ばかな質問ですいません。営業やってるんですが、初めて予算作成をしています。つまり、「来年いくらかせぐか」という事をシュミレーションしているわけです。で、この「予算」というものが実はよくわかりません。というのも、この予算というものに1年間振り回される事になるのですが(毎月、予算達成したかどうかで評価される)、であれば、予算はできるだけ低く見積もれば「勝ち」という結論になります。しかし、経営論理からすると個人的には予算は本来「限りなく正確な推定値」であるべきで、「できるだけ低く」は間違いだと思います。ところが予算達成か否かが評価基準になっている限り、低く設定する事が良い評価を得る近道となってしまいます。一般的に企業は予算とは何だと考えているものなのでしょうか?字数制限の為言葉足らずを自覚しつつ、後ほど補足もさせていただきます。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
予算というものに対する考え方はtakaoさんとの質疑応答でほぼOKかと思います。
ご質問のポイントは評価基準との関係を気にしてのことのようですね。
会社の事業は中・長期の計画にもとづいて、単年度の予算を作成するところから始まります。 したがって、予算は会社の経営そのものであり、これをいい加減にすることは経営そのものを揺るがすことにもなりかねません。
あなたの会社の評価基準は予算を達成しさえすればいいという単純なものではないですよね?
当然に予算そのものの評価がまずあって、そのうえでより大きな努力の結果で得た実績であるほど、さらに高い評価が与えられるべきですから、そうなっているのであれば、評価を意識した意図的な低い予算というのは結局、評価されることはないはずです。
見込みをたて難い部分をどう見込むかというのは、その会社の予算の基本方針をうけて、それに各部門特有の戦略なども加えて組み上げられ、それをもとに資金計画などが組まれるわけですから、おっしゃるような評価を得るための低い予算というのがいつものことだとすると、ちょっと問題かなと思いますが案外あなたが心配されるようなことには結果としてなっていないのではないか、という気もします。
有難うございます。
ポイントはご指摘の通り、予算と評価基準の関係を問題にしています。
私の会社が評価基準を予算を達成すればよいというものであるかどうかは、、、ほとんどそうです。予算の達成度にほとんど評価の基準があります。予算が正当だという前提になっています。
おっしゃる通り、評価を意図した低い予算は評価されません。そこが、問題なのです。こちらが「正当」と思って立てた予算が前年比90%だった場合、得てして「評価を意識した低い予算」と誤解されかねないという心配です。なぜなら、そもそも構造が「低い予算は達成しやすい」という事になっているからに他ありません。
私はただ、努力が報われえる程度の予算にしたいと考えているだけです。なんて言ってしまうと「努力」とはなにかという事になってしまいますが。「努力」は主観ですからね。
しかし、「案外あなたが心配されることは結果的にない」というのは実は一方ではそういう事も考えています。しかし、これまで、役員から「あの企業からは1億ぐらいいけるんちゃうか?」など、根拠なきとても感覚的な発言を多々聞かされているので、ちゃんと説明しても「こんな予算はやるきがない」ととられかねないと心配しています。
No.6
- 回答日時:
こんにちは。
予算とおっしゃっていますが、「売上高」とは違うのでしょうか。つまり売上はいくらかということです。売上高の設定は低くすればだれだって達成可能でしょう。しかしおっしゃる通りそれでは会社経営が成り立たなくなってしまいます。
>「限りなく正確な推定値」であるべきで、「できるだけ低く」は間違いだと思います。
そのとおりです。設定にあたっては前年比で、つまり伸び率でみることが大切です。前年度を下回るような設定の仕方では、差し戻して再検討してもらうようにしたほうがいいでしょう。
>毎月、予算達成したかどうかで評価される
月次管理も大切ですが、四半期ごと、半期ごとというように幅を持たせて評価するのも重要ではないでしょうか。たまたま当月不振だったけれど、来月挽回するようにしようと思うのでは。
月次管理だけですと達成するようにしなければと思いつめ、逆効果にならないでしょうか。
ちょっと話しはそれますが、私の会社では予算=費用と考えております。
つまり交際費、会議費、雑費などです。
以前、予算の査定部門で仕事をしていましたが、常に前年度の伸び率を査定の判断基準にしていました。
ご参考いただければと思います。
