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地域差があるのか、母は四十九日が過ぎたら
線香は2本あげる、妻は私のところは1本だ!
と言い合っています。
本数って何本が正しい!ってあるのでしょう
か?

A 回答 (8件)

線香の本数の作法は有るといえば有るし、無いといえば無いのです。



 というのは、仏事の作法というのは基本的にインドの作法を元にしています。そこでインドには線香が存在していなかった。当時のお香は粉末状の抹香や、香木の木片を削ったもの、あるいは丸薬状に練ったものです。香炉に火種を置き、そこに香を乗せて焚いていました。日本でも長くそのような香の焚き方でした。

 線香は宋代の支那で開発されたともいわれますが、日本には江戸初期に伝来しました。それまでの抹香などに比べ、使い方が簡便なので
禅宗・浄土宗を中心に各宗派で、日常的に用いられるようになりました。ですから宗派によっては古式に基づく法会では線香を使いません。

 上述のように線香は比較的新しいお香なので、仏教経典に基づいた「正式な作法」というものは存在しません。そこで各宗派では焼香などの作法に準じて、目安として本数をなどを示しているのです。

 香はひとたび火が付けば絶えることなく燃え続け、周囲に芳香を漂わして心を静め、さらに燃えた跡の灰は新たなる香を焚く土台となるところから「精進」、つまり“絶えることの無い仏道修行を務めること”を表しています。ですから仏前に供えるお香のことで言い争ってはいけませんよ。

【参考】
『密教辞典』(法蔵館)
『香道の歴史事典』(柏書房)
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なるほど・・・



ご質問はあくまでも“本数って何本が正しい!ってあるのでしょうか?”ですね。

「お線香の本数に執着(しゅうじゃく)しない」

が、正しい答えです。
そもそも宗派によって本数を定めているとは思えません。
お坊さんによっては“仏法僧”“現在過去未来”“本尊先祖自分”“貪瞋痴”や“主香添香”等と言いますが、ぜんぶ後付の理由です。間違ってもいませんので、その場のお坊さんに従っておきましょう。

お線香に火をつけるときや、お焼香のとき「あれ、何本(何回)?」と思いますね。一本で十分です。多くても二本か三本ですよ。四本以上は多すぎます。
地域によっては一本はお葬式のときだけというところもありますね。その場合は二本にしておきましょう。奥様にお伝えください。
ところで、秋篠宮さまと法事をしたことがあるんですが、宮さまは四回お焼香していらっしゃいました。

ちなみに“焼香”を“精進”にあてはめるのは大日経系の密教の解釈ですから、一般的ではありません。

って、とこです!
それではゴキゲンヨウ!!! (^^)v
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 宗派によって,線香の本数も線香の上げ方も異なります。


 質問者の方の所属宗派が分かれば,相応の回答が得られるかと存じます。
 私は曹洞宗です。曹洞宗では1本又は3本ですね。自宅の仏壇へお坊さんに参ってもらう時には,先に2本の線香を上げておいて,お坊さんに1本上げてもらって,計3本にすることもあります。
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我が家は真言宗です。

3本あげています。御住職からは「香の良いものを1本で良い」とは言われました。3本あげるのは1本は御本尊、1本は御先祖様、そして1本が新しい仏様に・・・。これといった決まりは無いようですので自分の思いであげて宜しいのではないでしょうか。
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曹洞宗の僧侶です。


お線香を立てる本数はいろいろ言われていますが、これが正解というものはありません。
真宗で線香を折って寝かせるのは、本来、焼香するべきものを略作法として線香で代用しているためで、本数には決まりがないようです。
天台宗・真言宗は3本といわれていますが、天台宗の公式Webでは「本数に決まりは無い」ということになっているようです。真言宗では焼香の回数に準じて3本を献ずるように指導されているようですが、これも強制ではないようです。

在家の方がお仏壇に向かってお参りされる場合であれば、1本で良いのではないでしょうか。「煙が‥‥」云々と書かれていますが、お線香は良い「香り」を献ずるもので「煙」は関係ありません。
煙をあげる線香は一般に「杉線香」と呼ばれるもので、これは屋外でお墓参りなどをする時に使うものです。屋外では香りが拡散してしまうために、物足りないような感じになる場合があるので、かわりに煙をたくさん出して「見た目」で補おうとしたものです。これはほとんど何の香りもしませんので、室内で焚いても煙たいだけです。
室内でお仏壇に献ずる線香は、仏具店などで少し良いものを選んで使われると良いと思います。
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実家では2本を立てていました。


嫁ぎ先は、1本を2度折って、火を点してから寝かせて置きます。
宗派や家族によってそれぞれ異なるものなのでは?
その家の流儀に合わせて手を合わせるだけで、
正しい本数というのは家ごとに違う物だと思います。
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こんにちは。



 下記サイトをご参照ください。
 宗派によって違うようですが、1本または3本のようです。

では。

参考URL:http://www.awaji-baikundo.com/senkou.htm
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地域や宗派によって異なるようです。


ちなみにウチの実家では、1本を半分に折って2本にし、立てずに灰の上に寝かせます。
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この回答へのお礼

うちの母親も2本だと煙が・・・といって
1本を2つに折っています。
でも結果的には2本ということになります
よね(^^)
ありがとうございます。

お礼日時:2006/12/21 11:39

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