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今週中にレポートを出さないといけないのですが、ぜんぜん分かりません。
1200字も書かなければいけないのです。
パトロン・クライアント関係についてです。
まず、パトロン・クライアント関係とはなんなのか教えていただきたいです。そして、それがどのように使われているかなど。。。
パトロン・クライアント関係のなんでもいいので教えてください。

A 回答 (1件)

 


なぜ、全然分からないのでしょうか。勉強不足ではないですか。もっと自分で調べてください。しかし、とりあえず、以下に、答えらしいものを書いてみます。
 
これが答えになるかどうか分かりませんが、パトロンとかクライエントという言葉は、元々、ラテン語から来ています。主に共和制ローマにあった私的制度ですが、帝政になってからもあったと思います。

クライエントは、英語で、client と書きますが、これはラテン語で、cliens の派生した形で、「クリエンス」とは何かというと、「従属者」ですが、古代ローマの「私的制度」としては、貴族の保護を受ける「平民被保護者」のことです。

貴族は、数多くの平民を、クリエンスとすることによって、一種の「配下」を持つことになり、ローマ市民は平等ですから、クリエンスをたくさん持つ貴族ほど、平民からの支援を受けやすく、色々な意味で、勢力が築けたのです。

貴族は無論、自分の身分や勢力で、クリエンスに利益を与えたり、保護したりした訳で、その見返りに、クリエンスは、貴族を支持し、貴族の指図で受けて、色々な配下的な活動を行ったのです。

パトロンはラテン語で、patronus(パトローヌス)と言い、これは「父」を意味する、pater から派生した言葉ですが、これが、クリエンスを保護する貴族のことを指し、「保護者・庇護者」とも言います。

パトローヌスとクリエンスの結合で、平民は庇護を受け、庇護者である貴族は、大きな勢力を築くことができたのです。クリエンスは、奴隷ではなく、あくまで自由市民で、契約で、貴族の庇護との代わりに、貴族を支えるための活動を行った人々です。

カエサルなども、大きなパトローヌスで、たくさんのクリエンスがいて、そこで大勢力を築けたとも言えます。クリエンスとパトローヌスの関係は、代代世襲的なものが主で、世襲的に、大貴族はたくさんのクリエンスを持ち、大きな勢力をローマ市民のあいだで持つことができたのです。

この元々の用法から派生して、芸術家などを庇護する貴族や金持ちをパトロンと呼び,庇護される芸術家などをクライエントといったのです。しかし、段段意味が変化して来て、パトロンというと、先の芸術家などの後援者という意味から、店などの常客、顧客などを意味しました。(バーのマダムを金銭的に支援している男などをパトロンと言ったりします)。

また、クライエントの方も、訴訟依頼人という意味になって、また医者などの患者(特に精神療法など)、更に、医者や弁護士の顧客であるということから、顧客などの意味にもなりました。元々の意味は、上で説明した,古代ローマの「貴族と平民の庇護関係」で出て来た言葉です。
 

この回答への補足

回答ありがとうございます。
勉強不足でした。
自分でもいろいろ調べてみました。
パトロン・クライアント関係についてだいだいわかってきました。
でも、あんまりいいサイト、いい本がないのが現実でした。
この回答はかなり参考になりました。

さらに質問するのはあれなんですけど、パトロン・クライアント関係は人間関係の一種で、歴史を見るのに重要だということが分かりました。特にアジアの歴史で。では、パトロン・クライアント関係を用いてアジアの歴史を見る効用とはなんなんでしょうか?

補足日時:2002/07/26 10:26
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