人生のプチ美学を教えてください!!

日本の大学と比べて、アメリカの大学は、入るのは簡単で、卒業するのが難しいと聞きますが、「入るのは簡単」というのは本当でしょうか。
誰でも好きな大学に入れるのなら、大学の学生収容数には限度があるわけですから当然人気のある大学は競争率が高くなるはず。
「入るのは簡単」「誰でも入れる」とは考えられないんですが。

A 回答 (4件)

アメリカ人に直接聞いたこともないので、私が留学して単に「感じた」だけの事ですが。

。。

先の方も回答されているように、SATという試験を受けて、だいたいその結果によって、君はどこどこ、あなたはどこどこ・・・という具合に決まります。
日本の公立高校の入試を想像してみて下さい。
内申が○ぐらいあったらトップ校、○ぐらいだったらセカンド校・・・という感じで、大学ほど競争にならないですよね。もちろん私立などを滑り止めで受けていたらダメもとで!という場合もあるでしょうが、多くが、まず合格するというランクの公立高校を受けますよね。
(大阪だけかも知れないですが、私の頃も公立高校の倍率なんて1.0*倍とかで、1.3倍あった高校は"めちゃ高い!"という感じでした)
アメリカの大学の選抜ってそんな感じがします。

ただ日本とアメリカの大学・・・というよりは大学生の違いとして1つ言えるのは、裕福な家庭の人がバカ高い私立の大学に親の金で行く場合を除いては、ほとんどの生徒が自分のお金で大学に行きます。もちろん高校を卒業したばかりでお金がないので、多くが日本で言うローンを組んでいて、仕事をし始めて返す・・・という感じです。一般的には、大学の費用は親は出しません(だから休講なんてなったら苦情こそ言え、日本の大学生のように決して喜ぶなんてありません)。大学側でも優秀な生徒には様々な奨学金などを用意していて、無理にレベルの高い所へ行くよりも、自分が優等生でいられる学校で過ごす方が安くつく・・・とか。私の学校でも、めちゃ頭の良い人がいたのに、なんでココに来たんだろう?という生徒がいたのですが、奨学金をかなりもらっていて、彼が言うには最初の2年間だけでも学費を安くあげて、良い成績も残して○○大学に編入するんだ、という事でした(アメリカの一流と言われる大学には、学費がとても高いところが多いです)。だいたいアメリカの大学は(4年で卒業できたとして)最初の2年が教養課程で、後半2年が専門課程なので、学部を決めるのもその時点・・・という人もいます。

何だか横道それてしまいましたが、そういう現実的なお金という問題もあるからこそ、色々考えて決してレベルだけで学校を選んではいないんだと思いますし、行きたくても(払えなくて)行けない人もいますし、日本のように「みんな」が行くところでもありません。
その辺りが理由かな?と私は感じています。。。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2002/07/31 16:55

CA州の大学に留学中です。

 私は留学生なので、大学に入る前にTOEFLという英語のテストを受けました。 各大学によって、入学許可が下りる点数が違います。

アメリカ人がアメリカの大学に入る場合ですが、人気のある学校やレベルの高い学校に入ろうと思うと、それなりに難しいと思います。 高校の間に、SATっていうテストを受けて、自分の入りたい大学にSATの点数と、高校の成績を送ります。 UC BerkeleyやUCLAに入りたい場合は、SATの得点も高くないといけないし、高校の成績もstraight A の生徒じゃないと無理でしょう。 短大から、4年制大学に編入する際も、大学によっては、all A ぐらいの生徒じゃないと、編入が認められません。 だから、誰でも自分の入りたい大学に入れるわけじゃありません。

とりあえず、各大学の"基準を超えた生徒"は皆、一応入学や編入を認められて、大学側は"やれるもんならやってみな?!"って感じでしょうか。 勉強しない生徒は、ついていけなくなるので、クラスをドロップしたり、大学を退学していきます。 

授業自体は日本の大学と変わらないと思います。 そんな極端に難しい事を習ってる訳じゃありません。 日本の大学でやってる事を英語でやってるだけです。 留学生が授業についていくのが大変なのは、英語力の問題です。 だから、英語力の要らない数学なんかは、日本人留学生の方が"よっぽど"よく出来ます。

成績の付け方は、はっきり言って、"教授による"の一言です。 簡単にAをくれる教授もいれば、Aはめったにくれない教授もいます。 きちんと授業に出て、ごく普通に勉強していれば、DやFを取る事はないでしょう。 授業に来なかったり、授業の途中でいなくなる生徒だって多いですよ。 成績の7~8割はテストで決まるから、出席がいい加減な生徒もいます(←彼らがAを取るのは無理でしょうが、良くてBを取る事は可能です)

だから、卒業が難しいとは思いません。 "どんな成績で卒業するか"が問題ですけど。
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この回答へのお礼

人気の高い大学やレベルの高い大学はやはり入るのは難しいんでしょうね。それはわかりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/21 09:51

アメリカでは高校卒業時に日本でいう大学センター入試(日本では国公立の第一次選抜になってますが)にあたるものを大学進学希望者が受けて、その成績により(自分のレベルに合った)各大学に入学できます(日本の高校の学区内総合選抜みたいな感じです)


入学後の課題は厳しく難しく容赦なく落とされるようです。
だから入学できても単位不足・実力不足で退学するのが多いらしいです
(アメリカの大学に留学していた教授は1年は日本の大学生のほうが頭が良いが、2年になったら抜かされるといっていました)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
日本でも、現在は高望みさえしなければほぼ「自分のレベルに合った」大学に行けますよね。
それでも、みんな「より高いレベル」のところに行きたくて、競争になるわけです。
なぜアメリカでは競争にならないのでしょうか。

お礼日時:2002/07/21 09:49

アメリカには、所謂、受験戦争というものが存在しません。

入学選考の制度も、日本のそれと異なり、高校時の成績や学業以外の活動、全国テストの成績などが、選考材料になります。
アメリカの場合、各州ごとに、ある程度レベルの高い大学が一つはあるので、優秀な学生も、大半はそこに入学します。ハーバードやエール等の名門校には、よほどの金持ちの子供でないと入学しません。UCLA等、人気のある大学もありますが、日本とは入学制度が異なるので、日本のような受験競争にはならないのです。
アメリカの高校までのカリキュラムは、それほど難しくは組まれていません。また、高校生には、大学受験という意識もありませんし、詰め込み教育も行われませんから、高校生の知識レベルは、実際のところ、あまり高くありません。尤も、アメリカでは、知識の習得ということよりも、自分の考えを相手に論理的に表現するというような、コミュニケーションの能力が重要視されます。
アメリカの学生は、高校生の時は、あまり勉強しない替わりに、大学生になると、一生懸命に勉強します。大学側も、学生の成績に関しては、かなり厳しい態度で臨みます。就職時の大学の紹介状は、結構信用されていますから、学生も必死になるのです。
このような理由で、「アメリカの大学は、入ることは易しいが、出るのは難しい。」と言われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
それでもなぜ、いわゆる「受験戦争」とならないのか、不思議です。

お礼日時:2002/07/21 09:44

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