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第二次世界大戦戦勝国はすべて核兵器を今現在保有し
放棄することもしませんが、北朝鮮に代表されるように(5大)戦勝国以外の国では核兵器や大量破壊兵器の所有を(国際的に?)否定されています。
これって、おかしくないでしょうか?
つまり・・・常任理事国だけに与えられた特権ということなのでしょうか?

A 回答 (7件)

確かにNPT(核不拡散条約)は不平等条約とも言うことができ、そのように主張する専門家もいます。

5大国は核兵器の所有を認められるのにも拘らず、その他の国は認められませんから。

 しかし、条約というものはどうしても結びたくないなら結ばなくてもいいのです。では、なぜ5大国以外の国がNPTに署名したのか見てみますと、妥協の結果であることが分かります。

(1)5大国しか核を持たない代わりに、5大国は核軍縮に努める。
 
(2)核の拡散が行われると、核戦争が現実化するリスクが高まるので、5大国だけに留める。

という主にこの二つが5大国以外がNPTに署名した理由であると思います。あくまで1968年の条約調印時ですが。

(1)の核軍縮は結果として、ソ連が財政難になって核を手放すまで、なかなか行われませんでした。

(2)は、核戦争で世界滅亡、結果として自国滅亡のリスクなどより、実際に打ち込まれるリスクを軽減したい国によって、核の所持が行われました。中国に対抗するインド、それに対抗するパキスタン、アメリカへの対抗というか外交手段として北朝鮮がそれぞれ持ち始めました。

 結果として、冷戦時、冷戦直後においては、NPTは上手く機能しなかったとも言えます。発電所などの平和利用がいくらか進んだくらいです(それによってパキスタンなどは核を持てたのですが。)。現在は、ソ連の解体に伴って、各地に核が拡散しています。今まではなんだかんだと言って、大国は核使用が自滅への最短距離を走ることになるので使用しませんでしたが、テロ組織にまで核が拡散してしまったことで、核使用のリスクが極端に高まったともいえます。今後、核軍縮と不拡散、テロの危険を回避することが必要です。これ以上、テロ組織に核を拡散しないように核不拡散と軍縮に努めていくことが必要でしょう。
近年NPTの見直しなど、核軍縮や核不拡散を実効性を高めていく動きがあるので今後の展開次第だと思います。
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第二次世界大戦の戦勝国が第二次世界大戦後の世界の枠組み・ルールを作ったのだからいたしかたのないこと・・・。



「人を殺傷するために作られた人道的な兵器」なんてものが存在するぐらいですから、摩訶不思議な世界です。
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No3です。

度々失礼します。
理由を一つ書き忘れました。三つ目の理由として、5大国以外の国は、原子力発電所の技術提供を受けられたことが挙げられます。
原子力発電の技術が欲しかった国は、その代わりに5大国が核を持ち、自らが持たないことを条約で認めたということでもあります。しかし、その技術の発展により、パキスタンが再処理した核燃料で核兵器を製造できるようになったこともあり、結果としてNPTが上手く機能しなかった原因ともなりました。
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 核の保有は、常任理事国の特権でも何でもありません。


 国際社会がパワーオヴバランスで成り立っているということです。日本国内と同様に考えると認識を誤ります。
 国際社会は力のある国の意見が通るのです。力のある国は力を維持しようとし、その他の国が力を持とうとするのを阻止しようとします。、力のある国が力に任せてごり押しするのが国際社会の常識なのです。
 しかしながら、北朝鮮も決して核兵器を手放すことはないでしょう。イスラエルやパキスタンも保有していますし、イランも持とうとしています。
 大国の脅しに屈することなく強い意志を持てば、小国も持てると言うことですかね。
 諸外国の圧力に負けないで、自国の我を貫き通す強い意志が必要なんですね。
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 核兵器保有が常任理事国だけに与えられた特権と言うわけではありません。

それ以外の国でも保有しているのが現実です。
 ただ核兵器は一旦保有してしまうと、放棄することは不安だし、近隣国が保有する事も不安です。
 つまり、核兵器は最強の兵器でありながら、手にした時点で、最大の不安兵器になります。
 しかし、核兵器の残酷さを体験している世界で唯一の国は、日本ですので、日本が中心になって、核廃絶に尽力すべきかと思います。
 核兵器は保有の是非より、廃絶の重要性を論ずべきではないでしょうか。
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 国同士で考えず、友達同士で複数のグループまたは、ワンマンな社長の会社で考えてみてください。


リーダー(社長)が、同じものを持っていると
「お前がそんなもの、持つ資格が無い!」
とか言って怒る方おりません?
それと一緒です。
現在は、常任理事国に入れる国は沢山あります。
なのに、五大戦勝国以外は認めません。
それは、何故か・・・答えはお解かりですね。
「これをもっている!えらいだろう!」
というのも入って、
「常任理事国が偉いという証の特別な権利だ!」
と考えているからです。
国際的に非難されていても。
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勝てば官軍


負ければ賊軍

どんな理屈をつけようが、結局はこれで動いてるのがこの世の中。

すでにもっている国が敵対国が同じ戦力を持つことを歓迎するわけがありませんね。
国家に友達は居ません。
日本国は事実上アメリカの属国なので、マスコミも核武装について寝言を言ってられますが、明日はわが身ですよ。
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