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レイノルズ数とフルード数とグラスホフ数は、慣性による影響を扱うと思うのですが、具体的にどのような指標になるのでしょうか。教えてください。

A 回答 (1件)

どんな教科書を使用していますか?教科書に説明が書いてありませんか?流体力学の教科書は、物理学系と、工学系がありますが、このご質問に関しては、工学系の教科書が良いでしょう。

古典的(?)な名著としてはプラントルの「流れ学 上、下(コロナ社)」があります。

Reは(慣性力)/(粘性力)で「流れの相似」をみる指標です。慣性力ですから、動力を使うなどして強制力が作用する場合です。
Grは(自然対流による浮力)/(浮力に抗する粘性力)で自然対流の生じやすさをみる指標です。
Ffは(慣性力)/(浮力)でフルードの法則にもみえるように、水面の造波抵抗など慣性力(強制力)と浮力(自然力)が同時に作用する場合の「流れの相似」をみる指標です。
しかし、具体的な場面に、これらの指標を適用することは、難しいですね。実際の現象は複雑ですから、Re,Gr,Frのどれを使うのが適切であるかの判断は難しいと思います。アバウトな言い方ですが、この辺は、或る程度、経験で判断するしかないような気がします。
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