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もう20年以上前の話だと思うのですが、テレビか何かで「砂糖を食べると皮膚温が下がる」というのをやっていて、サーモグラフィで検証していたのを何となく覚えています。
それを見てから、砂糖は体を冷やす=体に悪いという図式が頭の中に出来上がってしまい、以来、甘い物を食べる時、大きな罪悪感を感じています。
どうにもストレスになっているので、その真偽を知りたいのです。
そのような実験結果が実在するのか否か、もし事実だとしたら、どういう機序で皮膚温が下がるのか、また実験の詳細について。
どんな情報でもいいので、ご回答お待ちしています。

A 回答 (5件)

あなたが砂糖と言うのは白砂糖のことだと思いますが、それは単糖類であるブドウ糖と果糖が結合したものでしょ糖のことです。



しょ糖も他の炭水化物のブドウ糖と同じように、肝臓を経て血液によって全身に運ばれ、生体にとっては重要なエネルギー源(熱を発生、体温上昇)になります。

そのために食べたり飲んだりした後は必ず血糖値が上昇します。米やパンなどの炭水化物のブドウ糖(でんぷん)は酵素の働きで分解されてはじめて出きるので血糖値の上昇はゆるやかです。体温と血糖値の変化は正比例しますので、体温もゆっくりと上昇します。

しかし、同じ糖でもしょ糖は、すでに出来上がったもので分解する過程が短く、すぐに血糖値が上昇してしまいます。体温もそれにともなって直ぐに上がります。しかし、血糖値が下がるスピードも極めて速く、体温もすぐに下がります。皮膚温が下がるというのは全身の体温が下がってるのですよ。

ですから、白砂糖の多い甘いもの好きの人はまた直ぐに甘いものが欲しくなったりするのです。

砂糖を摂った直後は一旦血糖値が上がり体温も急上昇します。しかし下がり方も急激になります。砂糖の多い食品を過度に好む人は低体温の人が多いようです。

ほどほどにされておけば問題はないと思います。ストレスが多くなると過食になったり甘いものが欲しくなったりしまので注意しておいて下さい。それが手っ取り早く体をリラックスさせるからです。
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この回答へのお礼

ご回答お礼申し上げます。
食物の摂取により体温が上下する仕組みがとてもよく理解できました。
砂糖が好きな低体温の人、確かに身近にいるので納得です。
いろいろと考えさせられるご意見でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/28 21:54

うーん。

私は栄養士ですが、砂糖が体を冷やすというのは聞いたことがありません。体を温める・冷やす食品というのは何やら提唱している分野があるようですが(東洋医学?)、私が行った大学や院では習いませんでした。たとえば炭水化物(糖質・砂糖も含む)、たんぱく質、脂質には特異動的作用といって、消化するのにエネルギーを必要とするため、体温は上がると思います。実際にこれらの栄養素のカロリーは特異動的作用(だけではないんですが)を差し引いて計算されています。もしもテレビで、たとえばお砂糖だけをとって皮膚温を調べたようなものなら、怪しい感じがしますね。体を冷やす食品といわれて考えられるのは(あくまで個人的な意見ですが)スイカとか茄子、キュウリというようなカリウムを含んだ利尿作用のある食品です。これらは尿や発汗を促す場合があるので、結果として体温が下がるかもしれません。
 あまり参考にならなくて申し訳ありませんが、20年前から体に悪いと思われて罪悪感を感じられていたというなら、それは不幸なことでそんな必要はないと断言します(しちゃいます)。とりすぎはだめですが、体を冷やすから体に悪いということはないと思いますので、おいしく食べていただきたいです。
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この回答へのお礼

ご回答お礼申し上げます。
東洋医学でも瓜の類はむくみを取る=利尿作用があるとされてたように思いますが、カリウムを含んでいるからなのですね。
バナナなど南国の果物もカリウムを多く含むので、“体を冷やす”のでしょうか。
とにかく、罪悪感が一層軽くなりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/28 21:43

国内で生産されている砂糖のうち20%はサトウキビ由来ですが、80%はテンサイから作られています。

テンサイは主に北海道で生産されている寒冷地作物ですから、南国うんぬんということは関係ないでしょう。

砂糖は嗜好品として好まれる反面、肥満の原因ともされていますが、摂取量を増やせば何を食べても太るのでとり方に気をつければ罪悪感など感じる必要はありません。栄養源として効率よくグリコーゲンとして備蓄されるなど再評価されています。体を冷やすことは必ずしも悪いことだけではありません。とりすぎにさえ気をつければ何も心配いらないでしょう。

http://sugar.lin.go.jp/japan/view/jv_0001a.htm
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この回答へのお礼

ご回答お礼申し上げます。
北海道で生産されている原料だったのですか、目からウロコです。
長年の罪悪感が軽減しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/28 21:34

わかんないですけど~、あったかい土地で採れた食物は体を冷やし、寒い土地で採れた食物は体をあたたためる働きをするそうです。


・砂糖→サトウキビ・・・な?
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この回答へのお礼

ご回答お礼申し上げます。
よく言われているように、その土地でとれた季節の物を食べなさい、ということでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/28 21:29

はい。

砂糖は身体を冷やします。
特に一般的に出回っている白砂糖は身体を冷やす他に消化、吸収されづらく身体に負担をかけます。

そもそも、世界的に一般庶民が精製された白砂糖を口にすることが出来始めたのもここ100年足らずのことです。
それまでは、砂糖自体が高級品で一部の上流階級の人たちしか口に出来ないものでした。
そして多くの人々は砂糖の変わりに穀物(米など)のでんぷんから糖を補っていました。

それゆえに私たちの身体には砂糖を消化、吸収する機能が十分発達していないといえます。
また、砂糖は南国の植物なので身体を冷やす特性を持っています。

詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.livetao.com/archives/2006/02/post_34. …
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この回答へのお礼

ご回答お礼申し上げます。
やはり白砂糖は体を冷やすのですね。
なるほど、食生活の急な変化というのが問題のようですね。
ご紹介していただいたサイトも参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/28 21:25

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