映画のエンドロール観る派?観ない派?

社説は書かれた当時大きく話題になっている事柄を取り上げる事がほとんどなので、新聞各紙が同じ日に同じ事柄を取り上げる事は珍しくありませんが、たまに批判する論点が各紙で全く同じ事があります。
これは各紙が申し合わせ等を行っているのでしょうか?

例えば最近での例を挙げると、亀田大毅選手のフライ級タイトルマッチを放映したTBSを批判した社説を、朝日新聞、産經新聞、毎日新聞が同じ日に掲載しています。
ttp://www.asahi.com/paper/editorial20071017.html#syasetu2
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071017/crm0710170319003-n1.htm
ttp://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071017k0000m070147000c.html
(日時が経つと記事が見られなくなります。)
詳細はそれぞれ違えど、全ての記事が大筋でTBSを批判しています。
試合が行われてからは既に数日が経過しており、TBSを批判するような内容の記事はもっと早く出て来るかと思ったんですが、
個人的には今更かという時に一斉にこのような記事を掲載し出したので気になりました。

違和感を感じたのは今回が初めてではありませんでしたが、良い機会だと思い質問してみました。
この事例に限らず、何か事情等をご存知の方がおりましたら回答をお願いします。

A 回答 (4件)

 同じような組織形態で動き、同じようなタイミングを計っているから、というのが答えになりそうです。



 まず、社説というのは、社を挙げての意見なので、当然かなり重い記事です。なので、ある程度全容が掴めてからの執筆になりますし、通常論説委員が寄り合いでテーマを取るので、意思決定は即座には出来ない。ニュース原稿とは異なり、日の高い内に書きますから、起きたその日に書き上げて、事象の発生と同じ紙面に載せることは難しい。
 ので、節目の翌日に載せることが多くなります。

 この問題の場合、この前日がJBCの処分が下された(=節目の日。あとは出てくるか分からない亀一族の会見ぐらいしかないが、そこで更に大きくハジけるような可能性は低い)ので、3社が期せずしてこの日に照準を合わせて執筆・掲載したものでしょう。
 もし御質問の通り「申しあわせ」をしているのなら、読売の社説が遅れたことの説明がつきません(18日掲載。17日は国会と少年調書流出)。また、ニュース原稿ではないので特落ちという概念もありません。急いでヘンなモノを載せるよりはじっくり書くべきモノなので。
#そんなモノがあるなら、あのスパルタンな読売が落とす訳が無い。
 同じようなテーマでも社によっては無視するところも結構あります。

 また、編集権に関わる事柄で、各社が申しあわせをする、ということはほぼありません。例外は誘拐とか、降版協定絡み(これも記事の内容までは当然踏みこまない)位でしょう。
#もっとも地方紙は共同通信の配信する社説を素材として使うのでかぶることがある。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今回の事例に合わせて詳しく解説をして頂いたおかげでよく分かりました。
申し合わせではなくたまたまだということですね。
読売の社説が遅れた事は私が指摘しておくべきでした。。
編集権については改めて調べてみたいと思います。

お礼日時:2007/10/26 07:48

多分、社説の扱いも「特落ち」の問題があるのではないかと感じるのですが。


http://doggyman8th.air-nifty.com/media/2004/10/p …
http://www.news.janjan.jp/media/0511/0511145134/ …

↑を踏まえますと、ある意味「申し合わせ」と言って良いのではないかと思えます。
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この回答へのお礼

返答が遅れてしまって申し訳ありません。
面白いリンク先を紹介して頂きありがとうございます。
うーん、No.4の方も回答なさっているように社説の「特落ち」はおそらくないと私も思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/26 07:36

ご指摘のように先週末に社説が出ても何らおかしくない内容でした。


社説は速報ニュースと違うので、騒動の行方を見てから書いたと言う所だと思いますが、同時に同業者を批判するからには慎重になったというのが真相ではないでしょうか。

内容は朝日は辛らつ、毎日はグループ会社なので緩い内容でした。

この回答への補足

「新聞各社と記事内で扱われている会社」でした。
失礼しました。

補足日時:2007/10/18 15:08
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かにそういった見方もできますね。
ただ、今回の内容はマスコミ他社による批判なのですが、質問で挙げたような事例は他にも(同業他社によるマスコミ批判以外でも)見受けられるのです。
具体的な例が思いつかなかったので挙げられないのが申し訳ないのですが…。

>毎日がグループ会社
新聞各社と記事内の関係を知っているかどうかでも、だいぶこちらの見方が変わってきますよね。

お礼日時:2007/10/18 15:05

 おそらく新聞サイドがある特定の人に依頼するというかたちをとっていると思いますが、ネタはおそらくその執筆者というよりも、上の人が決めるのでしょう。

理由は簡単、売れないネタを書いても新聞は売れない、新聞各社にとって今亀田家ネタは売れる要因なのでこれを逃す手はない。ですから、同じになっているのでしょう。

 この背景には、マスコミの寡占的状況があります。新聞こそ、もっとも悪質な寡占状態で、あらゆる他のメディア会社が参入するチャンスを恣意的に破壊しているのが現状。メディア同士も競争しているように見せかけていながらも、なれあいの状態です(寡占にかならず生じる構造的問題です)。
 
 なれあいになると、何が起こるかというと情報を均質的にしようとする圧力がかかります。つまり、どこの局も同じようなニュースばかり。

 この前、女の子が刺殺されましたよね。この事件、どのマスコミもみんな一緒に飛びつきました。よく考えたら、不思議なことです。全国どこの人も同じニュースを大きく取り上げるなんて。というより取り上げることができるのが奇跡。それ自体がなれあいの構造を見せています。

 これ自体、たしかに小さな事件とはいえないですが、すべてのマスコミが大々的に取り上げるほどのニュースだとは思いません。それより日本人のイラク拉致問題や国会審議をもっと問題視するほうがいいはず。
 理由は簡単、テレビは視聴率がとれないから。新聞はもっと多様ですから、こういった情報も含まれますが。
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この回答へのお礼

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1811395.html
こちらの質問によると、論説委員という人が社説を書いているようです。
上のリンク先を見る限り、論説委員自身が毎回の社説のテーマを決めているようですが、
質問で紹介したようなことがあると、誰かから題材と論点を指示されているのではないかと勘ぐりたくなります。
確かに、マスコミ全体での事件の扱い方には不思議なものを感じますね。
スキャンダラスな記事ばかり追いかけてないで国会審議などをもっと大々的に取り上げて欲しいものです。
個人的にはもうそろそろ亀田ネタはうんざりです。テレビでも新聞でも。

お礼日時:2007/10/18 15:42

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