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定義の問題もあるでしょうが、充電池のメモリー化現象があるというのが一般的な認識と思っていました。が、ある日、そんなものがあるとは思えないという考えをネットで見つけました。URLは失念してしまいましたが。そこで目にしたのは十分に論理的な話だったように思います。それとも、トンデモだったのでしょうか?。メーカーもメモリー化現象に関しては認めていないのでしょう?。仕事でも携帯電話でも充電池を使うので放電器を買おうかどうか迷っています。いったいどっちなんですかー!!

A 回答 (4件)

ANo.3です。


電池開発の現場を離れて10年以上立ちますので、最新の情報からみると間違いかもしれませんが、電池の残量を正確に計測する機器が市販されているかというと、まずあり得ないと思います。最新のLi-イオン電池は、Ni-CdやNi-H電池と同様、電池容量が減少しても端子電圧がほとんど変化せず、容量が無くなる直前に端子電圧が急激に降下します。従って電圧計などで端子電圧を測定しても、電池容量を一義的に推定することは出来ません。前回の回答に記載しましたが、過放電が電池にとって致命傷(最悪発火 パソコンで火がというのの相当部分がこのはず)なので、そのために保護回路を入れていると記載しましたが、この保護回路は一般にはご質問の残量チェックに相当します。具体的には、電池一個ごとに(通常の機器には複数の電池を出来れば直列、電圧の関係で仕方がなければ嫌々並列で)電池の設計容量をデータに持っており、それぞれの電池の放電電流と放電時間を計測することにより放電量を計算、この放電量を積算し、前述した設計容量から放電量を減算すことにより電池それぞれの残容量を求めています。
従って、Ni-CdとかNi-Hのように電池が寿命になった際、単に電池セルを交換するのではなく、安全回路を含んだ電池パックとして交換いたします。
ご不満のあった残量表示が怪しい機器とは、上記のような高度な残量管理(もちろんコストがかかる パソコンの電池パックなどではコストのだ大半が安全回路とお考えいただいてもよいはず)ため、放電電流は計測せず単に端子電圧を計測しているだけのようで、あやしげな表示しかできないのは原理的にしかたがない(それなりに工夫がしておあり単に電圧をはかっているだけではありませんが)ようです。
デジカメでも一眼レフ等はそれなりの制御をしているはずですが・・。
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ANo.2のご回答にもありましたように、Ni-Cd、Ni-H電池にはメモリー効果は、現在でも存在し、その原因に関しても、ほぼ、解明されています。

一方Liイオン電池に関しては、公式にはメモリー効果がないとされており、少なくとも上記Ni-Cdなり、Ni-H電池に生じるメモリー効果の原因となる現象は間違いなく発生しません。
ただ、Ni-Cdなり、Ni-H電池とは全く異なる原因によるメモリー効果が全くないかどうかは、種々の論議が出ているところです。
なお、Li-イオン電池の寿命は、間違いなく充放電回数によりますので、放電器をご利用されるよりかは、充電容量ほぼ一杯まで電池をご使用される(過放電、過充電がLi-イオン電池最大の敵ですので、空っぽになるまでは放電しないよう・・・完全に放電しないように安全回路が入ってはいるはずですが)ことをおすすめします。駆動時間にご不安があるなら、予備の充電完了電池を常時携帯されることがよかろうかと。

この回答への補足

放電すればいいってもんじゃないんですね。現実ってめんどくさいモンですよね(笑)。こういうのが所謂、フロイト曰く「現実原則」って奴ですかね。理系の方にはこれこそトンデモかもしれませんが(笑)。ところでエネループはどうですかね?。それと、自分でも調べてみますが電池残量が分かる残量チェッカーみたいなものがありそうなものですが、売ってますか?。機器(カメラ等)の残量表示ってあまり当てにならなかったりするので、放電繰り返すのが良くないなら、せめて残量をチェックして充電のタイミングが計れれば良いのですが。

補足日時:2007/03/03 03:14
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まず、建前上、リチウムイオン電池にはメモリー効果がありません。


現在使用されている携帯やデジカメ、ノートパソコンなどの専用電池のほとんどはリチウム
イオン電池ですのでメモリー効果を気にされる必要はないでしょう。

次に、従来使われてきたニッカド電池やニッケル水素電池にはメモリー効果があります。
これは既にさまざまな実験などにより、その存在はほぼ確実なものといえるでしょう。
ただ、いくつもの仮説があるもののこれが発生する科学的なメカニズムが解明されていないのです。

メーカがメモリー効果を認めていないわけではありません。
二次電池最大手の三洋のHPには以下のような記述もあります。
# http://www.sanyo.co.jp/energy/faq/faq2.html
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この回答へのお礼

URL先も大変参考になりました。有難うございました!。

お礼日時:2007/03/03 03:08

最近の充電池にはメモリー効果は無いとおもいますよ。


メモリー効果があったのは10年くらい前まで主流だったニッカド電池などです。ニッカド電池には間違いなくメモリー効果があり、中途半端に使って充電を繰り返すと、だんだん容量が減ってきました。そのため、充電前には無理やり放電させていました。
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この回答へのお礼

そうなんですね。私自身はニッカド電池自体あまり見た記憶がないですが(笑)。今ではマイナーな電池なんですかね。メモリー効果無しの電池が開発されれば一番いいですが(笑)。有難うございました。

お礼日時:2007/03/03 02:58

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