No.4
- 回答日時:
1.始めに、お礼に記載の『上場していないので想定される株主はいません』には、大きな理解不足がありますので修正が必要ですね。
2.簡単にたとえるならば、企業における予算は、家計簿で、営業部門の予算はその内の、給与収入だと思えば良いのです。毎年(毎月)の給料も残業や賞与によって変わりますが、出る方(支出)に至っては、教育費や交際費、慶弔費等の変動に設備予算に相当する車や電化製品の購入等があり、収入のメインである営業収入(売上目標は)の設定には慎重さが必要です。
3.もちろん、各種の予算を組上げて、損益計算書⇒貸借対照表⇒キャッシュフローまでにするまでに、予算の“精度”も見られますので、銀行などに説明するための、堅実なものから、夢を織り込んだ努力目標的なものまであり、予算の作り方でその人の性格まで判断されることもあります。
“この人間は何でも20%引きで見ておこう”なんてことにならないように。
有難うございます。昨年の11月に課の責任者になり、今関わっている予算作成というものが私にとって、初めて直面する、課とは何か、会社とは何か、責任者とは何かの根源に関わることですのでまた、注意点等あれば、回答にお付き合いいただければと切に願います。勉強不足はお許しください認識しております。
先ず、決して私が「評価を得たいから予算を低くする」という事を主旨として今回の質問をさせていただいているわけではないということをご理解ください。その話をしたのは、予算達成を評価基準としている以上、結果的に評価が営業成績に比例するのと同様に予算の低さにも比例することになってしまうことに疑問を感じているからです。実際に社員の間で問題になっているのですが、昨年の高評価者は「予算が低かった」というのが大方の認識です。やっかみとかそういうバイアスは抜きです。
実際当社の場合、個人の力で売上を上下できるようなものではないのですが(逆にいうと個人にそこまでの権限がない)、にもかかわらず、予算達成は各部の評価基準となっています。
実績を左右する権限が与えられないにもかかわらず、予算達成が評価基準となる、という状況から、「立てる予算で全てが決まる」といっても過言ではありません。
いろいろ考えた結果、「予算」と「目標」は別だと言う結論に至りました。会社が予算を見て「やる気がない、こいつは20%で見よう」というならそれは「目標」を見てくださいといいたい。不当に高い予算を設定してそれにあわせて支出を算出したりすると、最終的に予算を下回った時に収支が狂い、会社も課も不幸になります。
ということで、予算と目標の2枚の書面を提出し、会社に説明するつもりです。
なにぶん、「新規」というのはそもそも予測がとても難しいではないですか。たまごっちがあれだけ売れると予測した人はいないでしょうし、その逆もあるでしょう。私の立てた予算を見て「もっといけるやろ」といわれた場合、それを「100%明らかに」否定できるものがない(予言者ではないので)というのが悩みの主題です。いけるかもしれませんが、約束はできないといわざるを得ない。
部下の為にも、やってもやっても達成しない予算は立てたくない。
No.3
- 回答日時:
>一般的に、状況により前年比を割る予算というのは成立しにくいものなのでしょうか?
積極拡大策しか認めない、という考え方も以前はありました。
しかし、予算と実績が乖離し、それが毎年恒例になるに及んで
徐々に実態に沿った予算計画になりつつあるようです。
また、これは会社の方針なので、社長の考え方とか課の方針に従うしか
ないでしょうね。
課内の会議等で課としての方針を徹底的に討議し、納得いくものに
してから予算計画をたてたほうがよいでしょうね。
有難うございます。
会社の方針に従うしかないというのは、本当にその通りです。なんであろうと、極論すれば人事権は会社にありますから。私は課の責任者として、会社の認識が現場とずれないように状況を正確に伝えるのが仕事だと考えています。
課内の会議で討議し、納得いく予算計画を立てました。それが、結果、前年比ダウンだったのです。
ところが、会社は実際予算計画の細部を見ていません。検証後の結果の数字を見て、前年比として低いという部分に気づいたところです。そこで、その説明がうまくできるかどうかが問題となっています。
「無謀でない良い予算」ととられるかもしれませんし、「やる気がない。予算を低くして、さぼろうとしている。それに、不況などの理屈をつけている」ととられるかもしれないということです。
No.2
- 回答日時:
>一般的に企業は予算とは何だと考えているものなのでしょうか?
