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抗鬱剤ですぐれてるのはどの系統でしょうか??それはなぜでしょうか??SNRI、SSRI、三環系抗鬱剤、四環系抗鬱剤の中から選んで理由も書いて下さい。

A 回答 (5件)

>抗鬱剤ですぐれてるのはどの系統でしょうか??



結論から申し上げますと、SNRI、SSRI、三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤等の「抗うつ剤」全てには、長所もあり、短所もあり又個人差により効果が期待出来る抗うつ剤と効果の期待出来ない抗うつ剤があります。ですから、どの系統がすぐれているかは、個人差によります。

SSRI(第三世代)やSNRI(第四世代)の抗うつ剤は、旧世代の抗うつ剤(三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤)よりは、副作用が少ない様になっておりますが、副作用が全くないわけではありません!他の薬に比べて、とりわけ効果が強いと言うことはないと思われます。それでは、何が違うのでしょうか・・・?

うつ病の原因は未だ解明されていませんが、脳内の「セロトニン」と「ノルアドレナリン」という2種類の物質が大きく関与していると考えられています。これらの薬物は、そういった仮説をもとに開発されたものです。

古典的な三環系抗うつ薬は、物により程度の大小はあれ、セロトニン・ノルアドレナリン双方に影響を与える薬物でした。SSRIはセロトニンに着目し、SNRIはセロトニン・ノルアドレナリンの両方に焦点を合わせて、しかも三環系抗うつ薬より副作用が少なくなるように考えられたものです。

しかしながら、ルボックス/デプロメール(SSRI)では吐き気や嘔吐と言った消化器系の副作用が出やすいといわれ、併用に注意しなければならない薬があります。又トレドミン(SNRI)はルボックス/デプロメールに比べれば消化器系の副作用も、併用に注意しなければならない薬も少ないとされていますが、やはり似たような副作用を示すようです。SSRIが、魔法の薬であるかのように伝えられていますが、「副作用の少ない抗うつ薬」程度にとらえておく方がよいと思います。
(1)http://www.mh-net.com/lecture/kusuri/kouutsu.html
(2)http://www.mh-net.com/lecture/qanda/qanda4.html# …

次に三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤の違いについてですが、三環系抗うつ薬はたくさんの種類がありますが、基本的には成分はそれ程異なるものではないと思います。その薬の種類により、セロトニン(5HT)の再取り込み抑制作用が強いかその一方で、ノルアドレナリン(NA)の再取り込み抑制作用が強いかに分類され、同じ三環系抗うつ薬でも各個人差により効果がある場合と効果がそれ程期待出来ない場合が出ると思います。

「三環系抗うつ薬」は、ベンゼン環が3つ含まれた化学構造を持っています。「四環系抗うつ薬」は、4つのベンゼン環が含まれます。「三環系」比べると、効果が早く副作用が出にくい、という特徴があります。
http://yukitachi.cool.ne.jp/utsu/u51koutsu.html

要約するとその違いは以下の様に分類されるようです。
(1)セロトニン(5HT)の再取り込み抑制作用が強いといわれるアミトリプチリン(トリプタノール、ラントロン、ノーマリン)や クロミプラミン(アナフラニール) はには不安・焦燥感を軽減する作用が強いといわれております。

(2)ノルアドレナリン(NA)の再取り込み抑制作用が強いノルトリプチリン(ノリトレン)や四環系抗うつ薬のマプロチリン(ルジオミール)は、行動や思考の抑制を改善する作用が強いといわれております。

(3)イミプラミン(トフラニール、イミドール、クリテミン)は(1)と(2)の中間に位置づけられているといわれております。

(4)アモキサピン(アモキサン)やミヤンゼリン(テトラミド)、スルピリド(ドグマチール、アビリット、ミラドール)等は心気症的傾向が強く、副作用に敏感な方に適しているといわれています。

<<参考文献:こころの科学(日本評論社)1987年No.14>>
(かなり古いですが・・・)

現在、「うつ」の原因は様々な仮説が言われておりますがどの仮説が真実なのか定かではありませんが、これらの抗うつ剤はセロトニンとノルアドレナリンが「うつ」に関係しているという仮説で作られた薬で効果は、第一世代の薬は効果がでるのに時間がかかり、副作用も強いそして、第二世代(四環系抗うつ剤)そして第三世代(SSRI)や第四世代(SNRI)に変わるにつれて効果も早く副作用も少ないと言われているようですが、副作用がある事には変わらない様ですし、又個人差によりどの薬が効果があるか異なります。

いづれにしてもSSRI(第三世代)やSNRI(第四世代)の抗うつ剤でも副作用があり、いかに自分に合った薬を服用する事が重要です。勘単に三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤が古いからダメでSSRI(第三世代)やSNRI(第四世代)の抗うつ剤の方が良いという訳ではないと思います。極論になりますが、主治医が、いかに自分に合った薬を処方してくれるのかが問題なのかも知れません。それはある意味において、主治医の「経験の豊富さ」と「経験に基づく勘」次第とも言えるのかも知れません。

ご参考になれば幸いです。
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信頼できそうなお医者さんの診断(処方)を受けてください。

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こんにちは。


No1(tsukuba951です。)

私がどんな人の欄:経験者と入れたのは、実際に現在、私は不安障害とパニック障害と闘っている為に入れました。

私も抗うつ剤については多少分かるのですが、あえて端的にお答えさせていただきました。

私も抗うつ剤は1年以上、いろいろな種類のものを服用して来ましたが、No2さんがおっしゃいますように副作用はさまざまです。
なかなか自分に合った薬が見つからないのが、実際の所だと思います。

私もかなり薬を変えましたので、薬の種類や名前も分かりますが、
あえて、ここには記入しません。

ご自分の症状を主治医の先生に伝えてお薬を処方して頂いてください。

逆に質問させていただきたいのですが、ご質問を読ませていただいた感じですとご自身でうつ病との判断をされているようですね?
この辺も主治医に確認してくださいね。
うつ病と勘違いしていて違う病気の事も有りますからね。

お大事になさって下さい。
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No.1さんの言う通りですが、これでは「教えてGoo」に質問投稿した意味がありませんよね。

。。
では、端的に申しあげますと、その違いは副作用にあります。それと効果の面でも個人差が激しい分野の薬剤です。仮にAという薬剤はXさんには効果が大きく副作用が無いのに、Yさんにはその逆になるケースがあります。これは全て脳内の化学伝達物質の量とそれぞれを感知する受容体に関係があります。詳細に言うと難しくなるので割愛しますが、個人差の激しい薬効群だということは覚えておいてください。
冒頭、No.1さんの言うとおりですねと言ったのは、種々の薬剤を試さなければBest Matchなものを見つけることが出来ないので医師に処方依頼をすることが一番だと思ったからです。
ただし、ごくごく一般的には、効果に面では、ある種のSSRI≧SNRI≧三環系≧四環系という文献が多いように思います。しかし、これも副作用との兼ね合いの問題です。服薬後は必ず自身で自身の体調を観察することが重要です。もっともっと色々あるのですが、ここではひとまずこれぐらいで。。。。
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こんにちは。


この質問ですと専門家にお聞きした方が早いのではないですか?
精神科、心療内科に行かれたほうが良いですよ。
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