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二つ質問があります。(両方とも700選より。)

1、One cannot read a good book without being so much the better for it.
(良書を読めば必ずそれだけの効果がある。)
2、I don't love him the less for his faults.
(彼には欠点があるが、それでもやはり彼が好きだ。)

1の文についてですが、文意は「良くなることなしに良書は読めない」という感じの直訳から模範和訳のようになるんだと思います。
で、without being so much the better for it.のところなんですが、「so much the better」は熟語だと思うんですが、辞書で引くと、
「(~にとっては)それでますます結構・それに越したことはない・そうなればさらによい」というような意味が載っています。
どの意味でもなんとなく意味はわかるんですが、この(上の)文にしっくりこない気がします。(そんなことないでしょうか?)
「so much the better (for~)」という熟語をどういう日本語を当てはめて覚えておけばいいのか決めかねるんですが、アドバイスお願いします。

2の文についてですが、自分の考えは、
「the 比較級 for~」で、「~だからよりいっそう・・・」という意味。
notを抜きにして考えると、lessはlittleの比較級なので、「彼の欠点が理由で、私が彼のことを好きというのがいっそう小さくなる」という意味になって、notは文全体を否定するので、戻すと、「彼の欠点が理由で、私が彼のことを好きというのがいっそう小さくならない」→「彼に欠点があるからといって、私が彼を嫌いになるわけではない」→「彼には欠点があるが、それでもやはり彼が好きだ。」

という感じなのかなぁと思ってるんですが、こんな感じの解釈でよろしいんでしょうか?

それともう一つ質問なんですが、僕は「E-gate」という辞書を知人に薦められ、書店で実際に見て、とてもレイアウトや文字が見やすかったので気に入ったのと、著者の方がテレビ(NHK)で見たことある人だったので安心感を持ったのでそれを使ってるんですが、英語ができる人からみてこの辞書は内容的にどうなんでしょうか?良い辞書だと思いますか?
もちろん大学受験の範囲でです。ご高見よろしくお願いします。<(_ _)>

A 回答 (3件)

こんにちは。

6/12のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。そうですか、伊藤先生はもういらっしゃらないのですね。長年日本にいないので、とんと存じませんでした。今では「神話のような存在」になっているのかもしれませんね。厳しいという印象はなく、淡々と明快に授業を進め、受講生はみんな「シン」と聞き耳立てていました、、、。

1.One cannot read a good book without being so much the better for it.:
(良書を読めば必ずそれだけの効果がある。)

(1)so much+比較級で「ますます~」「なおさら~」という意味になり、so muchは比較の形容詞を修飾する副詞になります。

(2)このbetterはwellではなく、形容詞goodの比較級でso muchで修飾され「さらによくなる」という意味になります。goodは形容詞として、withoutの後にあるbe動詞の補語になっています。

(3)主文のcannotは「できない」ではなく、「あり得ない」と訳すとしっくりきます。

(4)以上を踏まえて訳の流れは
(直訳)「良書を読んだために、それだけさらに良くなることなしに、それを読むことはありえない」
→(意訳1)「良書を読んだのに、それだけの効果がない、読書なんてあり得ない」
→(意訳2)「良書を読めば、必ずそれだけ一層の効果がある」
となります。

2.I don't love him the less for his faults.:

想像されている通りの流れでいいと思います。少し訂正すれば、

(1)lessはlittleの比較級ですが、ここでは「小さい」「小さく」という意味ではなく、「少し」「少なく」という意味の副詞として使われ、動詞loveを修飾しています。

従って、love lessで「より少なく愛する」というニュアンスになります。

(2)以上を踏まえて訳の流れは
(直訳)「彼の欠点のために、それだけ少なく彼を愛する、ということはない」
→(意訳1)「彼に欠点があるからといって、それで好きにならない、ということはない」
→(意訳2)「彼に欠点はあるが、それでも彼が好きだ」
となります。


3.E-gateについて:

すみません。その辞書のことはわかりかねますので、熟知されている方の回答を待ってみて下さい。ただ、実際に見られて、自分に合う、わかり易いと主観的、直感的に感じられたのであれば、それが一番の「アドバイス」だと思います。お役に立てずすみません。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
パソコンが使えず、返事遅れまして申し訳ありません。

伊藤先生の授業のビデオを駿台は撮っておくべきだったと思います。(笑)

2番に関してなんですが、熟語として覚えるよりそのままso much と better で分解して捉えておいた方がいいということでしょうか?
それと、聞き忘れていたことなんですが最後のitは何を指すんでしょうか?

