産性とは、単位労働力当りの売上高です。一般的には、一人の社員が一ヶ月の間に実現する売上高で表します。
社員数200人のスーパーマーケットの一ヶ月の売上高が8億円の場合、売上高生産性は、
800,000,000÷200=4,000,000  単位は、(円/人・月)です。

(2)付加価値生産性とは、単位労働力当りの付加価値(※)です。一般的には、一人の社員が一ヶ月の間に実現する付加価値で表します。
社員数200人のスーパーマーケットの一ヶ月の付加価値が1.6億円の場合、付加価値生産性は、
160,000,000÷200=800,000  単位は、(円/人・月)です。

※付加価値:限界利益とも言います。
付加価値(限界利益)=売上高-変動費

「人時売上高」とは、多分、一人の社員が一時間の間に実現する売上高だろうと想像します。「人時生産性」については、よく分かりません。

>この位の売上なら、このくらいの数字がベストみないなのがあるのでしょうか?

私は詳しくありませんが、上場企業については財務諸表などのデータが公開されているので、分析すれば分かるのではないでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございました。
助かりました!

お礼日時:2006/12/20 23:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!