アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

水田転換畑と普通の畑のそれぞれで育った大豆のあることを
比較検討したいのですが、
基本的なこととして、土壌のリンの含量の違いを知りたいのです。
いろんなサイトを見てみましたが、結局
高いのか低いのかよく分かりません。
リン酸の量は多いんだけれども植物には吸収されにくい
みたいな感じにも受け取れなくはなかったですが・・・

そういうことで土壌中のリンの量の違いと
植物の利用のしやすさについて教えて欲しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんばんは


リン酸の含有量については実測しないと分かりません。
過去の施肥の履歴や、土壌の性質によって異なります。
また、リン酸の全量だけ分かってもあまり意味がありません。
重要なのは植物が吸収できる形態のリン酸であるかどうかです。
それを有効態リン酸(あるいは可給態)と呼んでいて、クエン酸などの溶液(試験方法によって異なります)に溶解できるリン酸の量が問題となります。
肥料には有効態リン酸の含有量が成分表示されています。
また、土壌によってリン酸と結合力の強い粘土鉱物が含まれています。
このように土壌とリン酸の結合力を示すファクターとしてリン酸吸収係数という評価指標があります。あまり高いと、リン肥を加えても土壌に吸着されて、植物体が利用できませんし、あまり低いと、ほとんど流亡してしまいます。
これらの簡単な資料を添付のURLに示しておきます。
詳しくは養賢堂の「詳解土壌養分分析法」を参考にして下さい。

参考URL:http://www.nlbc.go.jp/chikusan/shiryo/s4841to9.h …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
考え方はよく理解できました。
もう少し勉強します。

お礼日時:2002/07/31 10:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!