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自分は今大学3年で、来年研究室に配属され卒業研究をする予定です。
そこで分からないのが研究はどのように進めているのかなのです。
自分の大学には有機、無機、分析研究室があります。
無機ならいろいろな物質を様々な条件下(超高圧とか)で混ぜ合わせて新しい物質を作ったりするのかなとも思うのですが。(あくまで自分のイメージですが)
ただ、有機、分析がよく分からないのです。分析ならよりよい分析方法を開発するのだと思いますが、学生にそんなことができるのでしょうか。さすがに教授より知識も乏しいですし・・・。
また、有機も適当に物質を組み合わせて新しい物質を・・・とかだとできないですよね。触媒に何を使ったらいいとか、温度はいくらにしないといけないとか自分でそのようなことを考えるのでしょうか。(学生にできると思えないのですが。)
いったいどのように研究しているのでしょうか。教授にアドバイスをもらったりすると思いますが、それだけでうまく手順などを確立できるのでしょうか。

お分かりになる方、どうかよろしくお願いします。
見づらい文章になってしまい申し訳ありません。

A 回答 (5件)

何もそれほど心配になる必要はないと思います。


ほとんどの学生は何をやるのか分からず、研究室へ入って学びながら研究していきます。私もそうでした。
No.3さんの言うとおり、普通は既存のテーマがいくつかありますから、それを割り与えられます。そのテーマに対して、初めは教授や先輩などに言われるまま実験をこなし、やっていくうちに「今度はここをこうやったらどうだろう」とか「この物質を使ったら・・・」などという考えが浮かぶようになります。そしてそれを検証していって、うまく行ったらしめたもの。運さえ良ければ直ぐに卒業論文程度の結果は出せます。が、大抵はそううまく行くわけでもなく、ぎりぎりまでもがいてもろくな結果が出ないなんてこともありますが、そこは教授や先輩にアドバイスもらって、形だけでも結果にしたりもします。
やはり普通の場合は努力必要です。センスも重要ですが、これは文献や教科書を読むことで卒論レベルであればカバーできます。
がんばってください。
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この回答へのお礼

>ほとんどの学生は何をやるのか分からず、研究室へ入って学びながら研究していきます。
やはりそうですよね。なんか少しほっとしました。

>初めは教授や先輩などに言われるまま実験をこなし、やっていくうちに「今度はここをこうやったらどうだろう」とか「この物質を使ったら・・・」などという考えが浮かぶようになります。
なるほど、やっていくうちにだんだん考えが浮かぶようになるのですか。

>大抵はそううまく行くわけでもなく、ぎりぎりまでもがいてもろくな結果が出ないなんてこともありますが
やはりそういうこともあるのですね。なんか運によりけりなような気もしないことも・・・

お答えいただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 02:05

無機にはおおざっぱに2系統あって、ディスクリートな金属錯体(要するに分子)をやる系統と、固体(無機高分子、アモルファス、表面など)の物性をやる系統があります。


前者はかなり有機化学に近くて、特にフェロセンなど有機金属をいじる場合は、実験のやり方・分析手法はほぼ有機化学と同じです。逆に、有機化学でも金属触媒や有機金属化合物をいじる場合は、質問者さんくらいの方から見れば無機化学に見えるでしょう。
後者は質問者さんが想像される無機化学の方ですね。おもしろい構造・物性を持つ結晶を作るとか。
もっとも、最近は表面に分子状錯体を固定したりする研究もありますから、両者の境界はあいまいですが。

>有機の条件検討
それをやるのが研究なんですが・・・
最初は、反応の条件に関しては文献の条件を参考にしてやります。似たような化合物の条件をまねたりとか。それでダメだったらちょっといじったりします。もっとも、これは反応開発がメインテーマでない場合の話なので、新しい合成反応を作るテーマなら一から自分でやるのでしょう・・・私はそういうラボに所属したことがないので良く分かりません。

ま、自分で見てみないと分かりませんし、大学ごと・研究室毎にやっていることはバラバラです。興味があるなら見学してみることですね。
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この回答へのお礼

