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昭和三十年代くらいの映画がテレビで放送されているのを観ると、白黒映画である場合が多いのですが、なぜカラーでなく白黒映画が多いのでしょうか。

A 回答 (8件)

簡単に言うとモノクロフィルムに対してカラーフィルムは製造や現像などの工程が複雑になるため、昭和30年代はまだそんなに普及していなかったからです。

複雑なため、白黒の数倍は費用も掛かりますし、カラーフィルムの扱いに熟知したスタッフや技術者、また設備そのものもそれほど多くはなかったでしょうし。

現在ではカラーフィルムの普及で、逆にモノクロで映画を作る方がお金が掛かるようになってしまいました(-_-)。まあこれは日本だけなのかもしれませんけど。

ただカラーは経年で色が褪せたり劣化しますが、モノクロはカラーほど劣化しないので、長い年月を考えるとモノクロの方が利点が多いようにも思います。
映画用のカラーフィルムを劣化させないためには三原色分解といって複雑な工程と保存方法をとらないといけないので、大変なんです。
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なぜ、昭和20年代に、ことにハリウッド映画はカラーが多かったのに、30年代に入って白黒が目立つようになったのか、ということでしたら、30年代の映画の世界が“暗い”時代だったからだと思います。



厳密に言うと、20年代は「映画は夢を売るもの」みたいなノリで虚構の世界をバンバン見せていたのが、30年代に入ってから娯楽が「現実の世の中の矛盾を見つめよう」みたいな方向に行ったため、派手な色彩よりも、渋いモノトーンを好むようになり、カラー作品までもが色彩を抑えたものになっていったのだと思います。もちろん、そういった背景ゆえに、「無理してコストを上げてまでカラーにはしない」という風潮もあったのでしょう。

ただし、邦画は、30年代以前にも、それほどカラーが多かったとは思えないのですが。
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・カラーフィルムが非常に高かった


・感度が悪かった

らしいです。
S30年代にカラー写真を撮っていた人の回想録を見ると感度がASA25(今の平均フィルムの1/4)とからしいです。

S30年代位のカラー写真でも実は「着色写真」っていうパターンは多いようで。
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このサイトに総天然色に至る歴史が簡単に書かれていますので、ご覧になっては如何でしょうか。



参考URL:http://members.jcom.home.ne.jp/geebee/contents/c …
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日本初のカラー映画は、1951(昭和26)年の「カルメンは故郷に帰る」です。


なので昭和30年代にはカラー映画はあったことはあったのですが、その分コストも…。
カラー映画が一般的になるのは、もう少し時間が経ってからだったのです。
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↓に、面白い記事がありますね。



フィルムとしては存在したけど、技術的な安定は40年まで待たねばならなかった、、、という事ですかね。

もう一つは、映画を創る側が、白黒に伴う技術を前提としていたため、環境が整うのに時間がかかったというのもあると思います。

参考URL:http://www.fujifilm.co.jp/history/dai3-08.html
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9% …
ここにも書いてある通り普及しだしたのが40年代なのででしょう。
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単純にカラーじゃなかったから。

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