Photoshopで描いたイラストの印刷

Photoshopで描いたイラストを印刷したいのですが、他の方が描いたイラストの様に印刷されません。CMYKもRGBでも印刷したのですが肌色が、薄く緑色が入ったような色になってしまいます。jpg・BMPで保存しても、そのままです。(CMYK・RGBともに)
あまりPhotoshopに詳しくなくて細かな設定方法も分かりません。最終的には同人誌として印刷所に出したいのですが、これでは少し心配で出せません。普通に印刷した時のように、出力するにはどうしたら良いのでしょうか？
宜しければ教えて頂けないでしょうか。お願いいたします。
OS:Windows XP
ソフト:Photoshop CS2
プリンタ:EPSON PM-A850

No.3 回答者： WillDesignWorks 回答日時： 2007/03/20 05:07

モニタとプリンタ出力の色味を一致させるにはカラーマネジメントについての知識が必要です。

具体的には、少なくともモニタプロファイルとプリンタプロファイル（それぞれデバイスプロファイルという）が必要です。
これをPhotoshopのカラープロファイルに設定すると色味が一致する仕組みになっています。
プロファイルはそれぞれの入出力機器の色特性と標準色空間との変換の仲立ちをする辞書のようなモノです。
プリンタプロファイルは、プリンタドライバをインストールすると自動的にWindowsのカラープロファイルフォルダにコピーされることがあります（プリンタの機種によって違う）。メーカーがプロファイルを用意していない機種の場合は、自分でプリンタ用キャリブレータ（高価ですが）を買って作る必要があります。蛇足ですが、プリンタプロファイルは、「ある特定の用紙と、ある特定のプリンタとの組み合わせ」で有効なモノなので、プリンタ用紙の銘柄ごとにプロファイルが異なります。
モニタプロファイルは、最近は１～２万円で入手可能なハードウェアキャリブレータが発売されていますので、それを使って測色し、プロファイルを生成します。

またPhotoshopの作業用色空間としてどんな色空間を設定していますか。
設定してある作業用色空間以外の他の色空間に変換するには適切なプロファイルが必要です。機械的にRGBからCMYKあるいはその逆の変換を行うと色が転びます（＝画質劣化）。それぞれの色空間は等価ではなく、表現出来る色の範囲が違うからで、機械的な変換（プロファイル無しの）をすると表現出来ない色は切り捨てられたり、意図しない別の色に置き換えられます。

そう言う面倒なことはしたくないのなら、Ｐｈｏｔｏｓｈｏｐからのプリンタ出力はおすすめしません。WEB用出力でファイル出力して（強制的にsRGB色空間に変換されます）、それを他のフォトレタッチソフトで開くかワード辺りに貼り付けてプリンタ出力すれば、すべてsRGB色空間で統一されるので、Photoshopででたらめなカラープロファイルを使って出力するよりは見た目きれいなプリンタ出力を得られるはずです。
印刷屋に渡すデータにはそのような出力見本を付けて「こういう色を狙って作ったのでこれに近づけて下さい」と伝えれば、それに近似するように画質やインク量を調節はしてくれるでしょう。
本当は、適切なプロファイルが埋め込まれていれば、印刷屋でも自動的に色味が合うようになっているのですがね。

No.2 回答者： renton 回答日時： 2007/03/20 04:29

CMYKにします。

印刷して色味をチェックします。
レイヤーパレットの調整レイヤーのチャンネルミキサーで、色味を微調整します。
もう一度出力してみます。
・・・
の繰り返しで、微調整してみてください。

印刷所には、印刷したサンプルも持ち込むといいかもしれません。


JPEGやBMPにしたからといって、何か変わるわけではありません。

No.1 回答者： A_View 回答日時： 2007/03/20 04:16

色の問題は難しいです。

肌色のような微妙な色は特に。
さて、あなたのPCの画面上ではちゃんと肌色になっているのだと仮定します。順にチェックしてみてください。

１．あなた以外の人が、あなたのものとは別のPCで書いたイラストもちゃんと肌色が表示されますか？
→肌色がちゃんと表示されない場合、モニタの色が狂ってます。またはビデオカードかモニタのケーブルがおかしくなってます。直した上で、書き直しましょう。

２．BMPで保存した上で、Photoshop以外のソフトウェアから印刷しても、色の傾向は同じですか？
→プリンタの問題でしょう。インクのクリーニング等をしてみましょう。
テスト印刷をして色が正常かどうか確かめましょう。

３．Photoshopのみで起きている場合。
→(たしか)CS以降のPhotoshopはカラープロファイルが必須になっていたと思います。そのあたりを確認してみてはどうでしょうか。

どうしても解決しないなら、印刷屋に入稿する際にカンプをつけて「肌が緑がかっているが、これはプリンタの故障であり、本当はこのような肌色なのだ。そこんとこよろしく」と注文しておくのもいいでしょう。うまくいく保証はないですが。