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学校で習った「史記」に、
何為辞。
という文がでて来ました。
「なんぞじするをなさんや」と読むのですが、
漢文では目的語は動詞の下に来るはずなのに、どうしてこの場合は上にくるんですか。
先生に聞いてもよくわからないんで、どなたか教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (4件)

何という字はナンゾ・イズクンゾと読んでいずれも反語か疑問の表現です。



何為辞なら、ナニガタメニ ジス
何辞為なら、イズクンゾ(ナンゾ)ジヲナサンヤ
と訳します。#3に書かれているように辞為は行為オコナフ=オコナイヲナスと同じようにジス=ジスルヲナスということです。

ジヲナスはジスルヲナスとすると「為」が重なる感じがしますね。
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恐らく「鴻門の会」というやつでしょう。



何辞為

「ナンゾ+動詞」の形で「どうして~するだろうか、~ない」という句形ですね。

「辞為」でひとまとまりと解するのだと思います。熟語ですからV+Oのように分離できません。

逆にしてみて考えると分かるでしょう。「為辞」だと意味が違ってしまいます。漢文の句形解説本を調べてください。「為+動詞」は受け身句形の代表として挙がっていると思います。
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あらあら・・・そうですか、もしよろしければ、史記のどこいら編の文章ですか?



また、多少前後の文章を書いていただけますと回答つけやすいです。
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こんばんわ、疑問は尽きませんね。



さてご質問の件ですが、中国語の場合品詞の概念が希薄です。要するに、1つの漢字が文脈によって、いろいろな品詞になってしまう。

ただ、今回の場合は「なんぞ辞するをなさんや」は
「何(疑問詞)」「為(動詞)」「辞(目的語)」となっていますよ。ただ、「辞するを」と訓読していますのでちょっと分かりづらいですが。「辞する」はサ行変格活用の連体形ですので、この下に「辞する(こと)」などといった体言を補うことができます。ですので、「辞すること」で目的語になっています。

まあ、「辞」で動詞と・名詞の両方の働きが有りますので、この場合中国語ではなんの祖語も起きないのですが、それを翻訳する、訓読ではちょっと苦労していますね。

「史記」ですか、私の好きな書籍の1つです。「項羽本紀」などはとっても良いですよ。是非がんばって勉強してください。

この回答への補足

すいません!
僕、質問を間違えてました!
問題文は、
何辞為。
の語順でした。
それで、どうして目的語が前に来るのかと思ったんでした。
ごめんなさい!
も一回教えて下さい。m(__)m

補足日時:2002/06/07 21:06
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