船舶の航海日誌とか飛行機の航空日誌は簡単に破棄されてしまう位に重要度の低い書類なのですか？

いつも大変お世話になっています。

船舶の航海日誌とか飛行機の航空日誌は簡単に破棄されてしまう位に重要度の低い書類なのですか？

「新テロ特」にからめて、航海日誌や航空日誌破棄の問題が上がっています。私のような素人には両文書とも大変重要な書類であり、関係者ならばたとえ意識が無くても処分しようという気にならない位に重要な物とういう認識を持っていました。医者で言えばカルテの様な存在と思います。医者であれば患者の情報が凝縮されているカルテはたとえどんな酩酊状態に合っても処分しようという発想にならないはずです。

私には航海日誌や航空日誌もこれと同じくらいに重要な物と認識していました。今回のようにいとも簡単に破棄したという事実を聞いて両文書とも私が考える程には重要でないのかも…　と思い始めました。

船舶関係または航空関係の方実際のところを教えてください。以上宜しくお願いします。

No.1 回答者： myeyesonly 回答日時： 2007/10/22 20:41

こんにちは。

航海日誌がカルテ並に重要な物かどうか、というのは船舶関係者ではない私には判りませんが、法律で４年と決められている以上、どういう位置付けの物でも４年間は保存してなければいけません。
＃４年の根拠
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710160376. …

これを守れない、というのは、軍隊という性格の強い自衛隊において、大問題にならないはずがないと思います。
情報管理はいざという時は、兵士や国民の生死を別けますから、そういう基礎的な事がそんなずさんであると思えません。

都合が悪そうな物だから故意に処分した可能性を考えざるを得ません。

この回答へのお礼

早速回答頂きありがとう御座いました。勉強になりました。

＞都合が悪そうな物だから故意に処分した可能性を考えざるを得ません

私も回答者様同様に考えました。単に都合が悪い資料だから破棄しちゃっただけなのでは？　と思いました。そこで上記疑問が生じたのです。

「たいして重要では無いけど、法律にもあるからとりあえず取っておこう」この位の記録なら「誤って破棄」も確率的にありかな、とおもいました。

しかし回答を頂いて疑念の思いがより強くなりました。破棄された部分に何が書かれていたか知る事はできません。しかし国民の多くはこの事実を好意的には受け止めないのでは？　と感じます。

ありがとう御座いました。

お礼日時：2007/10/22 22:03

No.2 回答者： debukuro 回答日時： 2007/10/22 21:33

航海日誌は二年間船内に保存しなければなりません。

それ以後も廃船になるまで船内に保存するのが普通です。
訂正するときは線を引いて抹消しますが元の記録が読めるようにしておかなければなりません。

自衛艦は船舶法、船員法、海上衝突予防法その他の海事法規が適用されず内規に従います。
航海日誌や海図その他の記録は航海ごとに陸揚げして情報部が検閲するそうです。

この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。新しい視点を得る事ができました。

＞航海日誌は二年間船内に保存しなければなりません。それ以後も廃船になるまで船内に保存するのが普通です

航海日誌という物は、そんなに重要な記録なんですか。ほとんど船と一体、船その物じゃないですか？　「誤って破棄」なんて気軽に口に出せる様な資料ではないのですね。

誤って破棄した人間はその艦を失ったに等しいくらいのミスをしたといっても言い過ぎではない？ように感じます。場合によっては免職もアリくらいのミスなんですね。まったく知りませんでした。

ありがとう御座いました。

お礼日時：2007/10/22 22:13

No.3 回答者： lv4u 回答日時： 2007/10/22 23:06

この航海日誌の破棄問題は、インド洋のガソリンスタンドの給油量の誤りもそうですが、極めて重大な問題のようですね。

これが通るなら、現場の判断で、イロイロ憲法無視の行動をやっても、嘘の報告を行って、その嘘がバレルような資料は、「不手際で紛失した」って言っちゃえばいいことになります。

これでは、日本が中国へ公然と侵略戦争を始めたきっかけとなった謀略事件「柳条湖事件」の再発も十分考えられます。

国会議員や福田総理が指示しても、官僚たちは、その指示を無視するのが現在の日本です。こうなると、総理が命令しても、防衛省は、「我々の判断では、総理や議員の命令は、無視したほうがいい。もちろん、国民の意思なぞ、どうでもいい。いけいけぇ、突撃だあ！！」ってこともあるかしれないですね。

この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。

＞防衛省は、「我々の判断では、総理や議員の命令は、無視したほうがいい。もちろん、国民の意思なぞ、どうでもいい。いけいけぇ、突撃だあ！！」ってこともあるかしれないですね

現実味の有る話ですね。防衛省は国会（国民）なんか無視して、自分たちで勝手に判断して行動してます。

先ほど「新テロ特」が衆議院に提出されたと報道されていました。これから国会で我々国民の代表者が審議に入るのでしょう。しかしどんなに念入りに審議したって、今までの事を考えると防衛省はそんなこと無視して勝手に行動する可能性が否定できません。なんか国会の審議なんかばかばかしいですね。そうあってはいけないのですが…

ありがとう御座いました。

お礼日時：2007/10/23 21:06

No.4 回答者： debukuro 回答日時： 2007/10/23 10:23

２番ですが

一般の船舶を売却するときは航海日誌と整備記録が船価を左右するので最後まで重要な意味を持つのです。

この回答へのお礼

度々回答頂き有り難う御座います。

＞一般の船舶を売却するときは航海日誌と整備記録が船価を左右するので…

ますます航海日誌の重要性が理解できました。「誤って破棄した」なんて気楽な行動に出たやつは、世が世なら切腹ですね。

ありがとう御座いました。

お礼日時：2007/10/23 21:17