辞書についてもアドバイスありがとうございます。
そうですよね。自分の感触が一番ですね。これからもお世話になることにします。

お礼日時:2007/06/21 15:46

No.1、2です。

補足質問にお答えします。

ご質問1:
<itの意味はわかりました。節を指す形式目的語のitということでしょうか。>

形式目的語ではなく、指示代名詞の目的格用法になります。
形式目的語は、目的語になるto不定詞、that節の名詞的用法の代わりに置かれるitのことです。

ご質問2:
<so much + better と分けて考えるということですが、それだとtheの存在はどういうこと(意味)でしょうか?
so much better でいいような気がしますが、何かの条件がそろうと比較級にtheが付くというようなルールがあるのでしょうか?
「これはイディオムだな。」と思ったのもこのtheが熟語っぽかったからなんです。>

theはこの構文では必須です。このtheはit=主文=「良書を読むこと」を受けて、「それだけ」を表す定冠詞になっているからです。このtheがなくては、「その分だけ(それだけ)よりよく」といった意味を出すことができません。

ちなみにso much「ますます・なおさら」は、the better「それだけよりよく」を強めるための副詞で、「それだけ、なおいっそう、よりよく」といった意味になります。

恐らく伊藤先生はこの部分so much the better~forを太文字にして、イディオムのように明示しているのではないでしょうか。それでこのような疑問を抱かれるのだと思います。この部分は決まったイディオムというのではなく、so muchが、このようなthe better~for「~のためにそれだけ」というイディオムでよく使われますよ、という意味で、太文字にしているのだと思います。この形が出てきたら要注意、ということでしょう。

ご質問3:
<え、パリさんも学生時代は700選を使用されていたのでしょうか??>

そうです。そんなに年ではないんですよ(笑)。英語頻出問題、英語構文詳解と並んで、3種の神器と言われていました。

高2で600は暗唱できるとは、おみそれしました!!駿台模試もいい結果が出そうですね。まだ時間は十分ありますから、この調子で目標目指して計画的に学習をつめていって下さい。

私も仕事(大学)の合間と、夜間の自由時間に回答しているので、しょっちゅう質問を見ているのではないのですが、また、見かけたらできるだけ回答のお手伝いができたらと思います。Bon courage!(仏語で「がんばって」という意味です)
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この回答へのお礼

続けざまにありがとうございました。

itは呼び方違いました。でも指すものはわかったのでありがとうございまsた。
イディオムととるか微妙なラインですが、回答を頭に入れたうえで今は例文を暗記しておくことにし、同じような形で出れば意味は掴めますから、もしbetter以外の形で出てきて困ったらまた質問することにします。
お騒がせしました。

英語はやっと効果が出てきましたが他教科はまだまだなので人の倍頑張らねばいけません。元々他人より才に乏しいので。

自分の知識を生かして、ここで奉仕していらして素晴らしいと思います。

お礼日時:2007/06/22 16:50

No.1です。

お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

ご質問1:
<2番に関してなんですが、熟語として覚えるよりそのままso much と better で分解して捉えておいた方がいいということでしょうか?>

そうですね。この用法のso muchは、もともと「それだけの」という意味になり、比較級と合わさって強意の「それだけなおさら」「それだけますます」という意味になり、betterだけに限らず他の比較級と共に使いますから。

ご質問2:
<それと、聞き忘れていたことなんですが最後のitは何を指すんでしょうか?>

これは、主文のone read(s) a good bookの意味を指していると思われます。a good bookだけでは意味が弱いですから。「良書を読んだために(それだけ)より良く、、、」という解釈になります。

700選、最初は、こんなの覚えるだけで役に立つのか、、、と半信半疑で受験勉強を初めましたが、後で「ものすごく」役に立っていたことがわかりました。ちなみに、語句だけの意味を覚えるだけでなく、日本語を見てそらで言えるようになるまで暗記しました(難しそうな単語は筆記しましたが)。必ず効果が出ますので、根気良く頑張って下さい。
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この回答へのお礼

itの意味はわかりました。節を指す形式目的語のitということでしょうか。

それと最後にもう一つだけ質問があります。
so much + better と分けて考えるということですが、それだとtheの存在はどういうこと(意味)でしょうか?
so much better でいいような気がしますが、何かの条件がそろうと比較級にtheが付くというようなルールがあるのでしょうか?
「これはイディオムだな。」と思ったのもこのtheが熟語っぽかったからなんです。

え、パリさんも学生時代は700選を使用されていたのでしょうか??
僕ももちろん、理解していることが前提ですが、全文暗唱できるようにしていますよ。
現時点で600/700は暗唱できます。あと残りは前置詞と疑問と話法で70文くらいでもう少しです。
英語の学習の王道は例文暗記だと信じているので。
現在はDUOという例文集型の単語集も平行してコツコツ暗唱できるまで暗記してます。

ちなみに、先週駿台のハイレベル模試というのがありましたが、英作文で模範解答とほぼ同じ文章が書けました。英文和訳もよくできました。(長文等は語彙不足でまだまだボロボロでしたが。。。)

現在高2ですが、700選は残り一年半、受験前日まで復習していく予定です。
もしかしたらgooにはそれまでお世話になるかもしれませんがよかったらよろしくお願いします。

お礼日時:2007/06/21 22:48

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