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何故、金融政策(中央銀行)と財政政策(政府)は、別々に独立
していた方が良いのでしょうか?
⇒例えば、国債を大量に発行して、中央銀行がそれを吸収し、
 インフレになったとしても、それは、結局は政府の問題になる訳で(と思いますが・・)、別々に独立していなくても良いと思います 
 が・・。

A 回答 (3件)

> 中央銀行の「金利操作」と「公開市場操作」


の役割がありますが、これらの使い分けはどの様に考えているの
ですか?
> 例えば、金利を上げたければ、公開市場操作で「売りオペ」を
加速すれば、別に金利をいじる必要は無いのではないでしょうか?

選択肢は多いほうがいいという、コアで単純な理由です。
いずれにせよ、最も基本的な日銀のメッセージは公定歩合で、それに対する異論はないでしょう。

グリーンスパンは、最後は神様になりましたが、前任者のボルガー議長の存在感があまりに大きかったため、着任当初はボロクソだったんですよ。
知名度が低かったこともあり、「あんな貧相な顔をしたやつに世界経済を任せられる訳がない」みたいな、ひどい言われ方でした。
もちろん、その卓越した実力は、後日証明された訳ですが。
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「国債を大量に発行して、中央銀行がそれを吸収し、」ということは、紙幣が大量増刷されることを意味します。


吸収した国債の対価として、日銀が紙幣を政府に渡し、政府がそれを国内に流出させるからです。

質問の要旨のひとつは、
「世の中にお金がだぶつくと、本当にインフレになるの?」
ということだと思いますが、これは「なります」としかいいようがありません。

比較的最近では、ロシアの例があります。
その前だと、日本でオイルショック時の狂乱物価。
南米各国でも、夜には物価が朝の何倍にもなる、という狂気のインフレがありました。
みんな「金あまり」が根本原因です。
このあたりのことは、ご自身で調べてください。

確かにお金がだぶつくと、一時的に景気がよくなるのは事実で、自分の評判をよくしたい政治家はなるべく社会に貨幣を滞留させたい。
実際にそうした悪徳政治屋は多いのです。
そのため、資本主義体制をとる国は、いずれも中央銀行は政府から独立しています。
政治家に、口を出させないしくみになっているのです。
(実際には日本の場合、政府はかなり影響力があり、抵抗する日銀とのあつれきが、時々話題になります)

日銀は、世の中にどれくらいの貨幣が出回っているかを毎日調べて、お金を吸い上げたり、放出したり、精密なコントロールをしています。
景気とインフレのバランスをとるためです。
マネーサプライとか、M1などという言葉を聞いたことがありませんか。

全部書くとたいへん長くなるので、どのポイントが分かりにくいか、返してください。

この回答への補足

回答有難う御座いました。なるほどです。
「(実際には日本の場合、政府はかなり影響力があり、抵抗する日銀
とのあつれきが、時々話題になります)」
これは、低金利で国債を発行(長期金利は、市場にて決まるが・・)
したい政府の意思が働いているのですね。
但し、中央銀行の役目は、金利云々だけと言う単純なものではない為、
やはり、金融政策と財政政策は別々に独立した方が良い事は理解出来
ました。

ついで恐縮ですが、中央銀行の「金利操作」と「公開市場操作」
の役割がありますが、これらの使い分けはどの様に考えているの
ですか?
例えば、金利を上げたければ、公開市場操作で「売りオペ」を
加速すれば、別に金利をいじる必要は無いのではないでしょうか?

補足日時:2007/04/19 16:51
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インフレは政府の問題ではなくて国民の大問題だからです。

インフレというのは通貨価値の下落であり、国民がこつこつ貯めた貯金や年金が価値のないものになってしまうことです。
政府のトップは政治家であり、政治家は人気取りのために支出を増やしたい、減税したいという誘惑に駆られます。そのためには質問者さんのおっしゃるように国債を大量発行して中央銀行に買い取らせるのが手っ取り早いですが、それはインフレを起こします。
そういうことができないように、中央銀行は政府から独立していなければならないのです。
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