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作家の塩野七生さんがキライな人いませんか?

突然ですが、私は塩野七生さんの作品がキライです。
何冊か読んだことがあり、面白いのは面白いのですが、彼女特有の描写におシリがむずがゆくなったり、歴史や叙述に対する姿勢が非常に腹立たしく感じたりします。
実は友人が彼女の大ファンで、「絶対あなたも好きなはずだから、読んで!」と言われて貸してくれるのですが、どうしてもキライです。
同じような人、いらっしゃいませんか?良かったら理由も教えてもらえませんか?

参考までに、私が今まで読んだのは以下の通りです。
「コンスタンティノープルの陥落」
「ローマ人の物語 第一巻」
「ルネサンスとは何であったのか」
「ローマ人への20の質問」←これが私的ワースト1です

あ、「キライなら読まなきゃいいじゃん…」という突っ込みは勘弁してください。
同志が少なくて心細い(汗)ので、同志の方の意見を聞きたいと思っているんです。
「私は好きだけど、キライっていうのはわかる」という方も、よかったらご意見聞かせてください♪

A 回答 (2件)

そうですね、私も大好きにはなれません。


面白い本もあるし、基本的には興味深く思っています。

No.1さんが挙げてらっしゃる
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
私は伝記的なものを期待してしまったんですが、思ったよりも小説的(主観的で想像的)だった。

基本的には小説的な伝記も嫌いではないのですけれど、
塩野さんについては、むしろ対談とかエッセイとかのほうが好きかなあ、と。

>同志が少なくて心細い(汗)ので、

どんなベストセラー作家も、あまり好きじゃないと言う人はいますよ。
村上春樹さんなんかだってそうでしょう。
好き嫌い以前に、読んだことがないという人も結構いますし。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。
たしかに、「チェーザレ…」は伝記というよりも男・チェーザレを主人公にした小説ですね。彼は塩野さんの永遠の恋人ですね。
おっしゃるとおり、売れっ子作家ならばキライという人がいてもむしろ自然ですね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/03/02 09:54

失礼ですが、ご友人に配慮が足りないというか、


初心者に渡す本の選択を誤っていると思います。
古い作品から順番に読んでいって下さい。

初期の作品を、この順番で読んでみて下さい。
『ルネサンスの女たち』
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
(『チェーザレ』の後だと『ルネサンス』が楽しめません。)

これもお嫌いなら、質問者様の好みの問題と思われます。
もし、歴史がお好きで、淡々とした記述を読み慣れていれば、
著者の思いの入った歴史小説はお嫌いかもしれません。
その場合、質問者様のお好きな著者や作品も教えて頂いた方が、
回答が得られやすいと思います。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりまして申し訳ありません。
そうですね、私は大学で(非常勤ですが)西洋史を教えている立場ですので、いわゆる研究論文・研究書は仕事で読みますし、娯楽としては、佐藤賢一氏のような、娯楽小説に徹している作家の方が好きです。
塩野さんの作品を読むと、どこまでが歴史的事実(通説)で、どこからが著者の創作なのか、区別する必要はないと著者自身が言い切っているように見えます。ペンで飯を食う人間のスタンスとしては、褒められたものではないというか、少なくとも美しくない。そういう不信感を持ちながら読んでいるので、自然と「この人キライ」という気持ちになってしまうのかもしれませんね。

お礼日時:2010/03/02 09:50

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