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以前聞いた話ですが、食虫植物は、虫による栄養はあくまでも補助的なもので、基本は普通の植物と同じ根っこからの栄養で育つ、と聞いたことがあります。確かに、以前鉢植えで育てていた食虫植物も、虫を捕まえることが無くてもすくすくと育っていました。
だとすると、なぜ食虫植物は存在するのでしょうか。
根っこからの養分を補うものとして捕虫機能があるのだとしても、そのような機能を維持するエネルギーを考えたら、おとなしく根っこからの養分で生きる道を選べばいいのに、と思うのですが。。。

A 回答 (6件)

他の植物が栄養不足で成育できないような環境でも生き残れるという形質は、


自分のクローン(子孫)を残すには有利です、
なので虫からも栄養が取れるというのは他の植物に無いアドバンテージになりますね、

食虫植物ではありませんが、
タンポポなんかが人に踏まれやすい道端で繁殖するのも、
他の植物が育ちにくいので、
自分自身のクローンを残すのに有利だからです、

似たような例は探せば、
他の動植物でも見つかると思いますよ。
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この回答へのお礼

なるほど、いざというときの奥の手があるよ、ということでしょうね。
いろいろな戦略があるものですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 12:41

モウセンゴケなどは、岩肌から染み出す水や雨水くらいしか期待できない環境によく見られます。

窒素やリンなどの養分が決定的に不足する環境で、ほかに生息できる植物は多くありません。食虫植物は昆虫を分解し窒素やリンを得ることができるので、そのような環境でも生きていけます。
「基本は普通の植物と同じ根っこからの栄養で育つ」
しかし、普通の植物が育つ環境ではモウセンゴケは生存競争に勝てません。普通の植物が育てない環境に適応したからこそ食虫植物は生き残ることができました。
モウセンゴケは高層湿原のミズゴケの上にも見られます。昆虫に養分を期待するモウセンゴケに対してミズゴケは養分をあまり必要としないという適応をしています。ちなみにミズゴケはコケ類、モウセンゴケは被子植物です。

http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/ecologicaldic/s/ …
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この回答へのお礼

なるほど、そういう環境はまさに、食虫植物の独壇場となるわけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 12:44

#2のかたがおっしゃってるように、他からの栄養供給がある分有利です。


根からの栄養供給が基本ですが、虫から栄養を供給することで他の植物よりも多くの栄養を得る事ができます。
また、常に根からの栄養供給が十分にあるとは限らない、つまり何らかの影響で土壌中の栄養分が一時期激減してしまったとすると、他の植物は枯れてしまいますが、虫から栄養を供給できる食虫植物は生き残れるわけです。
昆虫は栄養満天なので、ぜひ。
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この回答へのお礼

いざというときの奥の手ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 12:42

逆に, 「根から十分栄養が取れる」場合には, あまり捕虫器官を作らなかったような気がします.

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この回答へのお礼

そうなんですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/27 12:42

>一般に食虫植物は日光や水は十分であるが、窒素やリン等が不足しているため他の植物が


>あまり入り込まないような土地、いわゆる痩せた土地に生息するものが多く、
>不足する養分を捕虫によって補っていると考えられる。一般に根の発達は良くないものが多い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E8%99%AB% …


要するに、根からの養分の吸収が不十分なわけで。
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多分進化論を前提での質問にこの答えはどうかと思いますが、きっと神様が創ったんですよ。



「こんなのいたら、おもしれっ」って感じでw

それに、なぜ地球は存在するの?
生命って何?
どうせ、死んじゃうのに何の意味があるの?
なんで人間は存在するの?
なんて質問には科学は無力なんです。そういった質問に答えることが出来るのは宗教だと思います。
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