プロが教えるわが家の防犯対策術!

質問させていただきます。

平和祈念事業特別基金という独立行政法人があるのですが、その機関が戦後強制抑留者に対して特別慰労品を贈呈していることを知りました。

私の祖父は現在90歳ですが、過去にシベリアに抑留された経験があります。
そこで、これも何かの縁として、この制度に応募してみようとしてみた所、書き込むのに必要な情報がかなり欠落していることに気づきました。しかし、私の祖父の記憶では細かい所まで網羅できず、困っております。

必要な情報としては、
(1)何年何月に何という部隊に召集され、(2)どのような履歴を経て、軍人として戦い、(3)どの時点でソビエトに抑留され、(4)シベリアに抑留されている時はどの収容所にいたのか(5)外地に出向する際にはどの港からどの船にのって帰ってきたのか、(6)日本に帰国した日付けと港名
です。
最も必要な情報は、シベリア抑留時の情報で、「収容の日付」「収容場所」「引き上げ日付」等です。

この行政機関は過去にも様々な贈呈品(書状・銀杯等)を抑留者に対して送ってきていたようなのですが、私の家族は誰もそれに気づいておらず、今回が初めての応募になります。

「このような場所で参照できるよ」「こういったことろで教えてもらえば?」など、どんな情報でもかまいませんので、ご教授下さい。
また、祖父の履歴は私自身興味があることなので教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

戦時中は、軍歴を記録した兵籍簿は、本籍地で整理されていました。


終戦に伴い、それ以降は戸籍の移動に関係なくそこで保管されています。
つまり、昭和20年8月現在の本籍を正確に書かなくては、記録を探すことは出来ませんので、ご注意ください。
兵籍簿は、陸軍の場合は終戦時の本籍都道府県で、情報公開条例に基づく閲覧が出来ると思います。
海軍は、厚生労働省の保管です。

ただ、終戦の混乱で、記録が消失しているケースも相当数あるようですし、記録文書を輸送していた船舶が沈没して届かず、記録の一部が欠けていたりすることもあるようです。
ですが、舞鶴などの引揚港に上陸した時に本人が書いた書類が残っていることもあるので、引き揚げについても分かる可能性はあります。

なお、所属していた部隊がわかれば、個人の記録はなくても、その部隊の行動記録が残っている場合もあるので、そこから推察出来る場合もあります。
海軍は、個人は転属記録のみで、行動については各船の航行記録で調べることになります。

申請すれば軍歴証明も発行して貰えるようですが、官公署等に提出が必要等の条件がある自治体があるみたいなので、お尋ねの事例が該当するのかはお問い合わせください。

あと、旧軍人の期間が3年以上あれば、一時恩給又は一時金の制度もありますので、もし今まで請求したことがなければ、請求してみれば経歴は所管の都道府県庁で調べてくれるので、結果を聞くだけですむかも知れません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2015/04/09 10:53

まず、召集年月日、除隊年月日、部隊の転属関係記事、抑留期間、おおまかな移動記事等であれば、下記に問い合わせをすれば、おおよそのことが分かる可能性が高いです。

(引揚船の名前までは分からない確率が高いと思います。)
陸軍→終戦当時の本籍地都道府県
海軍→厚生労働省社会・援護局調査資料室
ただし、戦時中~後の資料なので、災害や空襲等で資料が欠損あるいは全く残っていない場合もあります。
軍歴の申請ができる人については、都道府県で異なると思いますので、問い合わせてみてください。

次に、平和記念事業特別基金についてですが、上記の様な詳しい情報がなくても、いつ頃、どの辺に抑留されていたかくらいの申し立てでも全く差し支えないと思われます。
あとは、終戦当時の本籍地都道府県・当時の氏名・生年月日を記載すれば問題ないと思います。
確認できない点は、これらの情報をもとに、特別基金が調査してくれるはずです。不安があるならば、フリーダイヤルがあったと思いますので、事情を説明して、どのくらいの情報を書いたら良いのかと、問い合わせてみてはいかがでしょうか?
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旧軍での履歴は厚生労働省が管理していますので、軍歴証明書を請求してみたらどうでしょうか。


ただ、シベリア抑留の詳細な記録まであるかどうかは不明ですが。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/bunya/engo/seido04/index.h …
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