>無機にはおおざっぱに2系統あって、ディスクリートな金属錯体(要するに分子)をやる系統と、固体(無機高分子、アモルファス、表面など)の物性をやる系統があります。
そうだったんですね。固体物性のほうしかよく知りませんでした。

>最初は、反応の条件に関しては文献の条件を参考にしてやります。似たような化合物の条件をまねたりとか。それでダメだったらちょっといじったりします。
なるほど、何かの文献を参考にしてそれをいじったりしながらすすめるのですか。勉強になります。

お答えいただきありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 02:00

大抵の研究室では、いくつかのテーマがあり、テーマごとに卒研性を割り当て、前年度の研究を引き継ぐ形で卒研を行っています。



1年で研究を完成するには、仕事量が多すぎてとてもこなせないからです。

教授、助教授と相性がよさそうな研究室で、しかも自分も興味がある研究をしているところがあれば、見学させてもらえばよいでしょう。
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この回答へのお礼

>大抵の研究室では、いくつかのテーマがあり、テーマごとに卒研性を割り当て、前年度の研究を引き継ぐ形で卒研を行っています。
>1年で研究を完成するには、仕事量が多すぎてとてもこなせないからです。
なるほど、やはり1年そこらで研究が完成は難しいですか。そういえばある教授が自分の研究室は前年の研究を引き継ぐとかどうとか言ってたような覚えがあります。

>教授、助教授と相性がよさそうな研究室で、しかも自分も興味がある研究をしているところがあれば、見学させてもらえばよいでしょう。
はい、興味のある研究室があるので忙しくなさそうなときに行ってみようと思います。

お答えいただきありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 01:56

化学における進歩発見は多数の実験と失敗の上になされてきたものです。


失敗から生まれた発見(配合を間違えた、条件を間違えた、触媒量を間違えたなど)も随分あるのです。

ただこれらの実験結果を失敗として見過ごすか、どうしてこうなったかと見つめるかでその価値が逆転するものです。

実験器具の取り扱いだけでも勉強になります。
なにか化学の進歩発見に寄与しようと身構えるのでなく、例え先例の追試であってもその条件、配合を変化させたらどうなるかと実験してみることです。
教授や実験助手の一挙一動を見つめていれば貴方のプラスになるでしょう。  自信を持ってください。
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この回答へのお礼

>化学における進歩発見は多数の実験と失敗の上になされてきたものです。
>ただこれらの実験結果を失敗として見過ごすか、どうしてこうなったかと見つめるかでその価値が逆転するものです。
確かにそうですよね。ポリアセチレンの電気伝導性もそうでしたね。失敗をしてもどうして失敗をしたのか、本当に単なる失敗なのかを念頭において実験していきたいと思います。

お答えいただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 01:52

こんにちは。


まだそれだけじゃどんな事するのかすら判りません。

まず第一にやる事はテーマを決める事です。
これで8割以上決まってしまいます。
無機だけだって、超高圧下だけじゃありません。
常温常圧での物性の研究もありますし、極低温だってありますし、耐熱材料なども無機材料が多いですよね。

有機だって、ただデタラメに物質を混ぜるんじゃないです。
どういう目的を持って、どういう物質が欲しいのかを確定し、それに必要な物性を得られる物質の選定、分子設計などからはじめます。

いずれにせよ研究は目的があって始めて研究になります。
まずはそれを探す事では?

研究の流れは、テーマ(目的)→仮説→検証→考察、でまた生じた疑問について同じ事を繰り返します。
当然そのたびにやる実験は異なるでしょう。

私は大学を知らないので、教授が何をするのかは判りません。m(__)m
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この回答へのお礼

>有機だって、ただデタラメに物質を混ぜるんじゃないです。
>どういう目的を持って、どういう物質が欲しいのかを確定し、それに必要な物性を得られる物質の選定、分子設計などからはじめます。
なるほど、確かによく考えればそうですよね。適当にやってできていたら素人に任せればいいわけですもんね。

>研究の流れは、テーマ(目的)→仮説→検証→考察、でまた生じた疑問について同じ事を繰り返します。
難しいですね・・・。自分がそのようなことができるのか・・・。

研究について少し実感がわきました。お答えいただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/08/05 01:46

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