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先日成田美名子さんの「CIPHER」を読み返していて気がついたことがあります。
アニスが車の中で眠るサイファを見ながら「なつかしい童話の1シーン」を思い出す場面があります。(コミックス4巻162頁)以下引用です。

「のぞき穴から洞窟を見下ろすと若い魔法使いが迷い込んでいる
ぼろぼろにやつれた頃助け出して
自分しか知らない場所に閉じ込めるんだ」

昔読んだ時は「何の童話なんだろう」と思っていたのですが、
久しぶりに読んでみて、これってアーシュラ・K・ル=グィンの
「ゲド戦記(2) こわれた腕輪」のことでは、と思いあたりました。
でも、「ゲド戦記」って童話なのかなあ、とも思ったり・・・
実際のところどうなんでしょう?
ご存知の方いらっしゃったら、教えていただけたら嬉しいです。

A 回答 (3件)

実際にゲド戦記は読んだことがないので自信はありませんが…。



『CIPHER』の舞台はたしかNYだったと思うので,彼等の言語は英語です。

「童話」は英語では 'fairy story' とか 'nursery tale' というようですから,アニスの科白(?)が英語だったら「童話」の部分はこういうフレーズになっていたはずです。

'fairy story' と言ったとすると,(実際に妖精が出てくるかどうかはともかく)『ゲド戦記』をそう呼ぶのはあまり違和感はないのではないでしょうか?

…以上,先回りして考えすぎの強引な解釈ですが,こういうのもまた一興かと。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。
私は英語は苦手なので、考えもつかなかったアプローチでのお答えで、とても興味深いです。ありがとうございます。
「ゲド戦記」はもともとアメリカで出版されたもの(のはず)なので、アメリカでは結構ポピュラーな児童文学だったりするのかな、なんてことも考えてしまいました。考えすぎかもしれませんが(笑)

お礼日時:2002/07/24 19:56

billtheponyさま



手元の『広辞苑(第三版)』によると、「童話=こどものために作った物語。お伽噺のほか、伝説・寓話などを含む。」とあります。また、『子どもの本の歴史(柏書房)』には、現代の児童文学の章で主要なファンタジー作品として紹介がありました。冒険を扱った物語のなかでも際立つ…と。
実際作者が意識して子ども向けに執筆したかどうか個人的にはわかりませんが、これらの情報、何か参考になりますでしょうか(^_^?
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この回答へのお礼

わざわざ調べてくださったのですね! ありがとうございます!
私自身、「ゲド戦記」を読んだのが大人になってからで、「児童文学にはなってるけど子供には難しいのでは・・・」という印象を持っていたもので、「童話」というのに勝手にひっかかってしまったみたいです。
しかし、実際のところ成田美名子さんは「ゲド戦記」をイメージしてあの部分を書かれたのでしょうか?
そこのところをご存知の方いらっしゃらないでしょうか・・・?

お礼日時:2002/07/24 19:38

 日本語でいう童話に当たるかどうかは、難しい問題になりますが、子供向きに書かれたお話のはずで、事実日本でも児童書扱いで出版されています。


 個人的には創作童話と言えなくはないと思いますが・・・?
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
昔「CIPHER」を読んだ時に「おとぎ話のような童話」というイメージを持っていたもので、(かなり勝手に「アラビアンナイト」みたいな童話をイメージしていました)
実際に「ゲド戦記」かも、と思った時に違和感を感じてしまったのかもしれません(汗)

お礼日時:2002/07/24 19:31

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