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小田急線からJR・JRから東急田園都市線の3路線を一枚のスイカ(パスモ)にしたいのですが?
ほとんどの書き込みで3路線は出来ないという意見が大半ですが、実際に使ってます、という書き込みが多々あるようです。やってくれる窓口で頼みなさい、的な書き込みです。以前、パスモの機会を設置する仕事をしてる人からも4~5路線位まで一緒に出来ると聞きました。詳しい方いましたら教えて下さい。

A 回答 (5件)

異なる鉄道事業者間を1枚の定期券や乗車券にできるかどうかは、各鉄道事業者間で合意されている「連絡運輸」と言われる決めごとによって判断されます。


すなわち、「1枚で」と言うことは、他の鉄道事業者の運賃も含めて購入する駅の鉄道事業者が頂戴するわけですから、最終的に頂戴した他社の運賃を相手側に渡す方法などの合意が必要なわけです。

この連絡運輸については、なぜだかあまり公になっていません。
鉄道各事業者のホームページなどで「定期券は当駅から○○まで通しで購入できます」といった類の説明があっても良さそうなものですが、そのような説明は目にしたことがありません。

例えば、鉄道事業者A、B、Cがあり、A-B-Cと乗り換えていくとします。
この場合、事業者Aと事業者Bに連絡運輸の取り決めがあり、事業者Bと事業者Cにも連絡運輸の取り決めがあったとします。
事業者Aと事業者Cの間には連絡運輸の取り決めがありませんので、事業者Aと事業者Cの駅で購入するときは1枚になりませんが、真ん中にはさまれる事業者BならA-B-Cが1枚にできるといった場合もあります。

このように、区間や購入駅などによって、同じ定期券でも買えたり買えなかったりしますので、書き込みの回答もいろいろと出現してしまいます。

小田急-JR-東急 の場合は、3社のいずれで購入する場合でも1枚で可能なようですが、一部条件もあるようですので、確実にできるとは言い切れません。

連絡運輸のきまりからしますと、4事業者可能な場合もありますが、発売できる区間などにいろいろと条件がつくことが多いので、一般論として可・不可を言うことはできません。「どの駅からどういう経由でどの駅まで」といった具体的な質問のケースでは、的確な回答が寄せられる可能性が高くなりますが、一方でこのような具体的な質問は質問される方の生活圏などが知られてしまう可能性があり、気になさる方が多いようです。

蛇足:Suica・PASMOの普及により、現在の連絡運輸の範囲では、特に定期券においてICカード乗車券の利便性を著しく損なうケースがあまりに多いため、連絡運輸範囲の大幅な改訂に向けて検討作業に入っているようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

色々細かい決まりがあるんですね。参考になりました。

お礼日時:2007/10/14 09:26

小田急~田園都市線の定期券は中央林間乗換のみだったと思います。

詳しくはリンクの定期券のご予約をご覧ください、ここで出てこなければ無理ということです。

参考URL:http://www.odakyu.jp/ticket/index.html#kippu
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この回答へのお礼

確かに券売機で購入しようとするとそのルートになります。
でもそれじゃ、かなり遠回りなんです。

お礼日時:2007/10/15 01:11

PASMO事業者につとめる、鉄道従事員です。



鉄道の連絡乗車券は、各社間の協定により、各社間の接続駅経由で、2社線までという原則があります。そして、すべての接続駅の乗り継ぎ乗車券を発売しているわけでもありません。たとえば、

A  -  B  -  C  -  D  -  E  -  G  -  H  -

A:JR数線、地下鉄A線・B線、他私鉄A社A線乗り換え可能
C:地下鉄B線への相互直通駅
E:近隣にJRのD線のJ駅あり
G:JRのE線乗り換え可能
H:他私鉄A社B線のK駅が、徒歩5分程度にあり

こうした路線があるとき、このすべてに連絡乗車券を発売するわけではありません。

A-B間:A駅接続のJR線、地下鉄A線、他私鉄A社線への連絡乗車券類すべて発売
C-G間:A駅接続のJR線、地下鉄B線への連絡乗車券のすべて、E駅から目の前にあるJRのD駅での乗り換えの
     連絡定期券のみ発売
E駅  :連絡定期券の発売のみ実施
G駅  :連絡乗車券の発売なし
H駅  :徒歩移動区間が長いので、乗換駅と扱わず、連絡乗車券の発売なし