営業マンや女性事務職、経理部や総務部などのサポート的役割を担う管理系の部に従事する全社員に対して給料や賞与を支払えて、株主への配当もでき、尚且つ会社としてもある程度の次期繰越金がだせるような売上げひいては利益を算出するという方法が一般的だと思います。
通常、予算は営業人員の数に応じて各部に按分され、部の中で各営業マンのキャリアや既存顧客の見込みを勘案して個々人のそれが決まるものだと思っていたのですが、MONKEYMONKEYさんの会社は多少違うみたいですね。
低い予算でも、その予算額を会社側がアグリーすればそれはそれで立派な予算となるべきものです。なので、低いと思える予算でもアグリーされていれば達成できた時は当然にして高い評価の対象とならなければおかしいです。
私も営業やっておりますが、今年の予算は大変に厳しいです。
有難うございます。
丁寧なご説明で非常によくわかりました。
「多少違う」という部分については、まず、営業マン個人に予算はありません。3人なんですが、チームで一つの予算です。それから既存顧客の見込みを勘案するというのは、違ってなくて、そのようにしています。ですので、10の内6まではそのようにして算出しています。残りの4については毎年新規顧客ですので、予算化が難しいというのが今回の質問の骨子であります。
問題はアグリーされるという部分です。私の作成した予算はアグリーされるべきだと考えますが、会社に理解されづらいという事です。間違った高い予算は会社にとっても、課にとっても不幸な結果を招きます。
それから、低い予算をすなわち「やる気がない」ととられるのは心外だということで悩んでいます。
そこで、予算ってなんだろう?と考えています。私は予算が高かろうが、低かろうが、1年通じてやることに変わりはないと考えています。仮に10ヶ月目で予算を達成したらあとの2ヶ月遊ぶかというとそんなことはありません。更なる上を目指すだけです。
逆に予算が高いからといって、予定以上にがんばるかというとそれもおかしい話です。やれる事は同じはずです。
予算というものが馬の目の先にぶら下げられるにんじんのような意味と会社が考えているとしたらちょっと困るなと思っています。
goodspeedさんは状況からたとえ低い予算でも正当ならアグリーされるべきだとおっしゃっています。私も全くそう思っていますので、会社がそうでないとしたら、両者にとってそれは不幸な考えだという事を会社に伝えたいと考えているのです。
No.1
- 回答日時:
ご質問の「予算」はマスタープランの意味ですね。
あらかじめ低く見積もったマスターなどに意味はありませんし
その場合は達成したかどうかが評価されることも無いはずです。
原則、個人のマスターの合計が企業が株主に対して約束する数値になります。
業績の見通しですね。
この数値が株価に影響するわけですから実態を正確に表さないといけません。
あまりに希望的な数値目標でも困りますし、控え目過ぎてもだめなので
やはり確実な見込み+若干の努力目標、ということになるのではないでしょうか。
会社発表の業績見通しと個人のマスターの合計が乖離している場合は
会社の経営姿勢に問題があると思います。
重要な数値なのです。
有難うございます。うちの会社は上場していないので、想定される株主という存在がありません。でも、私の課が、会社に対して約束するという意味で、確実な見込み+若干の目標ということではありますよね。実はこの確実な見込みというのが問題でして、毎年、全体を10とすると6までは昨年同様の顧客が見込めるのですが、残りの4は「新規」なのですね。内容を話さないと答えようがないかもしれませんが、個人的には業界の状況から判断してこの4は3になるだろうと考えています。ところが、それとは別に「打開策」というのもミッションとしてあり、会社はこの打開策により、4を5や、6にという期待をしています。しかし、この打開策というものが成功するか否かは実績があるわけではないので、私としては予算化するのは「希望的数値目標」に過ぎないと考えています。ですので、会社からは要求されていないのですが、予算(マスタープラン)とは別に「目標値」という文書を作成して、2種類の計画書を会社に提出したところです。前年比という意味では自分の課の状況を私は悲観的に考えているのですが、これが会社に伝えきれてないのだと思います。しかし、常に、会社はこの悲観的状況説明を「いいわけ」としかとってくれません。なぜなら予算というものが評価対象となっている以上、課の責任者が予算を低くしようとするのは明白だからです。結局、状況がどうあれ、毎年「前年比」をクリアする予算しか通らないというような状況にならざるを得ません。これはやむをえないことでしょうか?つまり、簡単に言うと裏付ける数字等を用意した上ででも「不況だから前年比落ちます」では誰も納得しないという事でしょうか?結局どの部署も前年比若干UPみたいな数字に落ち着き、状況の不利な部署は予算を達成しないという事になります。一般的に、状況により前年比を割る予算というのは成立しにくいものなのでしょうか?
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