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株式の時価発行と額面発行の効果の違いが分かりません。発行者が選択できるらしいですが、それぞれどういうメリットがあるのですか?
それと、自社の株価が下がって経営不振に陥るといったケースがあるようですが、自社の株価が上下すると会社にどう影響するのですか?
教えてください。

A 回答 (4件)

会社が転換社債を発行している場合ですと、バブル期だと満期までに、ほとんど株式に転換してくれましたので、社債の元本を返す必要がありませんが、株価が低迷しますと、誰も株式に転換しませんので、満期になると、莫大な元利金の調達に苦しみます。

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失礼しました、質問の前半の部分の回答を忘れました。


株式の時価発行と額面発行の効果の違いですが、戦後の日本では長らく額面発行が主流でしたが、1970年代から時価発行が次第に行われるようになり、バブルといわれた1980年代後半には株式をはじめ転換社債(株式に転換できる社債)やワラント債(新株引受権付社債)が時価を基準に大量に発行されました。その理由としては、時価発行においては株価が高くなればなるほど少ない発行株式数で多くの資金を容易に調達できるからです。
 しかし、バブル期に株主資本利益率などを考慮せず、ただ闇雲に行われた時価発行増資により株式市場の需給関係は崩れ、バブルの崩壊とその後長引く株式市場の低迷の一つの原因となりました。
 なお、わが国の時価発行増資は、1968年に日本楽器(現ヤマハ)が行ったのが始まりです。

この回答への補足

ありがとうございます。それでは、額面50円、時価1000円の株を100株発行する場合、時価発行なら100000円、額面発行だと5000円の資金調達になるわけですね。額面発行の場合、購入した人はすぐ売却すれば950円分儲かることになり、時価発行分を購入した人はそんなメリットはない、ということですか?

補足日時:2001/01/19 20:40
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自社の株価が下がって会社の資産が減ることはありません。

売上が減ったり、利益が減ったり悪い要素があったりして経営内容が悪くなると株価が下がるのです。株価下落で投資家が逃げて、その結果さらに業績が悪化して経営不振となるわけです。
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とりあえず前半はよくわかりませんので、誰かのお答えを待ちましょう。

(私も勉強せねば。)

で、後半ですが、
株価が下がる->会社の資産が減る、信用が減る->資金繰りが苦しくなる->経営不振になる
という流れだと思うのですがいかがでしょうか。
株価が上がれば逆の流れになって、必ずではないでしょうが経営が好調になるかと思います。
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