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電車の運転手になる事は難しいですか?

A 回答 (4件)

こんにちは。



電車の運転士は、「動力車操縦者運転免許」という国家資格を持つ者です。

まず鉄道会社に就職しないと話が始まらない。

駅係員を何年か経験し、そして登用試験を経て車掌、
何年かして、また登用試験で合格してから運転士教習生として教習所に入ります。

登用試験は、
▪️それまでの勤務実績、評価
▪️筆記試験
▪️視機能検査
▪️脳波
▪️注意配分
▪️反射速度
▪️クレペリン

これらの内容になります。
馬鹿では登用試験は受かりませんが、頭が良くても脳波や視機能、注意配分、反射速度、クレペリンで引っ掛かると、不合格に。
もちろん教習受ける以前で門前払いとなります。

大手の鉄道会社は、国土交通省が指定する「動力車操縦者養成所」を備えています。指定養成所をもたない中小の鉄道会社は、養成所をもつ会社に訓練を委託して運転士を養成します。
中小の鉄道会社では大変です。

よその鉄道会社の仕事を元に訓練し試験を受け、自社に帰ってからまた勉強ですから。

学科教習4ヶ月。
運転理論、車両、運転法規、線路、作業安全など。
最後に試験を受け、全ての科目で70点以上取らなければなりません。

試験で合格してから、技能教習6ヶ月。
師匠とマンツーマンで教習です。
優しい師匠も居ますが、鬼より厳しい師匠も居ますから、師弟関係が大変なところもあるかもです。

最後に、

▪️操縦試験
ブレーキ回数(基本ブレーキ以外の操作は回数毎に減点)
ブレーキ時分(時間オーバーは減点)
速度観測(メーターを隠して速度を言い当てる)
速度調節(メーターを隠して試験官の指示する速度に調節する)
運転時分(時間に入らないと減点)
衝動棒を使っての衝動(ショックがあると衝動棒が倒れ減点)
停止位置(手前でも過走でも減点)
その他(信号喚呼言い間違いは減点。言わずは失格。無用のの非常ブレーキ動作も失格)

70点以下は不合格に。

▪️構内試験
非常の場合の処置
故障発見処置
出庫点検

規定時間があり、超過すると減点。
一定時間を超えると失格、

距離目測

これらの試験を経て、初めて「動力車操縦者運転免許」が貰えます。

従って、簡単ではないですね。
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運転手⇒この時点で貴方は不合格。


正しくは「運転士」。
鉄道車両の機械構造を学ぶため、車掌を2-3年以上続ける必要がある。
鉄道会社では「人手不足」が危惧されていますから、試験を受けてみると良いよ。
合格する可能性だって十分にあります。

※特急しなの号。名古屋⇒松本、グリーン車「1-D席」から
「電車の運転手になる事は難しいですか?」の回答画像4
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簡単ではないですが本気でなろうと思って努力すればなれる仕事だと思います。



以前運転手不足で資金不足でもあったローカル鉄道会社では自費で免許取得すれば運転手で採用という事もありました。
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志望しての入社試験での競争率は2倍程度。



平成27年での統計では、修行者数は36,810人とのことで、意外と多くない(感覚的には怪しい気がする)。
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detai …

もちろん、どうしても適正が無いとなれば、養成中でも国家試験の受験を諦めるように持って行くとは思う。航空業界でいえばパーディゴが克服できなければフェイルするけど、鉄道運転士でも似たような項目はあると思う。
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