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単純な疑問です。
絵の技術は、進化しているのでしょうか?
それとも、変化しているのでしょうか?

マンガをみると、昭和と、平成ではやはり違います。
メジャーな手塚治虫先生でも、今の漫画家が普通に描く、タッチではありません。
今で、手塚先生のタッチだと、ヘタウマとか、味があるとかいう表現だと思います。
(ブラックジャック、火の鳥くらいしか、知らないので、こういう表現があっているか分かりませんが。

手塚先生は、今の人が描く様な、タッチは画けたのでしょうか?
それとも、技術的に、画けなかったのでしょうか?
時代的にあわなかったのでしょうか?
画く必要がなかったのでしょうか?
アシスタントや時間の関係で、画かなかったのでしょうか?

もっといえば、原始時代に壁画を描いていた人たちや、江戸時代の浮世絵の人とかは、今のマンガや写実的なタッチの絵は、画けたのでしょうか?

変化・・・と、思うのは、西洋美術です。
詳しくは知りませんが、印象派とか・写実派、そういう時代の流れもありますよね。
絵画なのでは、細かな所や、雰囲気で、宗教的な意味もあると聞きますし。

単純な疑問です。
絵の技術は、進化しているのでしょうか?
それとも、変化しているのでしょうか?

昔の人に、今のマンガやイラストを見せたら、どう思うのでしょうか?

A 回答 (3件)

絵画の技術というカテゴリーをどこまで広げるかという点で


個人差はあると思いますが、あくまで私個人の意見を述べる
のなら技術は進化していると答えるでしょう。
写真というのも絵画の一カテゴリーに含まれますし、連続
写真であるフィルム映画デジタル処理したCGや動画も
絵画の一カテゴリーに相当します。(写真は微粒子の集合体
の濃淡で画面を構成している以上絵画として扱うべきだと
思います。スーラの点描を機械が行っていると考えれば
わかり易いでしょうか。しかし写真やほかのものを絵画技術
と認めないとなると話は違ってきます。)

原始時代の頃ははっきりとは言えませんが浮世絵に関して
言うなら画材の限界が絵画の様式を決めたいい例ではない
か、と思います。墨や染料や顔料は細かな陰影を描くと
画面が濁ってしまって美しく表現しづらい。それなら
表現をもっと簡素にわかり易く表現し美しい色彩を際立た
せる方法論が、日本画や浮世絵だと思います。(浮世絵は
絵画である前に、印刷物としてのポスターでしたから
あまり複雑にできない理由もあります。絵師のスケッチ
や貴族の肖像画にすばらしい写実的な作品は多いです。)

漫画に関しては流行がありますし読者層も今と昔では
違って来ています。なので読み手のレベルも上がって
来ていると思います。作品内でのカットやコマ割りは、
映画やTVの変化=漫画の技術の向上につながって
いると思います。読み手が高いクオリティーを求め
れば描き手がそれに答えなければやがて廃れていく
のはどのジャンルでも同じで、手塚先生も読み手が今の
現代人なら高い技術で答えたのではないかなと思います。
私も漫画は読みますが、技術より内容を問題にしている
のであまり気にしませんが。
まとめると、その時代のテクノロジーと思想や認識が
絵画の様式や限界を決めている以上現代の絵を昔の
人に見せてもよく理解できないものが多いのではないか
と思います。しかし昔も今も見る側の人間が何を
良いと思っているのかが分からない以上、技術が向上
すれば何でもいいという事にはならないのが本当のところ
じゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/04 18:31

手塚氏にしろ昔の漫画ってのはまだ


ノラクロくんみたいな半分風刺画の性格を残したような
半分カートゥーンなコミックってカンジでした

それが昨今はそういった従来の風刺画のような漫画から完全に独立し
劇作性、娯楽性というのを追求した漫画というものが確立してきました

端的に言えば風刺画のような漫画から分岐して
娯楽劇作としての漫画が派生進化してきている

そういう風に思います
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この回答へのお礼

マンガの立場の違いって事でしょうか。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/04 18:31

私は進化してるんだろうと思っています。



手塚治虫氏を例にされていますが、手塚氏が小学校低学年時代に描いた昆虫の絵を見たことはあるでしょうか?
たぶん、図鑑を見てるのと遜色ないものです。
また、フリーハンドで正円を描けたのも有名な話です。
技術的に今の人に劣るとはとても思えません。

ただ、昨今の絵柄は無理です。
育った時代も環境も異なればおのずと表現も変わります。
手塚氏は手塚氏の表現でしか自己表現は出来ません。
ま、真似るのは容易いことですが、それでは作家として死んでいるのも同じです。

で、西洋絵画も同様です。
過去のアーティストたちが積み重ねてきた技法の上に立って進化し続けているものです。
たぶん、今の表現を大昔の画家に見せてもすべて理解出来るわけではないでしょうし、それでいいのです。

進化、変化を別のものではなく。あらゆるものは変化するのが運命で、
人間は前に進むもの、ではないかと。
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この回答へのお礼

そういえば、ファーブルも精密なイラストを描いていた様な。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/04 18:30

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