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宮尾登美子「仁淀川」を読み終わりました。
綾子ものはこの作品で終わりなのですか。
綾子の離婚のこと、再婚しての上京のこと、それぞれの状況を知りたいのですが、まだ作品化されていないのですか。
「序の舞」「櫂」~「仁淀川」と五つの作品に目をとおして、いずれも感動を覚えましたが、綾子ものがほかにないとすると、つぎに何を読めばいいのか道に迷ったような気持ちでいます。
何がいいですか?

A 回答 (2件)

こんにちは。



宮尾登美子さんの作品ですと、

★「蔵」

をおすすめいたします。
「蔵」は宮尾さんの代表作で、わたしが今おすすめしなくても、
必ずどなたかが推薦される宮尾作品だと思います。

読後、しばらく余韻が残る作品です。

主人公は、烈という女性ですが、その育ての母となる
烈の叔母、佐穂に焦点を当てて、読み進めていっても
面白いと思います。

一人の女性の悲しみや、(ささやかな)幸せがよく伝わってきます。

下に宮尾作品の書評が載っているURL、貼っておきますね~。
(ご参考までに)

参考URL:http://www.geocities.jp/sibainu63/writer-m2.html
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この回答へのお礼

おすすめの「蔵」、余韻が残る作品とか。そういえば、いままで読んできたどの作品もそのようでした。余韻にしびれ、酔い心地のうちに、べつの作品におのずと手がのび、そこでの余韻がまたつぎの作品へといざなって、あれよあれよで、六つ読み終えました。名作ぞろいの作家なんて、ほかにいたのかな。「蔵」。楽しみです。ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 19:48

自伝的四部作の続き、気になりますよね。


綾子ものではありませんが、著者の父親をモデルにした「岩伍覚え書」、著者の家にいた仕込みっ子をモデルにした「寒椿」はいかがですか?

#1の方が勧めていらっしゃる「蔵」もお勧めです。 
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この回答へのお礼

離婚のこととかは、まだ小説にされていないのですね。綾子ものは、上京に至るまでを書き切って「完」にしてほしいなあ。「岩伍覚え書」も読み終えてます。五つでなく、六つでした。目をとおしたのは。それにしても、すごい作家ですね。「序の舞」にこころ奪われ、ついで「櫂」もおなじ按配、思わず、「夏目漱石より上じゃ!」。漱石も黄泉で苦笑いしてることでしょう。ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 19:50

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