こうしたように協定されることも多くあります。そのため、1線内からの乗換駅全駅で、切符を買い換えれば乗り換えられる全路線への乗り継ぎ乗車券が発売できるわけではありません。

次に定期券とPASMOの問題ですが、PASMOが新たに導入されたと言っても、連絡乗車券発売の協定、定期券発行の規定が変更されてはいません。あくまでこれまでの専用券紙での紙式定期券、専用発行機、定期券発行が可能な券売機、継続定期券の発行機で発行された、裏が磁気記憶可能となった磁気式定期券に、発行媒体としてPASMOというICカードが増えたと言うことなのです。

従って、基本的には2社までの発行となります。しかし、実際には2枚以上の定期券を併用し、3社線以上乗り継いで利用されている方も以前から多くいるのは事実で、そのため、乗車の多い3社線で経由、乗換駅を限定して3社協定を締結していることもあります。

たとえば先ほどの路線図で説明すれば、C駅からE駅間から、C駅経由で地下鉄B線経由、地下鉄のL駅で乗り換えて他私鉄B社線の、M駅からQ駅までは3社線定期を発売できる、と規定していることも多々あります。

この場合は、磁気定期でもPASMOでも、1枚になります。詳細は、小田急か、東急におたずねになれば、1枚になるかどうか判ります。

> 4~5路線位まで一緒に出来ると聞きました。詳しい方いましたら教えて下さい。

その設置会社の人が言った4~5線というのは、PASMO利用で運賃計算が出来る路線数のことです。
PASMOやSuica利用で乗った場合、各社を改札を通らずに乗り換えた場合、4社線までなら自動計算できるので、改札機にタッチするだけで精算が終わります。しかし、5社線になると経路が多様になりすぎて経路を特定できないため計算できず、係員対応となる分かれ目の社線数です。定期を1枚に出来る社線数ではありません。

なお、IC定期券の併用はお勧めできません。複数のICカード乗車券、Edy等のICシステム利用カードを同じ定期入れに入れていた場合、エラーになってしまいます。IC乗車券の場合、

1.いずれのカードを処理して良いか判定できず、改札機が動作しない
2.ICカード定期券を1枚ずつ抜いてタッチしたとき、タッチした駅を含む定期券区間を記録していない
  IC定期券であった場合、定期券区間内のタッチした駅の最寄り駅からタッチした駅までの運賃を、
  チャージ金から差し引いてしまう可能性があること

という理由で、鉄道各社と株式会社PASMOでは、2枚以上の定期券を利用する場合は、磁気式定期券の併用をお願いしています。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。

非常に難しいですね。でもかなり理解出来ました。
現在、スイカと磁気定期券を併用していますが、何度も定期を持っているのにスイカで支払っている状況です。払い戻しも面倒です。

便利なはずが不便です。

お礼日時:2007/10/15 01:05

小田急ーJR-東急の3社連絡は次の範囲で可能です。



小田急側
全線
東急側
池上線、目黒線

条件がそろえば4社連絡定期も可能です。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/mars/transfer.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考資料非常に役に立ちました。

お礼日時:2007/10/14 09:25

小田急-JR-東急はよほど変なルートでない限り1枚にできます。


また、東京近郊の大手私鉄(メトロを除く)はJRを間に挟んだ場合はほぼ100%、定期が一枚での発行が可能です。

小田急とJRは下記の駅での乗り換えが一枚で通しで可能

新宿、登戸、小田原、藤沢、下北沢から井の頭線経由で吉祥寺か渋谷

東急側は以下の駅での乗り換えの場合、通しで可能。

長津田、武蔵溝ノ口(溝ノ口)、武蔵小杉、蒲田、五反田、渋谷、菊名、目黒、大井町、横浜

小田急からJRを利用して東急線は以下のルートでなら可能と思います。

新宿から山手線を利用して渋谷か目黒か五反田
登戸からJR南武線を利用して、武蔵溝ノ口か武蔵小杉
下北沢から井の頭線を利用し渋谷にでて、東急
下北沢から井の頭線を利用し渋谷にでて、山手線を利用し目黒か五反田

ただし、気をつけるのは以下の駅は絶対に定期が通しで変えません。

町田

ここを経由する定期はすべて分けて買う必要があります。

そのほかに以下のような買い方も可能です

相鉄-JR-東急(蒲田と大井町)
小田急-相鉄-東急(横浜)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

実は窓口で買えないと断られてしまったので、この書き込みを持って、再度挑戦してみます。

お礼日時:2007/10/14 09:23

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