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小田急の前面貫通式の通勤車についての質問です。
小田急に限らず、貫通扉の両脇には手すりや何らかの手掛かりを装備するのでしょうが、2400系から5000・5200系にかけて、(一部に例外もありましょうが)かなり大ぶりで縦桟までついた立派な手すりが装備されていますね。
ここまで立派な手すりを装備していたのは、いかなる理由・目的だったのでしょうか。非常時の脱出用途だけであれば、ここまで大ぶりである必要はないように思います。

かつて、先頭車同士を連結するとき、貫通幌をつけることなく乗務員や乗客?を行き来させるための転落防止用の柵として機能したのでしょうか?

また、小田急は滅多に利用しないので事情に疎いのですが、2600、4000、5000・5200の各系列で6+4なり5+3(両)で2編成を連結して営業運転する際に、先頭車同士は幌でつないで行き来できていたのですか?
併せてお尋ねしたいと思います。

A 回答 (2件)

立派な手すりをつけていた理由は知りませんが、編成同士を連結していたときは先頭車同士は幌でつないではいませんでした。

実際に2編成を連結して営業運転をしているときの写真ですが、参考として昔の4000系の3+3連の編成写真を以下のURLでご覧ください。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~slitcamera/Script2/m …

参考URL:http://www7a.biglobe.ne.jp/~slitcamera/index.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。確かに、連結しただけで幌で繋いではいませんし、2200系列のブツ6もそういう運用のしかたでしたね。
また、参考URLは、ご回答の用途以外にも非常に興味深いものです。
ご紹介いただき、ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/09 11:09

こんにちは。

小田急線沿線に住むものです。

小田急では2編成を併合して運転する場面が多いのですが、前面の貫通路ではホロは付いておらず、行き来は出来ません。

あくまで非常時に使用するものであり、
非常時→電車が立ち往生し、ニッチもサッチも行かない時の最終手段として使います。
従って電車は停車しており、ホロを設ける理由が無かったのです。

千代田線に乗り入れる9000系(既に廃車)の前面の手すりが縦に大型化しているのも、上記理由から。
非常時に使う通路として考えられており、通常は使用しません。

この辺りが小田急の、車両に対する考え方が出ているのかなと思います。

なお、昔は列車に何かがあった(例えば車両火災など)場合、まず停めてしまう事が多かったのですが、事故事例の研究から、むしろ停めずになるだけ隣接駅まで走らせたほうが、救助も迅速に行う事が出来、車両の難燃化も進み、隣接駅まで逃げた方がむしろ安全という事が分かってきました。
駅間の途中で停車し、あえて危険を冒してまで旅客を線路に降ろす事例がなくなってきたのです。

そうなると、貫通路の設置の必要性がなくなります。
貫通路を設置すると、運転台は狭くなりますし、コストも余分に掛かります。また、隙間風も酷く環境がよくないのです。

最新の3000系が前面非貫通なのも、そういった過去の事故事例とメカニズムの進化、そして、コストや工作の容易化の観点から、通路をなくしているのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、緊急時に先頭車両に移動するための手段として割り切ればよいわけですか。
脱出手段として考えた場合は9000系のように上下に長い方が地上に降りやすいと思いますが、編成同士で移動する場合であれば、前後に長くて途中に縦桟があれば、先頭車同士を突き合わせることによりほぼ空間が塞がれますから、比較的安全に移動できますね。

また、緊急時の停車の是非については、降りるか否かのリスクの比較考量でしょう。車両の不燃化・難燃化や樹脂製品にあっては有毒ガス発生防止が講じられていれば、車両に乗ったまま事故現場を脱出してしまった方が安全という考えですね。

お礼日時:2007/09/09 12:10

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